最近の車では、ダッシュカメラとリアカメラの両方を使用することが一般的になってきました。
それが、イタリアの会社BRIKOが、CEREBELLUM ONE を作成した背後にある考え方です。
ちなみにCerebellumの意味は小脳。頭脳を持ったヘルメットという意味でしょうかね。
このヘルメットでは、前後のカメラとクラッシュがあった場合の映像保存・脱水を知らせてくれる、など様々な機能が備わっている。
BRIKO CEREBELLUM ONE
Cerebellum Oneはテクノロジーとスマートフォンを組み合わせて、頭の後ろにカメラを取付け、トラフィックをグラフィックアラートのビデオとして表示する。
7つの組み込み機能は次のとおり。
BRIKO CEREBELLUM ONE ヘルメットには、2つの内蔵4K / 30fpsビデオカメラを備えており、1つは前向き、もう1つは後ろ向き。
これらからの映像は、着用者のスマートフォン上のiOS / Androidアプリにワイヤレスで送信される。
さらに、携帯電話がハンドルバーに取り付けられている場合、リアカメラからの映像をデジタルバックミラーとして使用することも出来る。
自分のライドのビデオを録画して共有することも当然可能だ。
後ろ向きのレーダーシステムは、背後から接近してくる車に警告を発する(交通量が多い場合、この機能はオフにすることも可能)。
さらに重要なことは、ヘルメットのセンサーが着用者が事故に巻き込まれたことを検出した場合、インシデントに至るまでの2分間のバッファリングされた映像が自動的に保存され、クラウドベースのサーバーにアップロードされること。
その後、そのビデオを使用して、サイクリストが過失ではなかったことを証明することにも利用出来る。
Go Proなどのカメラと同じ機能として使えますね。
さらに、事故が発生すると、位置特定されたSMSクラッシュアラートが、あらかじめ決められた連絡先リストの家族や他の人に自動的に送信される。
脱水アラート機能もあり
温度と湿度のセンサーが組み込まれており、センサーは連動して汗のレベルを推測し、いつ脱水状態になるかを予測。
携帯電話に警告アラートが送られるので、脱水になる前に助けてくれる。自分では脱水とか気づかないし、頭がボーッとなってくると忘れるので良い機能ですね!
バッテリーは、オンにした機能の数に応じて「最大4時間」の寿命がある。
充電ケーブルと、携帯電話を水平の「リアビューミラー」位置に配置するためのハンドルバーマウントが付属している。
背面に明るいLEDがあり、着用者の存在をドライバーに教えてくれる。
重量は400g。公式サイトでは、すでに購入可能となっているので、日本でも通販で買えるようになるでしょうね。
コメント