先週はたしか雨で走れなかった。というより何週かはチーム朝練に行っていない。
今日は久々の晴れなので走れそう。少しアップしてから太田川TT区間から合流。
本日もしんがり隊長よろしく、最後尾から出て力つきてバックアタックをかける皆さまを激励しつつ走ることに徹しました。
楽をしながら走っているので、空気抵抗について調査もしてみることに。
アイキャッチ画像は、温泉チャンピオンジャージです! サインはちゃりんこ娘(*^^)v
前に4人は風がこない
いつもならば青い弾丸アタックで、ついていけなくなる馬坂も少しずつスピードが上がるとなんとかなります。
番長、温泉チャンピオン、ワインチャンピオン、メカニックチャンピオンと続く。皆昨日も100キロオーバーの走りをしているのに、何食べてんだか。
このメンバーで筒瀬峠まで。なぜ、4人前にいると楽なのか。少し研究。
風の抵抗について考える
メカニック師匠と二人で走ると、30キロでもバックアタックをかけないといけないのに、今日は40キロで丘を越えてもok。前に4人いると楽にあがれる。他人のふんどしで相撲を取るというやつですかね。
これについて考えてみると自転車の抵抗には次の3つがあるが、一番貢献しているのは間違いなく空気抵抗でしょう。
- 機材抵抗 チェーン・ギア・ハブやプーリーの抵抗
- 路面抵抗 タイヤと地面の摩擦抵抗
- 空気抵抗 物体が空気中を動くとき、進行方向に逆向きに生じる抵抗力。
機材抵抗や路面抵抗については、全く変わっていません。そこで今回は空気抵抗について調べてみました。
空気抵抗 二人の場合
空気抵抗は速度の自乗に比例して抵抗があがります。時速40キロで走った場合の空気抵抗は全抵抗のうち約90%を占める。
これは一人で走った場合のケース。これが二人になると後ろの選手は50%空気抵抗が減る。
それを数値計算ソフトのMATLABで空気抵抗を数値シミュレーションした結果がYoutubeに掲載されている。
引用 https://www.youtube.com/watch?v=CknhIhFp2pA
2人で隊列を組んだ場合、前の人にピッタリとついた方が抵抗が少ないことがわかります。 1馬身分まで離れても恩恵を受けられるようです。 ただし、2馬身離れてしまうと、先頭のカルマン渦に巻き込まれてしまいます。
先頭の人も、後ろに人がぴったりとついている場合には、背中から押される力を定常的に得られます。即ち、前の人に取っても抵抗が減る要素があることを意味します。1人で走るより、2人で走った方が先頭の人も後方の人もお得ということになります!
4人で隊列を組んだ場合、一番恩恵を受けるのは2番目の人で、それ以降の人は若干カルマン渦に巻き込まれます。
一人で走るよりも、二人のほうが楽に走れる。そして前の人も後ろに人がいることで後ろになびく流速が遅くなります。なので、背中を押してくれるようになり恩恵を得られるというのがシュミレーションで証明されているようです。
つまり、同一チームの選手が二人で逃げるのは、前も後ろも恩恵を受けて速く走れるということですね!練習でも、強い選手の後ろにツキイチで着かせて貰えれば、前を引いている選手も速く走ることが出来る! 気分だけの問題かと思ってましたが、そうではないようですね。
空気抵抗 4人の場合
シュミレーションでは、4人の場合2番目の選手が一番風の抵抗を受けないとなっている。
ですが、実走では向かい風や隊列も完全に真直ぐとはいえない。
その為に4人以上の場合、後ろのほうが前方の空気抵抗が減って有利になるのではと考えられますね。壁が大きくなると考えると理解出来そうです。
当然、前走者とはドラフティングの間隔を詰めることは必要です。
一人で走る場合のポジションについて
楽に走る時には、アップライトポジションでブレーキパッドを持って胸を大きく開いて呼吸を楽にして走るのが良いでしょう。皆さんもそうしていると思います。
しかし、こと空気抵抗で考えるとハンドル下を持ったほうが、約13%空気抵抗をおさえることが出来ます。
例えば、レースでアタックをかけて独走する場合、なるべく低い体勢のポジションを保つことは理にかなっているわけですね。
ドラフティングの時には、19%も空気抵抗がおさえられることが空洞実験から分かっています。
ハンドル下ポジションへの反論
反論と題してますけど、これは2013年、アジア選手権 U23 個人ロードレース チャンピオンの木下さんのキノフィットを受けた時に言われたことです。
下ハンドル持ったほうが空気抵抗が少なくなるので良いのではないのですか?
