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アンドレア・タフィーが52歳で復活?! パリ~ルーベを目指す

海外情報
https://www.velonews.com/2018/10
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1990年代に最強だった伝説のチームとなったマペイ。
バリ~ルーベでは表彰台をマペイのメンバーだけ独占するという離れ業を3回も達成。
その全ての表彰台にはアンドレア・タフィがいた。その彼が再びパリ~ルーベ指しているという。
52歳になった彼を走らせてくれるチームははたしてあるのか?
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モニュメントを3つ制覇した男

http://ysroad-maniac.com/itemblog/2014/06/2-colnago-master-x-light-mapei.html

1993年から2002年まで存在したチーム・マペイ。

1990年代に最強といわれたマペイは1996・1998・1999年にチームのメンバーだけで表彰台を独占するという快挙をなしとげた。

その、全ての表彰台に立っていたのが、アンドレア・タフィ。

 

当時のマペイには、現代のレースでは、ちょっと考えられないくらいの強さを誇ったメンバーが勢ぞろい。世界チャンピオンやらクラシックハンターがワンサカ。

  • パオロ・ベッテーニィ アルカンシェルに2回
  • ミケーレ・バルトリ
  • ヨハン・ムセウ
  • オスカル・フレイレ
  • ガルゼッリ
  • カンチェッラーラ 若い頃に在籍

今で言ったら、サガンが4人くらいいる感じのチーム。

 

アンドレア・タフィ

  • 1966年5月7日生まれの52歳
  • イタリア中央部のトスカーナ州出身。
  • 1989年Eurocarでプロデビュー。2005年引退。
  • ハンドルバーの上部を持ってガンガンと逃げるルーラータイプ。

 

クラシックレースの中でもモニュメントと呼ばれる5つのレースがある。

タフィは、このうち3レースを制しているのだ。

  • ミラノ〜サンレモ
  • ロンド・ファン・フラーンデレン
  • パリ〜ルーベ
  • リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
  • ジロ・ディ・ロンバルディア

そのうちタフィは北の地獄とよばれるパリ~ルーベで無類の強さを誇っていた。

そんな彼がパリ~ルーベに勝利してから20年。レースに復帰することを考えていると「ラ・ガゼッタ・デッロ・スポーツ」に語った。

 

This crazy idea came to me; to come back and race Paris-Roubaix again,  Twenty years after winning it. An impossible dream? Maybe, but I want to try.

 

訳すると
「この狂ったアイデアが私にやってきたんだ。カムバックしてパリ~ルーベで戦うんだ。パリ~ルーベに勝利してから20年。不可能な夢? そうかもしれないね。でも、私は試してみたいだ」

タフィはパリ~ルーベを13回走って、1999年に優勝。2回表彰台を獲得しています。
2005年に引退した後、タフィは母国のトスカーナにサイクリングツアーロッジをオープンしています。

 

ただ、ワールドチームまたは招待されたチームの1人が、貴重な7つのスタートスポットの1つを、15年近くレースしていないライダーに渡すのでしょうか?

「私を雇う人を見つけなければならない」とターフィ氏は語った。

「今年の夏、若者に囲まれたイベントでレースをしたんだけれど、私はレースのペースを握ってたのさ。そして誰かが言ったんだ。
「なぜあなたはルーベのレースに復帰しないのですか?」

タフィは、Second-Tierクラスのチームと接触していたが、WorldTourレベルのチームには到達していないと言いました。

彼はまた、彼のライセンスを再活性化し、競技会への復帰の6ヶ月前にアンチドーピング管理が可能であることについて、UCIと連絡を取っていることを確認。

「グラディエーター」闘牛士と名付けられたタフィー。

1990年代後半にマペイのスーパーチームの一員であり、1990年代に北のクラシックを支配したイタリア世代のトップスターの1人でした。

タフィは、彼が1年間に18,000kmに乗っていて、20年前に着用したレーシングジャージーはまだ合っていると言いました。

「私はこれが見世物になることを望んでいない」

と彼は言った。

「もし私がレースするなら、私は自分自身を110%捧げるだろう。 パリ~ルーベをレースするアイデア。私はすべてをやりとげてみせるさ。この不可能な使命を味わってみようと思うのさ。」
 

 現実問題として、ワンレースだけ走るというのは無理でしょうね。でも、本当に走れたら、それはそれで凄いことになると思います。
上ハンドル持って、サイクリングキャップの上を切って、サンバイザー風に走るタフィの姿。
また見てみたい。あっ、でも今はヘルメットで走らないとダメですね。

 

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