現在、Israel Start-Up Nationで走るローリー・サザーランドはかってモビスターで走っていた。
2011年にUnitedHealthcare Presented by Maxxisでブロキャリアを始めたサザーランドは多くのリーダーのアシストをつとめてきた。
2015年からMovistar Team で走ったローリー・サザーランドは二人のリーダーについてアレハンドロ・バルベルデは太陽だったと語っている。
ナイロ・キンタナと仕事するのは難しい
ローリー・サザーランドは、2015・2016年のブエルタ、2017年のジロでナイロ・キンタナと一緒に走っている。
ここでは、2017年のジロについて語っている。
ランナーとして、または彼と一緒に走っていたときのナイロは、私の意見では少し難しい。私はかなりの数のリーダーと仕事をしてきたが、彼はおそらく最も多く注文をつけてきた。要求が厳しいとは言わないけれど…。
彼はその瞬間、レースにいる。多くの情熱を持っていて自分の小さな世界に入る決意を持っている。私とはほとんど摩擦がなかったが、彼は他の同僚と言い争っていた。
私たちは仕事をしている。私たちと一緒にいて欲しい。あなた自身のチームを信じ欲しいと思う。私たちは計画に従う。私たちはあなたのためにここにいるんだから。
彼はEurosportで述べた。
最終ステージの前までナイロ・キンタナは39秒のリードで1位。だが、最後の個人タイムトライヤルで負けてトム・デュムランに次いで2位。
ローリー・サザーランドはもっとチームメイトを信じて欲しかったと。エースを勝たせるためにアシストは働く。特にこの時のチームにはバルベルデもミケル・ランダもいない。
セカンドエースがアンドレイ・アマドール(Team INEOS)でナイロ・キンタナが絶対的なエースだったのだから。
アレハンドロ・バルベルデは太陽
ローリー・サザーランドは、ナイロ・キンタナとバルベルデのリーダーシップを比較している。
モビスターでナイロと一緒に仕事をしたり、アレハンドロと仕事をしたりするのは本当に興味深いと思う。
アレハンドロは本当に私を信頼してくれた。それは昼と夜と言ってもいい。バルベルデはホイールに着いた時に、絶対に離れたくないと信じてくれており、バルベルデはあなたが連れて行った場所について行ったと言ってくれた。
彼は一緒にいることを選択し、必要な場所に連れて行ってくれると私を信頼してくれていたんだ。
彼の純粋な情熱と感情は、良いことでも悪いことでもあると思う。それが彼をとても良いライダーにする理由であり、悪いことはまた、これらの感情的な決定を実行している間に多くの時間を無駄にすることを意味するからです。懐かしいナイロ…。
つまり、バルベルデはチームメイトを信頼し盲目的についていくが、キンタナの場合には着いていくのか、自分で行くのか考えてしまい要求も多いということだろう。
全面的にチームメイトを信頼していれば、こんなことも起きないだろうがトライデント状態になってからは、更にその傾向が強くなったと言っても良い。
結局、レースは一人では勝てない。チームメイトを信頼して走り必要な所で力を爆発させないといけない。
まあ、キンタナはTeam Arkéa Samsicに移籍して正解でしたね。
ちなみにローリー・サザーランドは今シーズンまだ走っていない。あと数年のキャリアなので戦績を残していかないといけない。
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