2025 パリ～ニース第4ステージ　厳しい山岳ステージでヨナス・ヴィンゲゴーは足を見せたのか?

第3ステージのチームタイムトライヤルでは、Team Visma | Lease a Bikeが力を見せつけた。

トップでゴールしたのはマッテオ・ヨルゲルソン。ヨナス・ヴィンゲゴーとは6秒差。果たして最後のゴールに向かう山岳でヨナス・ヴィンゲゴーは、スーパーアシストとなるのだろうか。

どちらがゴールを狙うのか、誰が対抗するのか注目のゴールとなる。

 

第4ステージ　ヴィシー～ラ・ロージュ・デ・ガルド　163.4 km

 

厳しそうに見えるけど獲得標高は2,737m。ゴール前までは丘陵ステージといった感じの山岳ポイントが並んでいる。

やはり、決戦は最後の登りとなる。

 

1. 山岳ポイント　Côte de Lavoine (7.6 km・4%)
2. 山岳ポイント　Côte de la Bruyère (3.9 km・4.7%)
3. 山岳ポイント　Côte de la Croix Bruyère (3.2 km・5%)
4. 山岳ポイント　Côte du Canon (3.5 km・6.5%)
5. スプリントポイント　Le Mayet-de-Montagne
6. 山岳ポイント　Côte de la Chabanne (2.7 km・5.2%)
7. 山岳ポイント　ラ・ロージュ・デ・ガルド(6.7 km・7.1%)

 

 

リーダーはTeam Visma | Lease a Bikeのマッテオ・ヨルゲルソン。

 

8人の逃げ

8人が逃げている。

1. ベン・スウィフト　 INEOS Grenadiers
2. トーマス・ガチニャール　Arkéa – B&B Hotels
3. ヴィンチェンツォ・アルパネーゼ　EF Education-EasyPost
4. アンドレアス・レックネスン　Uno-X Mobility
5. シルヴァン・モニケ　Cofidis
6. ディオン・スミス　Intermarché – Wanty
7. トーマス・ガチニャール　TotalEnergies
8. エドワード・プランカールト Alpecin-Deceuninck

 

山岳ポイント　Côte de la Croix Bruyère (3.2 km・5%)

Bahrain Victoriousのサンティアゴ・ブイトラゴが下りカーブで落車。救急車に乗り込んでいる。

 

残り58.8kmで2分56秒差。

 

 

先頭は山岳ポイントを通過。TotalEnergiesのトーマス・ガチニャールがトップ通過。

 

集団も山岳ポイントを通過。

1. トーマス・ガチニャール　TotalEnergies　3ポイント
2. ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ　EF Education-EasyPost　2ポイント
3. ティボー・ゲルナレック　Arkéa – B&B Hotels　1ポイント

 

山岳ポイント　Côte du Canon (3.5 km・6.5%)

先頭は連続して山岳に。

 

集団から INEOS Grenadiersの二人がアタック。二人共TTスペシャリストだ。

1. トビアス・フォス　 INEOS Grenadiers
2. ジョシュア・ターリング　 INEOS Grenadiers

 

2人は山岳ポイントを通過。

1. トーマス・ガチニャール　TotalEnergies　5ポイント
2. アンドレアス・レックネスン　Uno-X Mobility　3ポイント
3. エドワード・プランカールト 　Alpecin-Deceuninck　2ポイント
4. ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ　EF Education-EasyPost　1ポイント

 

パリ～ニースも雨が降ってきたためレインジャケットを着ている。

 

これは雨というより雪だ。

 

あ～、これはストップだ。

 

先頭も止められる。まずは着こまないと。

 

集団も中立化。

 

集団も完全停止。

 

マッズ・ピーダスンは、マーシャルに何か言っている。

 

皆が準備出来たら再スタートするのだろうか。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーも着こんでいる。

 

寒さに弱いジュリアン・アラフリップも震えている。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、もうサポートカーに乗り込んだ。

 

先頭は走り出している。

 

あららっ、モトバイクが落ちている。

 

現在、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのオリバー・ナーセンとTudor Pro Cycling Teamのマッテオ・トレンティンが主催者側と話しをしている。

 

ゴールは雪だけど、続けるのだろうか。みんな腕を振っている。感覚がないのだろう。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamのサポートカーはぶつかっておりレスキューがきている。路面はシャーベットのようになっているのでとても危険。

 

とりあえず下りは中立化。

 

