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2021ツアー・オブ・ノルウェー第3ステージ 最強の男は誰だ?

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Photo credit: Leo-setä on VisualHunt
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アークティック・レース・オブ・ノルウェーに続く、ノルウェーでのプロレース。

ノルウェーのフィヨルドの海岸線を通るツアー・オブ・ノルウェーも綺麗な景色で有名なレースだ。

第1ステージ・第2ステージともに、イネオスのイーサン・ヘイターが2連勝。オリンピックでは、BORA – hansgroheのマシュー・ウォールズと組んでマディソンで銀メダルを獲得している。

 

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第3ステージ ヨルペラント~ヨルペラント 159.9km

第3ステージ phto tourofnorway

 

コースは海岸線を3分の1くらい走るコース。山岳ポイントは2つ。

 

  1. 2級山岳  Hjelmeland 4.8km・6.4%
  2. スプリントポイント アルデル
  3. 3級山岳     ヘッグハイム 1.6km・8.5%
  4. スプリントポイント タウ

ラスト10kmは平坦ではなく、カテゴリーのない6.9%の登りもある。スプリンターを除外したいチームはパンチャーで攻撃するだろう。

 

ワールドツアーチームの参加は7チーム。主なメンバーは

  •  UAE-Team Emirates  アレクサンダー・クリストフ
  •  BORA – hansgrohe イーデ・シュリング、ニルス・ポリッツ
  •  INEOS Grenadiers  フィリッポ・ガンナ、ベン・スウィフト
  •  Team Jumbo-Visma ヨナス・ヴィンゲゴー、ジョージ・ベネット
  •  Lotto Soudal  トーマス・デヘント、ジョン・デゲンコルプ
  •  Team DSM  マーク・ドノヴァン
  •  Trek – Segafredo マッズ・ピーダスン
  • Team NIPPO-Provence-PTS Conti 岡篤史

日本からは、岡篤史が出場。

 

逃げは5人

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

スタートからアタックがかかる。

 

ロットのネオプロ、セバスティアン・グリニャールを含む5人の逃げが速くから出来上がる。

  1. セバスティアン・グリニャール(Lotto Soudal)
  2. VERWILST Aaron(Sport Vlaanderen – Baloise)
  3. CHARMIG Anthon(Uno-X Pro Cycling Team)
  4. RAHBEK Mads(BHS – PL Beton Bornholm)
  5. FOUCHÉ James(Black Spoke Pro Cycling Academy)

 

集団は登りで分裂。15名がメイン集団よりも前にでており、イーサン・ヘイターも入っている。2分10秒差で先頭を追っている。

主なメンバーは

  • ヨナス・ヴィンゲゴー (Team Jumbo-Visma)
  • イーデ・シュリング (BORA – hansgrohe)
  • イーサン・ヘイター (INEOS Grenadiers)
  • マイク・テウニッセン (Team Jumbo-Visma)

総合上位は全て入っている。

 

2級山岳  Hjelmeland 4.8km・6.4%

逃げがKOMを通過。

  1. CHARMIG Anthon(Uno-X Pro Cycling Team) 6ポイント
  2. RAHBEK Mads(BHS – PL Beton Bornholm) 5ポイント
  3. VERWILST Aaron(Sport Vlaanderen – Baloise) 4ポイント
  4. FOUCHÉ James(Black Spoke Pro Cycling Academy) 3ポイント
  5. セバスティアン・グリニャール(Lotto Soudal) 2ポイント

 

集団は下りで一塊に戻る。

 

集団からは逃げ切りを目指してアタックがかかり続ける。ヨナス・ヴィンゲゴーにマッズ・ピーダスン、トーマス・デヘントといいメンバー。

だが、危険な逃げはことごとく潰される。

 

スプリントポイント アルデル

スプリントポイントを逃げ集団が通過。誰も争わない。

  1. RAHBEK Mads(BHS – PL Beton Bornholm) 3ポイント  3秒
  2. FOUCHÉ James(Black Spoke Pro Cycling Academy) 2ポイント  2秒
  3. セバスティアン・グリニャール(Lotto Soudal) 1ポイント 1秒

 

ヨナス・ヴィンゲゴーもアタックをかけるがすぐに捕まる。

 

メイン集団の人数は、24人。イネオスは5人。ユンボ・ヴィズマも5人と同じ人数が残っている。BORAは3人。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは抜け出したいが、厳しい登りがないと難しい。

 

Team Jumbo-Vismaのトビアス・フォスはノルウェーチャンピオンジャージを着ている。地元なので頑張りたいだろう。赤なので良く目立つ。

 

3級山岳     ヘッグハイム 1.6km・8.5%

登りで、ジョージ・ベネット、ヨナス・ヴィンゲゴーが抜け出すと、イーサン・ヘイターがチェックにはいる。

  1. ジョージ・ベネット Team Jumbo-Visma
  2. ヨナス・ヴィンゲゴー Team Jumbo-Visma
  3. イーサン・ヘイター INEOS Grenadiers

 

3人のリードは少しだけだ。すぐに捕まってしまった。登りの距離が短い。

 

集団はフィリッポ・ガンナが引き始める。

 

集団からは、次々とアタックがかかる。今度はTeam Jumbo-Vismaのクリス・ハーパーだ。

 

クリス・ハーパーの抜け出しは成功。5秒ほど集団に差をつける。先頭まで29秒だ。

 

スプリントポイント タウ

先頭は争うことなく2番目のスプリントポイントを通過。

 

クリス・ハーパーは捕まってしまった。

 

先頭は周回コースに入る。43秒のタイム差を持っている。

 

