ロット・スーダルのベテラン選手アダム・ハンセン。グランドツアー出場回数は20回を越える。
ロット・スーダルとの契約は今年いっぱいで終了し、来シーズンの契約はないことが告げられている。
39歳となっているアダム・ハンセンはワールドツアーから別れを告げて来年からは本格的にトライアスロンを目指すことを発表している。
昨年もアイアンマンを完走
アダム・ハンセンは昨年フロリダのアイアンマンを完走している。それほどランニングの練習とかしてなかったが、最後のランを3時間37分で走ったというから驚きの能力!
しかも、トライアスロン用のバイクなどレースの4日前に作ったという凄い。
アダム・ハンセンは180mmの長いクランクに、前乗りポジションで高低差の凄さも有名だが、機材も手作りする器用なライダー。
彼の手作りするシューズは100g以下の超軽量シューズだ。
昨年のアイアンマンでは、LEOMOのモーションセンサーをランニングシューズにつけてフォームを解析している。
アダム・ハンセンはLEOMOのスポンサーもついている。LEOMOは、ペダリングやフォームなどの解析が出来る機材だ。
例えば、イネオスのキャメロン・ワーフのようにトライアスロンとロードバイクを掛け持ちさせてくれるチームがあれば、ロードも続けるだろうが、その可能性は少ない。
ゲラント・トーマスとかも引退したら、トライアスロンにチャレンジしてみたいと言っているので、そういった道もありだろう。
ロードレーサーは引退すると、全く乗らなくなる人と、いつまでもスポーツを続ける人に分かれる。
アダム・ハンセンの場合には後者だ。トレーニングが好きだというのだから、身体を動かさずにはいらけない性分なのだろう。数年はアイアンマンにチャレンジしていきたいと語っている。
来シーズンには、トライアスロンで活躍するアダム・ハンセンのニュースが聞けるはずだ。
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