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死を覚悟した190bpm超えの苦しみ エガン・ベルナルが語るジロの悪夢

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ジロ・デ・イタリア第4ステージで、エガン・ベルナルがコッツォ・トゥンノの上りで集団から脱落するという不可解な遅れを見せた。

Movistar Teamが全開で引いていたとはいえ、グランツール覇者らしからぬ突然の失速は多くのファンに衝撃を与えた。だが、その原因は脚の疲労ではなかったようだ。

 

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コントロール不能に陥った心臓

 

第4ステージで、Movistar Teamが上りで集団を激しく牽引していた際、ベルナルの体には異変が起きていた。

脚の疲労や筋力不足ではなく、心拍数が異常なまでに上昇し、コントロールできなくなったのだ。

およそ20分以上にわたって心拍数が190bpmを超える極限状態に陥り、限界に達した彼は集団から脱落。INEOS Grenadiersのチームメイトであるベン・ターナーが降りてきてペースメイクの救済をする事態となった。

レース後、メディアによるインタビューでエガン・ベルナルは以下のように答えている。

 

第4ステージの上りでは何が起きていたのでしょうか。非常に苦しい表情を見せていましたが。

驚いた。心拍数が極端に高くて、死ぬかと思うほどだった。

 

脚の疲労が原因ではなかったということでしょうか。

なぜそうなったのかは分からない。脚はまったく痛くなかったが、まるで車のアクセルをベタ踏みして、エンジンを限界まで空吹かししているような状態だった。

なんとか食らいつこうと全力を尽くしたが、限界に達して遅れるしかなかった。

 

激変した総合争いの行方

 

この想定外のトラブルにより、第4ステージ開始前には総合3位につけていたベルナルは、第7ステージ終了後には、一気に総合15位まで順位を下げることとなった。

 

 

第7ステージで、初の高山ステージとなりましたが、どのようなお気持ちでしょうか。今日のステージはどうでしたか。

今日は最高の日ではなかった。最初は非常に速いペースで進んだので、自分の力をコントロールしようとした。

しかし、かなり下の方から一人になってしまい、風も強かったので、そこでかなりタイムを失ったと思う。風よけを利用できなかったからだ。

 

このような過酷な状況の後、肉体的にはどのような状態でしょうか。

良い状態だ。本当のところ、普通の状態だ。最高というわけではないが、他の日よりも良い感覚なので、日ごとに良くなっていると思う。ありがとう。

 

上位陣とのタイム差も絶望的なまでに大きく開き、総合争いにおいて非常に厳しい状況に追い込まれている。

 

 

  • テイメン・アレンスマン 総合9位 5分7秒
  • エガン・ベルナル 総合15位 6分18秒
第7ステージ終了時点 

 

この結果を受け、INEOS Grenadiers内での役割変更も現実味を帯びてきた。

今後はエガン・ベルナル自身の総合順位を狙うのではなく、現在チーム内で上位につけているテイメン・アレンスマンのアシストとして、これからの厳しい山岳ステージを立ち回る可能性が高いとみられている。

予測では好調なエガン・ベルナルが表彰台の一角を占めるのではないかと言われていたけれど、予期せぬ心臓のトラブルでレースの最前列からは滑り落ちてしまう事態となってしまった。

心臓に関してはちょっと検索するだけで、多くのライダーが問題となっていることがわかる。エリア・ヴィヴィアーニ、ディエゴ・ウリッシ、サガン、あげればきりがない。

ジロ・デ・イタリア後には、検査する必要があるかもしれない。これ以上の予測はしたくない感じだ。

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