ロードバイクの情報を発信しています!

2025 ジロ・デ・イタリア第10ステージ プリモッシュ・ログリッチが急上昇

海外情報
Photo credit: PapaPiper on Visualhunt.com
この記事は約4分で読めます。

このジロでは第9ステージから、落車にパンクと不運にあっているプリモッシュ・ログリッチ。第10ステージのスタート前の試走でも落車。

 

暗雲が垂れ込めた感じだった。雨により第1計測でダーン・フールから30秒遅れと表示された時点でこれはどうなるのかと思われた。

しかし、雨のためにカーブで落車するよりは安全に走った結果だ。第2計測で53秒遅れ。ゴールでは1分14秒遅れのステージ17位となっている。総合順位にあまり変化はないかと思われたのだけど。

 

スポンサーリンク

ランキングは急上昇

 

ステージの結果は17位だけど、雨の中走った総合勢の中では最も良いタイムを記録。ライバルと思われるフアン・アユソーよりも20秒も良いタイムを記録した。

フアン・アユソーが膝を縫合していたこともあるだろう。

 

だが、これにより総合10位から5位までジャンプアップ。ベテランの経験が生かされた形だ。トップのアイザック・デルトロまで1分18秒差。フアン・アユソーとは53秒差まで縮めてきた。

総合優勝を狙えるランキングまで戻したと言ってよいだろう。タラレバはないけれど、雨がなければタイムはもっと良かったはず。仮想となるけど、1分は違っていたのでは。まあ、これは仕方ない。

 

試走の落車シーン 肩を打撲している

 

プリモッシュ・ログリッチのコメント

今日は良い走りができたし、自分のパフォーマンスに満足している。幸いにも、タイムトライアルの偵察走行も土砂降りの雨の中だったため、実際のタイムトライアルよりも難しかった。

本番のタイムトライアルでは、ところどころ濡れた箇所があっただけだ。乾いていた1メートルでも満足だった。これがサイクリングなんだ。

 

第9ステージでも転倒してますが、ケガの状態は?

今はバランスが取れているよ。日曜日は左側に転んだのに、今日は右側のお尻で少しひっくり返ってしまった。様子を見よう。

心臓に届かない痛みは言うまでもありません、とよく言われる。一番痛いのは、実は転倒で痛めた肩なんだけど、残りの部分については様子を見よう。

 

第11ステージには、厳しい登りがありますが、これについては?

厳しいレースになりそうだ。さらに厳しいステージに向けて、少しでも回復するのは自分次第だ。他に選択肢はない。今ここにいるんだから、このまま突き進めばいい。

まだやるべきことはたくさんある。とにかくベストを尽くす。それだけだ。

 

偵察の落車については、プリモッシュ・ログリッチ特有のジョークで話しているけど、前向きだ。

第11ステージには中盤に1級山岳サン・ペレグリーノがあり、最大勾配19%を登る。後半はそれほどでもないので総合順位が変わるほどではないはず。第16ステージの登りゴールまでに落車で痛めたケガを回復させておく必要がある。

今後、どこで総合順位に変化が現れるのか目が離せない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました