ジュリアン・アラフィリップ(Decuninck-Quick-Step)は、2019ツール・ド・フランス第3ステージでマイヨジョーヌを獲得した。
2位のワウト・ファンアールト(Jumbo-Visma)に対して20秒。総合系のライダーに対しては40秒以上のリードを保っている。
選手たちは、どのように考えているのかインタビューされている。
アダム・イェーツ(Mitchelton-Scott)
「ステージ6のプロンシュ・デ・ベルフィーユでも、マイヨジョーヌをキープしているんじゃないかな。
最後は急だけれども、それほど長い山ではない。それにアラフィリップは得意だろ。
2016年のことを覚えている。自分はホワイトジャージのために走っていた。だが当時、彼はすでに厳しい山岳でも走れていたんだ」
この、ミュルーズからラ・プロンシュ・デ・ベルフィーユに至る160.5㎞のコースでは過去に大きく総合が動いている。
ラ・プロンシュ・デ・ベルフィーユの最後の登りが過去3回よりも更に厳しいコースとなっている。
登坂距離5.9㎞、平均勾配8.5%の登りを終えたあとに、未舗装の1kmが待っているのだ。
しかも、勾配24%って(^^;
最終的な決着は、最後の未舗装区間で決まる気がする。
ゲラント・トーマス(Team Ineos)
Cruising through Champagne region with the darling of France 🥂 @alafpolak 👌 #tdf2019 pic.twitter.com/G7pnSyVcG9
— Geraint Thomas (@GeraintThomas86) 2019年7月9日
「しばらく考えても、彼が維持できない理由がない。
そうなると(ステージ6の後も続けて)、彼は長い間それを続けることができる。
たぶん…まあ、多くのことが起こるだろうけど、わからない。ジュリアンはタイムトライアルまでキープするだろう」
昨年のツール・ド・フランス第20ステージの個人タイムトライヤル。
Saint-Pée-sur-Nivelle › Espelette (31k)では、3分42秒遅れの58位となっている。
ただ、今年のジュリアンのタイムトライヤルは、そんなに遅くなくてVuelta a San Juan Internacional (2.1)のStage3では優勝している。
この時の距離は12kmだ。
ツール前哨戦の クリテリウム・デュ・ドーフィネでの個人タイムトライヤルのコースがこれに良く似ていた。
同じA.S.Oの主催なので、同じようなコース設定がされていたのだ。
この時のアラフィリップは、59秒遅れの7位。距離は26.1kmなので良く似ている。
ゲラント・トーマスと現在45秒差。面白いタイム差となりそう。
ソンニ・コルブレッリ(Bahrain Merida)
My strength. #sonnygoestothetour 📸 @bettiniphoto pic.twitter.com/FlrabWOD8J
— Sonny Colbrelli (@sonnycolbrelli) 2019年7月9日
「彼は長い間それを保つことができます。第6ステージは難しいだろう。
だか、彼のことだからうまくやるだろうね。
アラフィリップは、2週目の終わりまでマイヨジョーヌをキープ出来ると思う」
ミハウ・クフィアトコフスキ(Team Ineos)
Stranger Things, @LeTour edition 😅
— Michał Kwiatkowski (@kwiato) 2019年7月8日
This episode had it’s tricky final too. Did everything to keep our leaders out of trouble and minimise the gap.
📷 @TheRealRhodri @TeamINEOS pic.twitter.com/62Wrxfy3Sj
「イエロージャージはやる気を与える。ラ・プロンシュ・デ・ベルフィーユの登りでも、うまく仕上げるはずだ。
昨日のステージのアタックをみると、とても調子が良いように見える。私個人の意見では、またアタックをしかけるんじゃないかな。
彼はツアーに勝つことができますか?
私はそうは思わないが、チームは彼に多くの時間を与えないと思う」
ゲラント・トーマスはさらに、
「彼がマイヨをキープしてくれれば集団は落ち着く。
ジャージのためにそれ以上のプレッシャーをかけていないので役に立っている」
彼らが、マイヨを望んだ時には仕事を開始するだろう。
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