2023世界選手権女子エリートをスタートから10kmでリタイヤとなった、ルクセンブルク代表のクリスティーン・マジェラスがInstagramで不満をぶちまけ、「シマノは買わないでください」と結論付けている。
クリスティーン・マジェラスは、2016年には世界選手権6位となるなど実力者。今年もルクセンブルク選手権ロードとTTを制しており上位進出を目指していた。
何が彼女の不満を買ったのだろうか?
青い車と表現
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もし知っていたら、家にいただろう。たった10kmのレースのために、ひどい二酸化炭素排出量だ…。
2023年は怪我や病気、不運に見舞われたひどいシーズンだった。昨日もそんな一日だった。
レース序盤でのパンクは通常大きな問題ではないが、あまりに巨大なプロトン(210人)、クラッシュしたウクライナ人ライダーを乗せたチームカーN21の後方、そしてなによりニュートラル・シマノ・カーが私のホイール交換依頼を無視したことで、レースは始まる前に終わってしまった。
私は普段、物事が思い通りに進まなかったときに公然と文句を言うことはないし、とにかく物事がどう転んでいたかなんて誰にもわからないし、それは私の論点ではない。
私はただ自分のベストを尽くすだけで、それに対する報いは受ける。挑戦できた限り、失敗しても生きていける。
ただ、昨日は挑戦することさえできなかったから、すごく不公平に感じた。誰もが1号車を手にすることができるわけではないこと、他のどの国も私にサービスを提供してくれるわけではないことは承知している。
スイスは少なくとも検討してくれたことに感謝している。でも、私はいつもそういう醜い青い車がそこにあると思っていた。
しかし、どうやら彼らはただ宣伝のために存在し、すでに長すぎる車列にさらに5台以上の車を追加しているだけのようだ。
何の役にも立たないのに、なぜそこにいるんだ？
バイクを乗り換えたら、もう終わりだと思った。ヘリコプターは何マイルも離れていたし、私は車列から外れて、ライダーを降ろすためだけに戻ってきた。私は陪審員が私たちを連れ出すまで走った。
この数日間、何の結果も残せず、戦うことすらできなかったチームやスタッフに申し訳なく思っている。
この数ヶ月間、バテたアスリートのプログラムを変更したり、適応させたりと、イライラさせるような余計な仕事をしてくれたコーチに申し訳ない。私の小さなファンクラブの会長である姪には申し訳ない。
愚痴をこぼし、前向きな気持ちになれなかった家庭にも申し訳ない。私に申し訳ない。
シマノは買わないで。
女子エリートロードには、70か国以上が参加し、ルクセンブルクからは3人のライダーが参加し、そのサポート車両はウクライナからの3人のライダーと共有されていた。
だが、そのうちの1人は直前にクラッシュしており、マジェラスが彼女を救援するために車が利用できなかったことを意味している。
ただ、乗せていても、クリスティーン・マジェラスのホイール交換にかかる時間は1分もなかっただろう。
序盤の10kmならば、普通は戻ってこれる距離は十二分にある。Shimanoのサポートカーなので、当然ホイールはShimanoが用意されている。
クリスティーン・マジェラスが所属するTeam SD Worksは、SRAMのコンポにZippか、Rovalのホイールを装備していたはず。
用意されたホイールも合わなかったのかもしれない。
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