空気抵抗なんて、くそくらえですよ! まずは、大きなフォームで力をつけましょう! 空気抵抗を極めても、すぐに限界がきますよ
これを聞いてからは、私は向かい風の時にもあえてブラケット持って体幹を鍛えるようにしてます。なるべくです^^;
木下さんのホームページ出来てましたね。また、受けたいなあ~
一番手間のかからないと思われる空気抵抗対策
自転車乗りの間では有名なスペシャライズドの風洞実験シリーズ。
ここでは、なんと40kmで70秒タイムを短縮出来る方法を紹介されてます。
低速風洞実験で、6人測定して最高は83秒も短縮したというのだから凄いことですね。
高価なディープリムも、もういらない??
ヒゲは、40kmで1秒もかわらないけど、スネゲはそったほうがいいかも。
スネゲの長さも関係あるのかなあ~。モジャモジャだど、ひどく風をかき乱しそう(*`゚ω´)-ω-))ゥンッ!!!
これと一緒なのは、シューズですね。これも最近レースでは皆さんシューズカバーをつけて空気抵抗を減らしてますね。
峠山岳対決
来週タカハシヒルクライムレースで温泉チャンピオンと雌雄を決する番長は、信号ダッシュで猛烈な勢いで坂を駆け上る。
まあ、最後はじょじょに詰められて温泉チャンピオンにやられたそうな。でも、作戦としては悪くないですよね。色んな事を試せるのが練習です!
船まで番長独走
船へは、番長が上体を揺らしながら爆走。温泉チャンピオンを橋を渡っての平地でブッチギリ!
これは、アシストで一つ前の信号で先行していた青い弾丸が番長を45キロで引っ張りまくったからです。
そして、最後まで番長単独で独走!
P1選手合流
休憩地点の船でP1選手合流。乗り遅れたと思って峠をパスしたようです。
帰りも空気抵抗を受けずにフルーム走りでシンガリ走です。
馬坂は、タカハシゴール前対策で先頭でダッシュして山岳チームをアシスト。
太田川TT
少しずつ、人数が削られて最後は番長とP1選手と三人となり、P1選手の向かい風をもろともしない50キロ走で最後まで。しかし50キロで300m近く走ることが出来るのは凄い脚力だと思います。
どう練習したら50キロで何百メートルも走れるようになるんでしょうか?
フルーム気分で走れるのはいいのですが、はやくフレームが来て先頭交代出来るようになりたいものではあります。
DURA-ACE 9100についてのレクチャー
ここ最近行ってなかったショップにて。温泉チャンピオンとP1選手に電動DURAについてレクチャーをうけました。
- 充電は2,000K持つので毎日乗っても1カ月は大丈夫。
- 壊れたことはない。
- ワイヤーがないので調整がいらない。
- スイッチが少しの動きで変えられる。スプリンタースィッチもある
- ダンシングしながら変える事が出来る。
- 初心者には、わかりやすくて良い。
SHIMANOの営業マンかと思うほどのホメヨウでございました。ですが、私のような調整の出来ないメカオンチには良いのかなあと言った印象はうけましたね。
しかし、現実に帰ると先立つものがないことが判明。
夢がさめてしまいました(・。・)
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