ジロ・デ・イタリアの第1週を終え、第9ステージの難関山岳ステージで4位に入った、Netcompany INEOS Cycling Teamのテイメン・アレンスマン。
一つ順位を上げて総合6位に浮上し、いよいよ彼の得意分野である個人タイムトライアルの第10ステージを迎える。
マリアローザまで5分。だが、テイメン・アレンスマンはタイムトライヤルを楽しみに待ってないという。その理由とは?
タイムトライアルは楽ではない
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2026 ジロ・デ・イタリアの個人タイムトライヤルはあまりにも長い。多分レムコ・エヴェネプールに来てもらいたかったはず。
最近のグランツールで42kmを越えたものは
- 2015年ジロ・デ・イタリア第14ステージ 59.4km
- 2014年ツール・ド・フランス第20ステージ 54.0km
- 2012年ツール・ド・フランス第19ステージ 53.5km
- 2010年ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ 46.0km
つまりジロでは11年ぶりの長距離なのだ。2025 世界選手権個人タイムトライヤルでは40.6kmで山岳もあったけれど、レムコはジェイ・ヴァインに1分14秒もの差をつけた。
今回は平坦だけど、大きく差がつくのは間違いない。風でも吹こうものならばさらにだ。
現在の上位陣の顔ぶれを見渡すと、タイムトライアルを純粋な武器としているのは総合2位のヨナス・ヴィンゲゴーくらい。
他の上位陣に対してタイム差を大きく広げられる可能性が高いため、アレンスマンがこのステージで一気にジャンプアップし、総合2位に躍り出る公算は十分にある。
ここまでの9日間について「すべてがコントロール下にある」と語る彼にとって、このタイムトライアルは表彰台争いへ向けた最大のチャンスとなる。
ここまで9日間を終えて、現在の状況をどう見ていますか。
かなり良かったと思うよ。すべてはコントロール下にあるし、チームのみんなといくつか素晴らしいステージを走れたからね。
ブロックハウスでは横風の影響で少しエネルギーを無駄にしてしまった部分もあったけど、時には仕方がないこともある。だから何も後悔はしていないし、限界まで力を出し切れたよ。
エガン・ベルナルがすでにタイムを失っている今、彼のNetcompany INEOSチームは今後どのように進んでいくのだろうか。
僕たちはレースを楽しんでいるし、毎日正しいことをしようと心がけている。それが僕にとって大きな助けになっていると思う。
もちろん、時にはストレスを感じることもあるけど、あまりストレスを溜めないようにしている。仲間と冗談を言い合ったりして、雰囲気を和やかに保つようにしているんだ。
第10ステージはいよいよ得意の個人タイムトライアルですが、意気込みを聞かせてください。
タイムトライアルを本当に楽しみに待つことなんてないと思う。とてつもない苦痛を伴うことが分かっているからね。
だから、あまり考えすぎないようにして、頭を空っぽにして、美味しいコーヒー休憩を楽しむようにしているよ。明日はいつものルーティンをこなして、あとはできる限り最高のタイムを出すだけだね。
かなりシンプルなことだと思う。もし僕がこのプロセス全体を完璧に遂行できれば、それは楽しみにすべきことだ。
でも、もしタイムトライアルについて本当にストレスを感じているなら、それは楽しみにするようなものではない。
ただ、ジロでタイムトライアルを走れるのは本当にクールなことだと思うんだ。それが楽しいと思わせてくれるね。
第10ステージで、総合上位の顔ぶれは大きくかわるはず。上位陣のクライマーは下位に沈んでいくだろうけど、ここまで大きくタイム差がついているので、どうなることやら。




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