BORA – hansgroheのジロ・デ・イタリアのリーダーはエマヌエル・ブッフマンとなるようだ。
2019年ツールでは総合4位となっていたブッフマンは、初めてのジロ・デ・イタリアに出場となる。
だが、そうするとツール・ド・フランスに出場は出来なくなるので、誰がツールの総合リーダーになるのか疑問が湧いてくる。
ジロへの挑戦
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ブッフマンは、8月の クリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージで落車。それまで総合3位につけていただけに残念なリタイヤ。落車の影響で、2020ツールは全く走れず総合38位。
チームは、第104回ジロ・デ・イタリアのキャプテンにエマヌエル・ブッフマンを起用することを計画しているという。
私はドーフィネで、自分の好調さがわかっていた。そしてすべてが完璧に行けばグランツールで表彰台に上ることが可能であることを感じた。
だから私たちは2021年にもう1回挑戦する。それがツールになるかどうかはまだわからない。確かに2021年のツールのコースは、私には最適なコースではない。
今はまだ公式には確認されていないが、計画は一歩前進しているようだ。ブッフマンの2021シーズンの最初の大きな目標はツールではなく、ジロとなりそうだ。
ブッフマンのジロスタートはツールの解決となる
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ブッフマンがジロに出場した場合、チームはツール・ド・フランスのメンバー選出が容易になると考えられる。
仮に、ブッフマンがツールに出場すると、サガン、そしてスプリントのエースであるパスカル・アッカーマンと3人のリーダーがいることになる。
パスカル・アッカーマンは2021ツールへの出場が約束されており、除外することは出来ない。サガンはグリーンジャージを狙うので絶対出場だ。
だが、3人は異なる目標を持っているため、アシストの計画という点で、全てのバランスを取るのは、8人編成では非常に難しい。
ブッフマンがジロに出場することで、グランドツアーでの目標が明確化できる。
ツールでは、パスカル・アッカーマンのスプリント勝利と、サガンのグリーンジャージを狙うメンバー構成にすることが可能だ。あとは、プレッシャーをかけずに総合に挑戦する選手を1人か2人指名すれば良い。
例えば、若手のレナード・ケムナは、2021年にキャリア初となる3週間のツールで総合ライダーとしてプレッシャーを受けずに挑戦をすることができるだろう。
ジロは完全にブッフマンの総合に集中
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一方、ジロでは、ブッフマンのために、山岳に完全に集中したチーム編成を作ることが出来る。
ブエルタ9位のフェリックス・グロスチャートナー、ジロ8位のパトリック・コンラッド、2020年のジロ・デ・イタリアで総合3位になったウィルコ・ケルデルマンは、ブッフマンと一緒にスタートして、トップクラスの山岳カルテットを形成する可能性がある。
オリンピックを念頭に置いていても、アルデンヌクラシックとジロ・デ・イタリアのプログラムに続いて、東京に備えて休憩と高地での合宿を行うことは、クライマーにとっては理にかなっている。
上手くいけば、ほとんどのクライマーがオリンピックのメダルを獲得するチャンスになる。
7月25日の富士山周辺のように、2024年のパリ周辺にも同じような山の多いコースがあるとは思えない。
そして、ツール最終日からちょうど1週間後に行われるロードレースも、勝利を目指すには厳しいスケジュールだ。
コロナを考えると、東京五輪の検疫や入国規制は言うまでもない。また、パリに乗り込んだツールメンバーが、1週間後に日本で開催される大会に出場できなくなる可能性もある。
このことは、マキシミリアン・シャフマンがブッフマンを中心としたジロチームの一員になる可能性も示唆していると言えるだろう。
まあ、まだ詳細はわからないが、目標を明確にすることで達成も可能となるはずだ。
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