Team Jumbo-Vismaは、7か月も前から2020年ツール・ド・フランスの出場メンバーを発表した。
最強のメンバーで構成されたチームは、ツール制覇という目標のために全力を尽くすチーム構成となっており、エーススプリンターのディラン・フルーネウェーヘンもメンバーには入っていない。
どんなメンバーでツール・ド・フランス制覇を目指すのか見てみよう。
2020ツール・ド・フランス出場メンバー
チームには、3人のリーダーを全員出場させる。
チームの意気込みをトム・デュムランがインタビューで答えている。何言ってるかわかんないけど。
Jumbo-Vismaを着ているトム・デュムランの姿もすぐに見慣れるんでしょうね。
選ばれたメンバーは、Team Jumbo-Vismaの最強メンバー。
平地はトニー・マルティンが引きまくる。山岳ではセップ・クス、ロベルト・ヘーシンク、ローレンス・デプルスがアシストでエースを引っ張る。
エーススプリンターのディラン・フルーネウェーヘンはジロ・デ・イタリアとブエルタで勝利を狙うことになる。
プリモシュ・ログリッチとトム・デュムランは、どちらもジロ・デ・イタリアをスキップして、オリンピック出場の予定だ。
ステェファン・クライスヴァイクは3人目のエース
リーダーシップの共有という考え方は、10月にトム・デュムランを含むチームリーダーがオランダでの非公開のディナーに出席するように求められたときに最初に提起されていた。
この席には、プリモシュ・ログリッチ、ステェファン・クライスヴァイク、ワウト・ファンアールト、ディラン・フルーネウェーヘンも出席しており、来年の個々の目標を明確にするように求められたという。
この席で、ディラン・フルーネウェーヘンは全てのグランドツアーで勝利を上げたいと発言しており、来年度はジロとブエルタに挑戦することが決定していたそうだ。
チームにとっても、2020ツール・ド・フランスではスプリンターステージが少なく、ディラン・フルーネウェーヘンを連れていくメリットもないので好都合だったはず。
ステェファン・クライスヴァイクは、2019年のツール・ド・フランスでも表彰台を獲得しており、2020ツールでは3人目のリーダーとしてツールに臨むことになる。
あくまで、ステェファン・クライスヴァイクが唯一のリーダーとなるのは2020ブエルタ・ア・エスバーニャだ。
強力なアシストの力で、総合優勝を飾ることも可能なはず。
ステェファン・クライスヴァイクはツールでは黄色いジャージをチームで持ち帰ることを目標に走ることになるだろう。
それは、トム・デュムランでもプリモシュ・ログリッチでも、どちらでも良いのだ。
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