長距離ライドや高強度のインターバルトレーニング、レースを終えた後、疲労した脚をどのように回復させるかはサイクリストにとって重要なテーマだ。
プロ選手がレース後に脚を覆う大きなブーツを装着している光景を見たことがある人も多いだろう。
以前、Deceuninck – Quick Stepが使用していたNormaTecも、空気圧によって脚を圧迫するリカバリーシステムだった。
今回、サイクルケア用品を展開するDynamicが発表したのは、サイクリストのために専用設計されたコンプレッションブーツDynamic Re-Legsだ。
Dynamic Re-Legs
オランダのサイクルケアブランドDynamicが発表したRe-Legsは、サイクリストのために開発されたコンプレッションブーツだ。
これまでコンプレッションブーツは、プロスポーツ選手や医療・リハビリ分野などで利用されてきた。ロードレースでも、選手がレース後に使用する姿を目にすることがある。
Dynamicは、ロードバイクの長時間走行や高強度インターバル、レースによる脚への負担に着目。サイクリストのトレーニング内容に合わせて3種類のマッサージプログラムを用意した。
5つの独立したエアチャンバーが足先から太ももまでを覆い、空気圧による圧迫と解放を繰り返す仕組みとなっている。
Re-Legsは、脚全体を5つの独立したエアチャンバーで覆う構造。
空気を送り込むことで脚を順番に圧迫し、解放することでコンプレッションマッサージを行う。
圧力は40~150mmHgの範囲で12段階に調整可能。トレーニング内容や好みに合わせて強さを選ぶことができる。
足先から太ももまでをカバーするため、長時間のライドやハードなトレーニング後の脚のケアに利用できる。
3種類のサイクリング専用マッサージモード
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Re-Legsの特徴は、サイクリストの運動内容に合わせた3種類のプログラムを搭載していること。
圧迫と解放を交互に繰り返すモード。軽めのトレーニング後や休息日に適したプログラム。
リズミカルな圧迫パターンを採用。長時間のエンデュランスライドや通常のトレーニング後の使用を想定している。
足先から太ももに向かって段階的に圧力を高めていくモード。激しいインターバルやレース後の使用を想定したプログラムだ。
トレーニングの強度や疲労の状況に応じて、プログラムを使い分けられる。
ワイヤレスで最大4時間使用可能
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Re-Legsは完全ワイヤレス設計で、使用中に電源ケーブルを接続する必要がない。
各ブーツには2,600mAhのバッテリーを搭載し、USB-Cで充電できる。1回の充電で最大4時間の使用が可能としている。
20分のセッションなら最大12回、30分なら最大8回使用できる計算だ。
操作はブーツに装着されたコントロールユニットで行い、左右のブーツを連動して制御できる。
使用時間は20~30分が推奨されており、自宅だけでなくレース会場や遠征先のホテルでも利用できる。
使用後は空気を抜いて付属のトラベルバッグに収納できるため、持ち運びにも配慮されている。
サイズはS・M・Lの3種類。購入時には股下の長さと太ももの周囲を測定して選ぶ必要がある。
公式オンラインショップでは発売時の価格として399.99ユーロ(約7万円)が表示されている。
プロ選手が使用してきたリカバリー方法
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コンプレッションブーツによるリカバリーは、今回突然登場したものではない。
2019年12月13日には、当ブログでもDeceuninck – Quick Stepが使用していたNormaTecを紹介している。
NormaTecは、医師とバイオエンジニアによって設立された企業が開発した動的コンプレッションシステム。脚にブーツを装着し、空気圧を利用して脚全体を圧迫する仕組みだ。
当時、Deceuninck – Quick StepやCCC Teamとの提携が紹介されており、レース後の回復にこうした機器が取り入れられていた。
今回のDynamic Re-Legsも同じく空気圧を利用する方式だが、サイクリングのトレーニング内容に合わせた3種類のモードを搭載している点が特徴となる。
プロ選手のようなリカバリー環境を自宅でも取り入れたいサイクリストにとって、興味深い製品といえそうだ。




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