第5ステージで見事なスプリント勝利を飾ったワウト・ファンアールト。
だが、そこから一転、ツール・オーヴェルニュ=ローヌ=アルプからのリタイアを発表した。
原因は、大会直前に行っていたTTバイクでのトレーニング中に落車して負傷した右肘だ。レース中にも痛みを訴えていたが、そこから状態が悪化し、ひどく腫れ上がってしまったためだ。
傷が治らず細菌感染の懸念も
Wout Van Aert abandons Tour Auvergne-Rhône-Alpes – Recent injury a cause for worries at Vismahttps://t.co/0z5DDPGpSs
— CyclingUpToDate (@CyclingUpToDat3) June 12, 2026
Team Visma | Lease a Bikeは、第6ステージのスタート前にワウト・ファンアールトのレース離脱を公式に発表した。
前日の第5ステージで見事に勝利を収めた彼だったが、フィニッシュ直後には「これまでの日よりも肘が痛む」と語り、特に下り区間で大きな苦痛を感じていたことを明かしていた。
スポーツディレクターのマールテン・ワイナンツによると、夜の間に圧迫包帯と氷でアイシングを施したものの、状態は好転せず、翌朝にはさらに赤みと腫れが増していたという。
「傷が全く治っていない。なぜ今週の初めより今になって急激に悪化したのか謎だ」とワイナンツは困惑した様子を見せている。
チーム内では、傷口から細菌が入り込んで感染症を引き起こしているのではないかという懸念も広がっている。
これ以上のレース続行は危険と判断され、ファンアールトは病院で詳細な医療検査を受けるために、急遽母国ベルギーへ帰国することとなった。
彼はこの春、パリ〜ルーベでの勝利の後に休養を挟み、今回のツール・オーヴェルニュ=ローヌ=アルプでレースに復帰したばかりだった。
ステージ前半は全くの不調。
第3ステージではチームタイムトライヤルで、スタートから8分で遅れてしまうほど。
第4ステージでは、逃げ集団には届かなかったけど、集団の頭をとっていた。これで復調かと思われる走り。
そして、第5ステージの勝利でコンディションが上向いていることを自ら証明した矢先のアクシデントだけに、本人やチームにとっても非常に大きな痛手となっている。
7月4日にバルセロナで開幕するツール・ド・フランスに向けて、重要なステップとなるはずだった今大会からの無念の離脱。
彼が万全な状態でグランデパールを迎えられるのか、今後の回復状況と詳しい検査結果に大きな注目が集まっている。







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