ロードバイクの情報を発信しています!

【豪快すぎる引き際】落車リタイアのアレクサンダー・クリストフが笑顔の引退!

海外情報
Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt
この記事は約3分で読めます。

大ベテランの猛者、アレクサンダー・クリストフ(Uno-X Mobility)が、現役生活に幕を下ろした。

誰もが望んだ「華々しいゴール」とは異なり、ラストレースとなったツール・ド・ランカウイの終盤で痛々しい落車に見舞われ、リタイアという形でキャリアを終えることとなってしまった。

しかし、このノルウェーのベテランは、最後の瞬間までクリストフらしい豪快さとユーモアを失っていない。

 

スポンサーリンク

突然の落車、そして同僚からの温かい敬意

 

最終ステージを前にスタート地点に姿を見せたアレクサンダー・クリストフは、バイクではなく人力車で登場。

クリストフ選手は、かつての同僚や大会関係者から温かい「最後の敬意」を受けた。 落車の詳細について尋ねられると、冷静に状況を説明。

 

 

補給地点でチームメイトと話しながらよそ見をしたとき、ちょうどアスファルトの穴に前輪が入ってしまったんだ。このレース中、他の場所の路面は最高だったのに、まさにその1メートルだけがひどかった。

ブレーキをかける間もなく転倒し、腕と腰を痛め、さらにグローブをしていなかったために手の平に怪我を負ってしまったんだ。だから、ハンドルが握れなかった。

転倒はレースの一部だ。ひどい怪我も何もしていない。このような転倒では、何かを壊してしまうかもしれないので、とても感謝している。

僕のキャリア全体では一度も骨折していないけど、もし最後のレースでそうなっていたら典型的だっただろうね(笑)

 

この言葉に、彼のキャリアを通しての不屈の精神と、物事の本質を突くユーモアが凝縮されている。

2024 ミラノ~サンレモ、2015 ロンド・ファン・フラーンデレンや、そて2018 ツール・ド・フランスのシャンゼリゼ通りでの勝利など、数々のビッグレースを制してきたクリストフ。

これからはUno-X Mobilityのライダーと一緒に走ったり、ジムに行って上半身を鍛えたいそうだ。家族とゆっくりと過ごす時間もこれでとれますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました