アダム・イェーツとサイモン・イエーツの兄弟は、キャリアの最初の頃からミッチェルトン・スコットのためにレースをしてきた。
だが、情報に詳しいジャーナリストのダニエル・フリーベによると、兄弟は新たな冒険に乗り出すかもしれないという。
アダムがチームイネオスに
アダム・イェーツ photo adamyates7 instagram
The Cycling Podcastでは、ジャーナリストのダニエル・フリーベが兄弟の将来について語っている。
サイモンはトレック・セガフレードのスポットライトを浴びることになり、アダムはチーム・イネオスと契約する可能性があるという。
チームスカイ時代の2014年にはすでに兄弟を呼び込もうとしていただけに、数百万ドル規模の移籍についてはありえない話ではない。
ただ、問題は、アダムがチーム・イネオスでレースをする気があるのかどうかということだ。
移籍しても、グランツールでリーダーとなる保証はない。チームの厳しいリーダー争いをしなければならなくなる。
2020UAEツアーでもジュベル・ハフィート山頂ゴールでは、過去最速タイムで走っており、今シーズンは好調な滑り出しだ。
アシスト選手になるつもりはないのではないかな。
サイモン・イエーツはトレック・セガフレードが狙う
サイモン・イエーツ photo simonyatess instagram
トレック・セガフレードには現在、ヴィンチェンツォ・ニバリ、リッチー・ポート、バウケ・モレマの3人のリーダーがいる。
サイモン・イエーツは2年前のブエルタ・ア・エスパーニャをすでに制しており、2018年のジロ制覇への道も歩んでいるかに見えたが、バルドネッキアのステージで転倒してしまった。
リッチー・ポートはIsraël Start-Up Nationからのオファーもあるのかもしれないので、今シーズン末に移籍の可能性もある。
サイモン・イエーツが来れば、チームにとっては嬉しい補強となる。
ミッチェルトン・スコットがもめているのは確かだ。
チームは、スペインの財団法人マヌエラ・ファンダシオンに引き継がれるかと思われたが、最終的には契約は破棄された。
サイモン兄弟にしても、将来どうなるかわからないチームにいるよりも、新天地を目指して新たな旅をするのも悪くないだろう。
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