ボルタ・ア・ポルトガル第7ステージで、UAE Team Emirates – XRGのアドリア・ペリカスがプロ初勝利を飾った。
20歳のペリカスにとって待望のプロ初勝利。チームにとっても喜ばしい一日となったはずだった。
しかし、その一方でUAE Team Emirates – XRGには思いもよらない出来事が起きていた。
なんと、ユリウス・ヨハンセン、ルカ・ジャイミ、マルコス・フレイレの3人がタイムオーバーで失格となったのだ。
ユリウス・ヨハンセンは第5ステージの個人タイムトライアルを制するなど、ここまで好調な走りを見せていただけに、チームにとってはあまりにも痛い結果となった。
ユリウス・ヨハンセンがInstagramで事情を説明
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ユリウス・ヨハンセンの投稿
@voltaportugalで本当に素晴らしい日々を過ごしただけに、レースがこんな形で終わってしまったのは非常に残念です。
今日のスタートは順調でした。最初の40分間は単独で走っていましたが、その後メイン集団に捕まってしまいました。残念ながら、その後、下り坂のコーナーを1つスピードを出しすぎてしまい、完全に自分のミスで転倒してしまいました。
転倒後、残りのステージに備えて体力を温存し、安全にゴールまで走ることにしました。非常に過酷な山岳ステージであり、ロードブックには20%のタイムリミットが明記されていたため、不必要なリスクを冒す理由はありませんでした。
結局、私は後方の小さなグループに組み込まれ、チームメイトの@luca_giaimiと@marcossfreiree、そして第2ステージの優勝者である@mesapietralungaや他の数名の選手たちと一緒に走ることになりました。制限時間は45分を余裕で上回ると計算していましたが、実際には40分弱の遅れでゴールしました。
だから、すべて順調だと思っていた。
しかし、ゴール地点で制限時間が15%に変更されたと告げられるまでは。
私たち選手も、スポーツディレクターも、この変更について一切知らされていなかった。全スポーツディレクターを対象としたレース前のミーティングでさえ、その話はなかったのだ。
このような形でレースを去らなければならないのは、信じられないほど苛立たしく、残念です。特に、これからの数日間でまだまだ力を発揮できると感じていただけに。ヴォルタ・ポルトガルは私が本当に楽しみにしていたレースであり、もっと上位を目指して戦いたかったのです。
チームが素晴らしいレースを展開したこの日に、このような結果になるのはさらに奇妙な気分です。アドリア・ペリカスが素晴らしい勝利で締めくくった一方で、私たち3人は失格となってしまいました。
アドリア・ペリカス、おめでとう 💪❤️
非常に残念ですが、これが自転車競技というものです。この経験から学び、さらに強くなって戻ってきます。
残りのステージを戦うチームメイトたちに幸運を祈ります。応援しています 🇵🇹❤️ @uae_team_emirates
タイム制限をめぐる伝達不足

Image generated by Midjourney
ユリウス・ヨハンセンらは、優勝者から約40分遅れでフィニッシュすれば制限時間内に収まると考えていた。
しかし、ゴールに到着してみると、実際の制限時間は20%ではなく15%に変更されていたことを知らされる。
ユリウス・ヨハンセンは「すべて順調だと思っていた」と振り返り、この変更について選手だけでなくチームマネージャーも把握しておらず、レース前に行われた全チームのマネージャー向け説明会でも知らされていなかったと説明している。
一方、今回の騒動の後に確認されたところ、大会の競技審査員団は、制限時間を20%から15%へ短縮することを競技会の告知で事前に伝えていたことも明らかになった。
つまり、変更そのものが告知されていなかったわけではない。
問題は、その重要な変更が、実際に走る選手やチームスタッフまで十分に伝わっていなかったことだ。
わずかな認識の違いが、結果的にヨハンセンら3選手の失格につながっただけに、今回の一件はレースにおける情報伝達の重要性を改めて浮き彫りにする出来事となった。
現在、アドリア・ペリカスは総合3位。トップはアレクシス・ゲラン。Bingoal WBでも走っていた100km以上単独で逃げ切るキャリア8勝のライダーだ。
UAE Team Emirates – XRGは唯一のワールドツアーチーム。残りステージで逆転は難しいが、コンチネンタルチームのライダーに総合優勝を奪われそうだ。



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