Bahrain Victoriousのフレッド・ライトがトレーニングキャンプを離脱

2021.12.20

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現在、ワールドツアーチームは12月のトレーニングキャンプを行っている。

12月に入り、各チームはオフを終えた選手達が2022年シーズンに向けてキャンプ地に向かっている。良く知られているのは、スペインカナリア諸島のマヨルカや、地中海沿岸のアルテア、アリカンテ、カルペなどだ。昔は、南フランスが使われていたけど、...

多くのチームはスペインでキャンプしており、Bahrain Victoriousもスペインのアルテアでキャンプ中だ。

そのキャンプのトレーニング中にフレッド・ライトが落車して鎖骨骨折している。

鎖骨骨折で手術に

🏥 Injury update:@fred_wright0 broke his right collarbone in a crash during the team training camp in Altea.

He will undergo surgery later next week.

📸 @bettiniphoto pic.twitter.com/3xknkNd5oi

— Team Bahrain Victorious (@BHRVictorious) December 19, 2021

チームは、アリカンテ州の地中海に面した村、アルテアでインターンシップを行っている。

トレーニング中にライトは転倒し、右鎖骨を骨折。今週後半に手術を受けると報告されている。手術ならば治りは早いけど、今年一杯は実走はお預けだろう。

フレッド・ライトは2019年にCCC Teamの研修生として走っていて、2020年からBahrain – McLarenと契約。

プロでの勝利はまだないけれど、ジュニアやU23、2クラスの2018Ronde de l’Oise (2.2)ではステージ優勝している。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャでグランドツアーでビュー。第15ステージではクライマーなのに4位にはいるスプリントも見せてくれた。

ブエルタ最長ステージで、ゴールが少し登っていたことでフレッド・ライトも追い込んでゴールしている。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ　今大会最長ステージで逃げきりはあるのか?

前日の第14ステージでは、最後は登りゴールとなっていたので、プリモシュ・ログリッチがステージを狙うのではないかと言われていた。だが、先を見据えた方針でチームは全く先頭を追うことがなかった。先頭集団がゴールした後に総合勢ではダン・マーティン...

今年はツール・ド・フランスにも出場。一番上のアイキャッチ画像は英国選手権ロードでベン・スゥィフトに次いで2位となった時のものだ。このレースも惜しかった。

2021英国選手権　雨のサバイバルレースを制して王者となったのは?

英国選手権も2020年はコロナで中止されている。そのためイネオスのベン・スウィフトが2年連続で英国チャンピオンのホワイトジャージを着ていた。過去10年の優勝者は 2019　ベン・スウィフト　今回出場 2018　コナー・スウィフト　今回出場...

フレッド・ライトは早く鎖骨骨折を治して、トレーニングに復帰するだろう。来シーズンのレースは決まっていないが、22歳なのでそのうちに小さなステージではエースとなることもあるはずだ。

まずは、しっかりと治して来シーズンに備えて貰いたい。

新城幸也もスペインに

現在スペインで行われているバーレーン・ヴィクトリアスのチーム合宿から、新城 @YukiyaArashiro の写真が届きました!
気温が思ったより上がらず、ちょっと寒そうですが、来シーズンのレーススケジュールもワクワクです!!
皆さんもお楽しみに～✌

photo @BHRVictorious pic.twitter.com/4GxHQujjPA

— MIWA IIJIMA　新城美和 (@iimiwa) December 16, 2021