タデイ・ポガチャルが、ベルギーのレジェンド、ロジェ・デ・フラーミンク氏から受けた辛辣な批判に対し、初めて公の場でコメントした。
ポガチャルは、この批判が自分の生活やキャリアに影響を与えることはないと、冷静な姿勢を示している。
辛辣な批判
Tadej Pogacar, Roger de Vlaeminck, Eddy Merckx y una cuestión de clase – https://t.co/PxnP9PBIuE pic.twitter.com/DdhrP6QyMr
— Eurosport.es (@Eurosport_ES) November 29, 2025
何週間か前にこの記事が出た時にはスルーしていた。あまりにも時代錯誤すぎる批判のように思えて何言ってるんだと思っていたから。
その時の批判を簡単に書くと
- ポガチャルは平凡な選手だ
- エディ・メルクスと比べるなんて、何言ってるんだ
- 時代が違う
- 自分が同じ年でレースに出ていたら独走なんてさせない
まあ、とくかく凄いいいようだった。たしかに歴史上の人物で凄い経歴のサイクリストだ。
ロジェ・デ・フラーミンクは、パリ~ルーベを4度制覇。1975シクロクロス世界王者でもあり、エディ・メルクス、リック・ファンローイと共にモニュメント完全制覇者だ。
ただ、2024年にも同じようなことをしゃべっていた。
私の人生は何も変わらない
“Het kan me niet schelen. Het verandert niets in mijn leven” – Tadej Pogacar reageert voor het eerst op de keiharde kritiek van Roger De Vlaeminck https://t.co/L9Cu8qZFah
— Wielrennenuptodate (@WielrennenUTD) November 29, 2025
ロジェ・デ・フラーミンク氏のコメントは自転車界で大きな話題となった。
だけど、当の本人であるポガチャルは、自身のキャリアや精神状態に影響はないと語っている。
スロベニアのテレビ局『RTVSLO』のインタビューで、フラーミンク氏の批判について尋ねられたポガチャルは、冷静かつ簡潔に返答した。
ロジェ・デ・フラーミンク氏が、あなたの強さを認めつつも「平凡な選手だ」と発言しました。この批判を耳にして、どのように感じましたか?
正直に言って、それは私を悩ませない。私の人生で何も変わることはない。
過去の偉大なチャンピオンと比較されることについては、どう考えていますか?
彼は彼の意見を持っている。それは良いことだ。私にとって重要なのは、自分が何をしているか、そして目標に向かってどのように進んでいるかということ。
外部からの批判や意見が、あなたのトレーニングやレースへのモチベーションに影響を与えることはありますか?
全くない。私は自分のやるべきことに集中している。目標は明確だし、チームの皆が素晴らしいサポートをしてくれている。
外部の意見に気を取られている暇はない。
今後のシーズンに向けて、ファンに伝えたいことはありますか?
私はこれからも全力を尽くす。レースを楽しんで、可能な限り多くの勝利を目指すことに変わりはない。
ファンの皆さんのサポートにいつも感謝している。
タデイ・ポガチャルは、大口をたたくことない。レジェンドからの厳しい言葉に対しても一切動じることなく、自身のキャリアに対する確固たる自信と冷静さを保っている。




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