ニキ・テルプストラ(Team Total Direct Energie)は、6月16日にオランダのエンクハイゼンとレリスタッドの間でトレーニングを行っていた際に衝突事故で重傷を負い、ヘリコプターで病院に搬送された。
ニキ・テルプストラの負傷は深刻だが、命に別状はないと奥さんがツイートしている。
ガチョウをさけて堤防に転落
Helaas zijn de geruchten waar. Niki is vandaag hard ten val gekomen tijdens een fiets training. Hij ligt in het ziekenhuis en zal hier nog wel een paar dagen moeten blijven. Hij is niet in levensgevaar maar zal wel… https://t.co/x5ciVhreUi
— Ramona Terpstra (@ramonavdlecq) June 16, 2020
残念ながら噂は本当です。今日のニキは自転車運動中に大クラッシュ。入院しているので、あと数日はここで過ごすことになります。
彼は命の危険にさらされているわけではないが、回復するには時間が必要だろう。
と、奥さんのラモーナ・テルプストラが報告している。
3人でバイクペーサーをしていたそうだが、ガチョウが前を横切ったらしい。その後、堤防を通り抜けて溝にはまり、最終的に胸を強打した。
肺の虚脱が激しかったため、すぐには動かせる状態ではなかった。
その後、テルプストラは、ヘリコプターで病院に搬送され、医師が肺の虚脱、脳震盪、肋骨と鎖骨の骨折を確認したという。
【追記】
現在、集中治療室の中におり数日間は滞在しないといけない。
ケガに泣かされるテルプストラ
ニキ・テルプストラは2019年にQuick-Step Floorsから移籍したが、昨シーズンはケガで低迷していた。
ロンド・ファン・フラーンデレンでは頭部外傷。にツール・ド・フランスでは鎖骨骨折に肩甲骨骨折。
エースとして、チームに来たのに期待される活躍が出来ていない。2018年にはウルフパックの一員として5勝をあげたのに、移籍後の勝利はない。
ニキ・テルプストラは、コロナウイルスの影響で中断していたシーズン後半のカレンダーを修正し、再スケジュールされたツール・ド・フランス、ツール・オブ・フランダース、パリ~ルーベを中心に準備を進めていた。
だが、今回のケガでまたもベストな状態で再開後のレースにはのぞめないだろう。エースに不運が襲っている。
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