雨がやんでいる。

 

レースディレクターがタイムギャップを維持して再スタートと言っている。

 

みんな震えている。

 

先頭はすでに再スタート。

 

集団も再スタート。

 

残り26.9km。集団とは2分10秒差。

 

スプリントポイント　Le Mayet-de-Montagne

先頭がスプリントポイントを通過。

 

先頭からUno-X Mobilityのアンドレアス・レックネスンが単独で抜け出している。

 

 

残り16.2km。集団は2分差。

 

アンドレアス・レックネスンが捕まった。

 

山岳ポイント　Côte de la Chabanne (2.7 km・5.2%)

先頭は1分9秒差。

 

集団はUAE Team Emirates – XRGが引き出す。

 

先頭が山岳ポイントを越えた。

 

残り11km。先頭は8人。

 

山岳ポイント　ラ・ロージュ・デ・ガルド(6.7 km・7.1%)

集団も最後の山岳へ。

 

先頭はジョシュア・ターリングがトビアス・フォスを引いている。

 

トビアス・フォスが発射だ。

 

残り6kmで37秒。

 

これは勝利に届くか。

 

集団はLidl – Trekのマッズ・ピーダスンが引く。

 

トビアス・フォスは残り5kmで26秒差。

 

どこまで粘れるか。

 

アンドレアス・レックネスンが捕まる。

 

続いてTotalEnergiesのトーマス・ガチニャールも捕まる。

 

マッズ・ピーダスンは引きまくりだ。

 

マッズ・ピーダスンが引き終わって、Red Bull-BORA-hansgroheのフローリアン・リポウィッツがアタック。

 

しかし、これは捕まる。

 

Movistar Teamのパブロ・カスティーリョがアタック。

 

マッテオ・ヨルゲルソンは2番手に。

 

さらに前で自分が集団を引く。

 

Bahrain Victoriousのレニー・マルティネスがアタックすると、ヨナス・ヴィンゲゴーがマーク。

 

今度はUAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダが先頭に。

 

またも、Bahrain Victoriousのレニー・マルティネスがアタック!

 

しばらく後ろにいたヨナス・ヴィンゲゴーがアタック!

 

これは決まるか。

 

レニー・マルティネスは切れない。

 

トビアス・フォスに二人が迫る。

 

残り2.1km。トビアス・フォスが捕らえられた。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーがアタック!

 

レニー・マルティネスが粘る。

 

あ～、しかしヨナス・ヴィンゲゴーが振り切った。

 

残り1.9km。ヨナス・ヴィンゲゴーが独走か。

 

残り1.5km。9秒のリードに。

 

集団はジョアン・アルメイダが引いてくる。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーがタイム差を広げられない!

 

タイム差が4秒となった。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーが捕まるのか。

 

あ～、後ろからジョアン・アルメイダがせまる。

 

ジョアン・アルメイダのスピードが凄い。

 

ジョアン・アルメイダが並ぶ。

 

なんと、ヨナス・ヴィンゲゴーが抜かれた。

 

こんなことがあるなんて。

 

 

ジョアン・アルメイダがヨナス・ヴィンゲゴーをおさえて勝利だ!

 

ジョアン・アルメイダは今シーズンの初勝利となった。

 

なによりもヨナス・ヴィンゲゴーに勝ったという事実が大きい。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、まだまだベストではないということか。この理由については別記事で。

だが、2位となりボーナスタイム6秒を獲得。総合ではマッテオ・ヨルゲルソンを5秒抜いてトップとなった。

 

リザルト

優勝したUAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダ

とても幸せだ。途中でいろいろなことが起こった…雪も降った。しかし、寒いと気分が悪くなるにもかかわらず、私たちはチームとして決して諦めなかった。

我々は本当にこの勝利に値した。登りは攻撃するには急ではないと思った。ヨナスが去ったとき、私は良い位置にいなかった。結局、彼に追いつくためにすべてを捧げなければならなかった。

ライバルとの37秒の差を埋めなければならないが、それができるでしょうか？

火曜日のチームタイムトライアルは私たちにとってあまり良い結果ではなかったが、今日は私たちがどれだけ優れているかを示した。 それは可能だと思うが、他にも多くの要因が影響するだろう。

 

第1ステージ　リザルト

総合

トップとなったのに表情の硬いヨナス・ヴィンゲゴー

ポイント賞

山岳賞

新人賞