ローハン・デニス(Bahrain Merida)は、ツール・ド・スイスでエガン・ベルナル(Team Ineos)に続いて総合2位でフニッシュ。
デニスは、開幕タイムトライアルでも勝利したことで、7月6日に始まるツール・ド・フランスにも自信があると語った。
本人も驚くツール・ド・スイスでの走り
「素晴らしいツール・ド・スイスだった」
とローハン・デニスはインタービューで語っている。
「総合2位になったが、ステージで勝利することは期待していなかった。
今日のクイーンステージでは、ベルナルとの対決で2位になった。正直なところ多くの作業が舞台裏で行われていたんだ。
チームがIneosに乗っていたとき、一緒に仕事をしていたように見えたが、勝つためにできる限りのことをするつもりだった。
結果的には2位だったが、本当にチームを誇りに思うことができる」
ローハン・デニスはツールド・ド・スイスで2つのステージで表彰台を獲得。
第1ステージの個人タイムトライヤルでは、マチェイ・ボドナル(BORA – hansgrohe)と同タイムで勝利。
第7ステージでも、トップのベルナルから23秒遅れの3位を獲得。
最終ステージ第8ステージではヒュー・カーシー(EF Education First)に1分2秒遅れの2位でゴール。
「我々はステージでの勝利を狙うつもりだったが、ヒュー・カーシーは少し強すぎた」
とデニスは語った。
デニスは、ツール・ド・フランスでのステージ優勝を希望していると語っている。
「ツール・ド・フランスは、全く違うレベルだ。
何故ここまで良い走りが出来たのか自分にもはわからない…総合2位の結果に満足しており、ツールのステージを見てほしい」
2019 ローハン・デニスの成績
Champion effort, champion result. ❤️❤️ #LaVuelta18 pic.twitter.com/YYm4bQPhoS
— Melissa Dennis (@MelissaMHoskins) August 25, 2018
今年のローハン・デニスのリザルトを見てみると
昨年の世界タイムトライヤルチャンピンながら、タイムトライヤルでの優勝は今回のツール・ド・スイスのみ。
オーストラリア国内タイムトライヤル選手権でも、ルーク・ダブリッチ(Mitchelton-Scott)に22秒の差をつけられて2位に沈んでいる。
今年、総合で最も成績の良かったのは、ツアー・ダウンアンダーの総合5位が最高。
本人が、ツール・ド・スイスで総合2位になれたのを驚いているのもわかる気がする。しかし、アルプスの厳しい山岳ステージでもベルナルと並んで走れるのだから、調子が良いのだろう。
チームとしては、マチェイ・ホモリッチがエースとなりそうだ。ニバリが山岳でステージ優勝を狙い、ローハン・デニスは個人タイムトライヤルで優勝を狙いたい。
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