INEOS Grenadiersのテオドール・ストームが命がけの戦いから復帰

2024.12.20

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18歳で INEOS Grenadiersと3年契約を結んでいたテオドール・ストーム。

だが、2024年シーズンに彼の走る姿をロードでみることはなかった。この理由についてテオドール・ストームが明かしている。

病院のベットに

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テオドール・ストームの投稿

長い間ご無沙汰してしまいましたが、今年起こったこと、そして最も重要なことかもしれませんが、私の将来についてお話しする準備が整いました。

そして、12月28日に私のホーム・トラックであるBallerupで開催される100km Madisonで、今年もレースに戻ります。

というのも、1月にヨーロッパのトラック選手権でマディソンに出場した直後、ギラン・バレー症候群と診断され、数ヶ月の入院を余儀なくされたからだ。

この1年は、これまでの人生で最もタフな年で、いろいろな意味で大変だった。プロのサイクリストになるという夢を達成したかと思えば、次の瞬間には命がけで戦うことになった。

一番辛い時にそばにいてくれた家族には一生感謝する。もちろん、私を支えてくれた@ineosgrenadiersにも感謝している。レースやトレーニングをしていないときでも、彼らは完全に僕の背中を押してくれた。

このすべてが理解不能に感じられたとしても、回復がとても順調で、医師が再び100％に戻ることが可能だと言ってくれたことを幸運に思う。最悪の事態を乗り越え、完全なトレーニングに戻ることができたが、まだやるべきことがある。

来シーズン、Team Lotto Kern-Hausでロードレースに復帰できることに興奮している。

この決断はINEOSとの共同作業によるもので、長期的に正しい方法でレースに復帰する助けになるだろう。グレナディアーズのトレーニングキャンプには引き続き参加し、必要なサポートはすべて受けるつもりですが、この移籍により、Team Lotto Kern-Hausでのレースに復帰することができる。

今年は私にとって超ハードな1年でしたが、明るい未来が見えている。

ギラン・バレー症候群とは

末梢神経の障害によって、力が入らない、感覚がわかりにくい、しびれるなどの症状を起こす病気です。多くの場合、発症前1ヶ月以内に風邪症状や下痢といった感染症の症状（先行感染）がみられます。わが国での発症率は年間10万人あたり1-2人で、やや男性に多い傾向があります。

重症となると死亡することもある怖い病気。

全ての年齢で発症するので若くても関係ないようだ。テオドール・ストームは、トラック競技出身。

ヨーロッパ選手権マディソンでは同胞のミケル・モルコフとタッグを組んで表彰台に上がっている。親子ほど年が離れている。

テオドール・ストームは2025年はTeam Lotto Kern-Hausで走って、2026年から INEOS Grenadiersで走ることが決定している。

まだ、19歳なのでこれからだ。