サガンは、BORA-hansgroheは2019年に最強のクラシックチームになると宣言しました。
いいライダーが揃ったので、私も準備ができていると語っています。
他チームからの移籍で過去最強の布陣になったと。
クラシックを狙えるチームメンバー
こちら2019年からの新メンバーとサガンの記者会見。
Maximilian Schachmann, Jempy Drucker, Oscar Gatto: BORA-hansgrohe heeft zich de voorbije transferperiode flink weten te versterken. Zodanig, dat kopman Peter Sagan veel vertrouwen heeft in 2019. “Ik denk dat we nog nooit zo’n sterke klassiekerploeg hebbe… https://t.co/uW6uuNV9GG pic.twitter.com/cRBKfNXD6T
— v d wel tweewielers (@WelTweewielers) 2018年12月18日
BORA-hansgroheは2018年のシーズンスタートの時点でBMCレーシングからダニエル・オスを獲得。
リクイガス時代にサガンの教育係をダニエル・オスが担当しておりサガンとの信頼関係はバツグン。
2019シーズンは
2019年にはJempy DruckerがBMCレーシングから移籍。
クラシックスペシャリストでもありスプリンターでもある。
Maximilian SchachmannがQuick-Step Floorsから移籍。
タイムトライヤルが得意。
Oscar Gattoがアスタナから移籍。
2011ジロで区間優勝。33歳。
サガンは、マヨルカで行っているBORA-hansgroheのトレーニングキャンプで、 来年のリエージュバストーニュ・リエージュとミラノ・サンレモを狙う計画を立てました。
「来年は、私たちが過去最強なクラシックチームになっていると思う 」
とサガンは語っています。
Quick-Step Floorsから移籍したSchachmannはアルデンヌ・クラシックで走る可能性が高い。
BMCレーシングから移籍したDruckerは、サガンのスプリントのリードアウトを担当する能力と経験を持っています。
そして、アスタナから移籍したOscar Gattoはサガンの以前からの友人です。このイタリア人はドイツチームに貴重な経験をもたらすことが出来るはず。
「チームは毎年アップグレードを行っており、どのようにチームが改善しているかを知ることは素晴らしいことだよ。
Gattoはチームに多くの経験をもたらし、重要な瞬間に多くの状況を管理できるやつさ。
彼が一緒にいてくれると、若いライダーに何をするか説明する必要がないんだよ。これは楽だよね。無駄なエネルギーを使わず100%リラックスして走ることが出来るよ」
ライバル クイックステップは
Are you caught up in the Christmas frenzy? Had a busy day running after gifts and decorations? Then sit down, relax and watch a brand new episode of “There’s never too much @alafpolak“. pic.twitter.com/AQg439Ncuc
— Quick-Step Cycling (@quickstepteam) 2018年12月17日
2018年にはクイックステップがクラシックでは無類の強さを誇ってました。
それが、ニキ・テルプストラがディレクトエナジーに移籍。
フェルナンド・ガリビアはUAEに。
Laurens De PlusはLottoNL-Jumboへ移籍と大幅なメンバーの入りかえ。
そして、クラシックスペシャリストであるフィリップ・ジルベールは来年の夏に37歳となる。
クイックステップが誇っていた今年の優位性は、総合的に考えると少し落ちるのではないかと思われ、来年はBORAも同等の競争力があるとサガンは考えている。
いけるんじゃないのと。
「チームにはいいメンバーが増えたんだよ。それはレースに勝利する準備ができていることを意味するね。
クイックステップは、レースで戦術を立てることができる本当に強力なチームだ。
でも私達が新しいメンバーで戦えば状況は変わるかもしれない」
とSaganは語った。
「3月と4月のレースをみないとわからないね。」
とクイックステップとの関係を尋ねられたときに彼は付け加えた。
「私は今、それに答えることができるかどうか分からないけど、クイックステップもいいメンバーが入ってたからなあ。彼らも成長するだろうしね」
過去数年間にサガンは、アムステルゴールドとフレッシュ・ワロンヌのレースをチョイスしてきました。
ただ、来シーズンの春にはリエージュ~バストーニュ~リエージュが彼のスケジュールに組み込まれています。
レーススケジュールでいくと春のクラシックシーズンの最終戦となります。
リエージュ~バストーニュ~リエージュでチームとしても経験を積まないといけないと思っている。これまで自分も走ってないしね。
フレッシュ・ワロンヌはスキップするけどパリ・ルーベのレースを走ったあとだし、やってみないとわからないね。
サガン春のクラシック最初の目標はミラノ・サンレモ
サガンの春のクラシックの最初の目標は、ミラノ・サンレモです。
イタリアのレースは長年にわたり手の届かないところにありました。
「私はミラン・サン・レモを走るけど、予測できるレースではないね。
私はベストを尽くして努力するけど、フランダースのようなレースとは違うからね。
ミラン・サン・レモの勝者のバリエーションをみてみなよ。それぞれ異なるレーススタイルで勝ったことがわかるからね。
それは私にとって特別なものだと思う」
ミラノ・サンレモの優勝者
年 | 優勝者 | 国 |
---|---|---|
2018 | ヴィンチェンツォ・ニバリ | イタリア |
2017 | ミハウ・クフィアトコフスキ | ポーランド |
2016 | アルノー・デマル | フランス |
2015 | ヨーン・デーゲンコルプ | ドイツ |
2014 | アレクサンダー・クリストフ | ノルウェー |
2013 | ゲラルト・シオレック | ドイツ |
2012 | サイモン・ジェラン | オーストラリア |
2011 | マシュー・ゴス | オーストラリア |
2010 | オスカル・フレイレ | スペイン |
引用 wikipediaより
たしかに、勝者が毎年変わっていて誰が勝つのか予測不能ですね。ワンデイレースの中では最長距離を走るこのレース。
サガンは2017年には、ミハウ・クフィアトコフスキとアラフィリップと三人で逃げました。サガンが先頭を引き続けたため、スプリント力では一番強かったサガンがミカルに敗れています。
さて、今年は誰が勝利するのか楽しみですね。
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