なんと、周回コースの登りでヨナス・ヴィンゲゴーが切れてしまった。第1ステージから57位と遅れており、チームのエースは総合3位のマイク・テウニッセンとなっている。

 

登りでも次々とアタックがかかるが、イネオスのイーサン・ヘイターは一人で対処する。

 

頂上手前でトレックのマッズ・ピーダスンが仕掛ける。

 

後ろを確認して、更に踏み込んでいく。

 

マッズ・ピーダスンは完全に抜け出した。

 

しかし、約10km逃げていたマッズ・ピーダスンは集団に捕まってしまう。

 

残り4kmとなって登りでアタックがかかり続ける。

 

ロットの逃げ屋、トーマス・デヘントもアタックをかける。

 

全ての逃げを封印したイネオスが先頭を固める。ラスト1kmからはフィリッポ・ガンナが集団を牽引。

 

ガンナの後ろは、チーム名とのベン・スウィフト。ガンナは残り300mまで引き続けた。

 

最後の登りスプリントで先頭に立ったのは、逃げていたマッズ・ピーダスン!

 

クリス・ハーパーは4番手にいたが、隣の選手と接触して足を止めてしまう。マッズ、ピーダスンは迫ってくるアレクサンダー・クリストフの猛追を受ける。

 

だが、マッズ・ピーダスンは先頭を譲らずゴール!

10kmに渡って逃げておいて、最後のスプリントの足も残っているのは素晴らしい。今日はマッズ・ピーダスンの日だった。

総合はイーサン・ヘイターがキープ。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第8ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 PEDERSEN Mads
Trek – Segafredo 20 30 3:49:02
2
 KRISTOFF Alexander
UAE-Team Emirates 10 18 ,,
3
 TEUNISSEN Mike
Team Jumbo-Visma 5 12 ,,
4
 HOELGAARD Markus
Uno-X Pro Cycling Team   7 ,,
5
 HAYTER Ethan
INEOS Grenadiers   4 ,,
6
 AASVOLD Kristian
Team Coop   3 ,,
7
 VAN DER SANDE Tosh
Lotto Soudal   2 ,,
8
 POLITT Nils
BORA – hansgrohe   1 ,,
9
 BEULLENS Cédric
Sport Vlaanderen – Baloise     ,,
10
 SCHELLING Ide
BORA – hansgrohe     ,,

岡篤史は51位の13分35秒遅れでゴール。

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1
 HAYTER Ethan
INEOS Grenadiers 5 11:49:44
2 2
 SCHELLING Ide
BORA – hansgrohe   0:15
3 3
 TEUNISSEN Mike
Team Jumbo-Visma   0:25
4 5 ▲1
 AASVOLD Kristian
Team Coop   0:33
5 6 ▲1
 HOELGAARD Markus
Uno-X Pro Cycling Team   ,,
6 4 ▼2
 SHAW James
Ribble Weldtite Pro Cycling   ,,
7 8 ▲1
 ERIKSSON Lucas
Riwal Cycling Team   ,,
8 7 ▼1
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo   ,,
9 9
 TRÆEN Torstein
Uno-X Pro Cycling Team   0:35
10 11 ▲1
 COMBAUD Romain
Team DSM   0:41

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 HAYTER Ethan
INEOS Grenadiers 41
2 3 ▲1
 TEUNISSEN Mike
Team Jumbo-Visma 35
3 2 ▼1
 SCHELLING Ide
BORA – hansgrohe 32
4 5 ▲1
 AASVOLD Kristian
Team Coop 28
5 6 ▲1
 HOELGAARD Markus
Uno-X Pro Cycling Team 27
6 4 ▼2
 SHAW James
Ribble Weldtite Pro Cycling 25
7 9 ▲2
 VAN DER SANDE Tosh
Lotto Soudal 23
8  
 PEDERSEN Mads
Trek – Segafredo 15
9 7 ▼2
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo 14
10 8 ▼2
 BYSTRØM Sven Erik
UAE-Team Emirates 14

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 CHARMIG Anthon
Uno-X Pro Cycling Team 22
2  
 RAHBEK Mads
BHS – PL Beton Bornholm 9
3 2 ▼1
 IWERSEN Emil Schandorff
BHS – PL Beton Bornholm 8
4 3 ▼1
 HAYTER Ethan
INEOS Grenadiers 7
5  
 VERWILST Aaron
Sport Vlaanderen – Baloise 6
6  
 FOUCHÉ James
Black Spoke Pro Cycling Academy 6
7 4 ▼3
 HJEMSÆTER Olav
Team Coop 6
8 5 ▼3
 SCHELLING Ide
BORA – hansgrohe 5
9 6 ▼3
 MERTENS Julian
Sport Vlaanderen – Baloise 5
10 7 ▼3
 FOSS Tobias
Team Jumbo-Visma 5

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo 11:50:17
2 2
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 0:17
3 3
 DONOVAN Mark
Team DSM 0:20
4 6 ▲2
 KENCH Josh
Black Spoke Pro Cycling Academy 0:39
5 7 ▲2
 WEULINK Meindert
ABLOC CT 0:49
6 5 ▼1
 FISHER-BLACK Finn
UAE-Team Emirates 0:56
7 12 ▲5
 GRIGNARD Sébastien
Lotto Soudal 10:40
8 4 ▼4
 VANHOOF Ward
Sport Vlaanderen – Baloise 13:57
9 18 ▲9
 HAYTER Leo
Team DSM 14:00
10 8 ▼2
 ONLEY Oscar
Team DSM 14:50

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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