莫大な予算で次々とスター選手を獲得するチームがある一方、スポンサー探しに奔走しないといけないチームも毎年出てくる。
Arkéa – B&B Hotelsのゼネラルマネージャー、エマニュエル・ヒューバートはチームが消滅の危機に瀕していることを認めている。
大物選手の放出
« Nos équipes sont menacées de disparition, c’est un fait » : Emmanuel Hubert, manager d’Arkéa-B & B Hotels, tire la sonnette d’alarme
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Arkéa – B&B Hotelsは、2023年にワールドチームに昇格。だが、今シーズンはわずか9勝しかしていない。
さらにUCIポイント獲得順位は19位と低迷しており、このままではプロチームへの降格も覚悟しなくてはならない。こうなると、ツール・ド・フランスへの出場も厳しくなり、スポンサー離れはさらに加速する。
そして、2025年シーズンの移籍で獲得する選手は、今のところ一人もいない。この点について、GMのエマニュエル・ヒューバートは苦しい状況を告白している。
現在のチームの状況については?
現在、我々のチームは消滅の危機に瀕している。 今のところ、2025年以降のことは保証できない。契約条項がある限り、他の場所に移籍することもできる。
将来何が起こるかわからないので、リスクを冒す余裕はない。 他の会社と同じように、私はコスト削減をしなければならない。
Arkéa – B&B Hotelsの女子チームと開発チームについても同様ですか?
私は常に自信を持っているので、Arkéaと B&B Hotelsが更新しないとは言わない。だが、現時点では確信が持てない。
1年2ヶ月の保障しか残っていないのに、どうやってプロジェクトを立ち上げるのか?
誰も引きつけることができないし、ライダーたちを安心させることもできない。 今のところ、2026年はフィフティ・フィフティだ。
この不確実性のため、チームは契約継続中の高価なライダーを早々に退団させている。
現在、クレモン・シャンプッサンとヴィンチェンツォ・アルパネーゼが、2025年末まで契約を継続しているにもかかわらず、退団する可能性があることをGMは認めている。
2026年まで契約している選手は4人いるが、将来安泰とは言えない訳だ。
- ユエン・コスティウ
- ティボー・ゲルナレック
- クリスチャン・ロドリゲス
- ピエール・ティエリー
新しいスポンサー先が見つからなければ、フランスのチームは消滅の可能性があり、ライダーは移籍先を探さないといけなくなる。
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