Team Jumbo-Vismaが衣料品スポンサーAGUとの契約を無期限に延長。このコミットメントは、少なくとも2023年末までは継続される。
AGUは2019年の初めからオランダのWorldTourチームのパートナーであり、今年からは開発チームのパートナーにもなっておりウェアとサングラスの供給を行っている。
Jumbo-VismaとAGUは、アイントホーフェン工科大学と一緒に最速のスプリントスーツの開発と最速のタイムトライアルスーツの開発のために一緒に働いたことも発表した。
昨年からスキンスーツの開発
AGUは2019年の初めにチームのウェアサプライヤーとなり、2者はすでに「スプリントスーツ」を開発している。
ロードレース中に使用するためのスキンスーツで、他のメーカーからは「スピードスーツ」と呼ばれることもある。
これは、昨年のツール・ド・フランスでマイク・テウニッセンがオープニングステージで優勝し、初のイエロージャージを獲得した際に着用していた。
新しいスキンスーツは1.3%のタイム短縮
今回のプロジェクトでは、アイントホーフェン工科大学(TUE)とその風洞とのコラボレーションでタイムトライアル用のスキンスーツを開発。
チームのタイムトライアルスペシャリスト全員にオーダーメイドされたスキンスーツが支給されることになった。
これは、トム・デュムランのようなライダーにとっては、とても重要だ。現在のスキンスーツも3番目のバージョンとなっていて完成度は高まっている。
AGUはこのパートナーシップにより、プロフェッショナルチームだけでなく、開発チームとチームの将来計画もサポートすることを示している。
ツール・ド・フランスでは、新しいスキンスーツでTTが行われる。コンマの世界で争われるTTで1.3%のタイム短縮は、大きな武器になる。
スーツの詳細と実際の効果については、ツールの時にあかされるはずだ。
コメント