2024 ツール・ド・ロマンディ プロローグの個人タイムトライヤルは驚きの結果に～

春のクラシックシーズンが終わり、ジロ・デ・イタリアの前にスイスで行われるツール・ド・ロマンディが始まる。Tour de Romandie(2.UWT)

 

過去の優勝者は

• 2023 :  アダム・イェーツ
• 2022 :  アレクサンドル・ウラソフ
  
• 2021 :  ゲラント・トーマス
  
• 2019：プリモッシュ・ログリッチ
• 2018：プリモッシュ・ログリッチ
• 2017：リッチー・ポート
• 2016：ナイロ・キンタナ
• 2015：イルヌル・ザカリン
• 2014：クリス・フルーム
• 2013：クリス・フルーム
• 2012：ブラッドリー・ウィギンス
• 2011：カデル・エヴァンス

 

プロローグ　パイェルヌ～パエルヌ 　2.28 km

 

ツール・ド・ロマンディは今年もプロローグから。初日には、ヴォー州に位置し、スイス空軍の本拠地であるパイェルヌで、2.28kmの個人タイムトライヤル。

途中には13の直角カーブとシケインがあり、ライダーにとってはかなり厳しい。

 

注目のライダーは

• UAE Team Emirates　アダム・イェーツ、ブランドン・マクナリティ、フアン・アユソー、ヤン・クリステン、パヴェル・シヴァコフ
• Team Visma | Lease a Bike　クーン・ボウマン、ヤン・トラトニク、バート・レンメン
• Soudal Quick-Step　ジュリアン・アラフリップ、カスパー・アスグリーン、ファウスト・マスナダ、マティア・カッタネオ、イラン・ファンワイルダー
• Alpecin – Deceuninck　ジャンニ・フェルメルシュ、スタン・ファントリヒト
• Lidl – Trek　テイオ・ゲイガンハート、ジュリオ・チッコーネ、ティボー・ネイス、サム・オーメン
• BORA – hansgrohe　アレクサンドル・ウラソフ、ジェイ・ヒンドレー、セルジオ・イギータ
• Team Jayco AlUla　サイモン・イェーツ、エディ・ダンバー、ルーク・プラップ
• Bahrain – Victorious　ダミアーノ・カルーゾ、エドアルド・ザンバニーニ
• INEOS Grenadiers　エガン・ベルナル、テイメン・アレンスマン、イーサン・ヘイター、カルロス・ロドリゲス、マグナス・シェフィールド
• Groupama – FDJ　ダヴィ・ゴデュ、レニー・マルティネス
• Decathlon AG2R La Mondiale Team　アンドレア・ヴェンドラーメ
• Arkéa – B&B Hotels　
• Cofidis　ギョーム・マルタン、ヘスス・エラダ
• Movistar Team　エンリク・マス、アレックス・アランブル、レミ・カヴァニャ、イバン・ソーサ
• EF Education – EasyPost　リチャル・カラパス、リゴベルト・ウラン、ジェームス・ショー
• Team dsm-firmenich PostNL
• Astana Qazaqstan Team　アレクセイ・ルツェンコ、アロルド・テハダ
• Intermarché – Wanty　ルイス・メインチェス
• Lotto Dstny　アンドレアス・クローン、トーマス・デヘント、シルヴァン・モニケ
  
• Tudor Pro Cycling Team　アルベルト・ダイネーゼ
• Q36.5 Pro Cycling Team　ダミアン・ホーゾン、ダビ・デラクラス、マッテオ・モスケッティ

 

マイケル・ザイラルド　Tudor Pro Cycling Team

マイケル・ザイランドがスタート。

 

ドリアン・ゴドンのタイムを3秒更新。2分55秒で暫定トップに。

 

これは良い記録だ。

 

ヤン・トラトニク　Team Visma | Lease a Bike

オンループ・ヘットニュースブラッド優勝のヤン・トラトニクがスタート。

 

ヤン・トラトニクは、3分1秒。

 

ヤン・クリステン　UAE Team Emirates

ヤン・クリステンは2分59秒。暫定6位。

 

エガン・ベルナル　 INEOS Grenadiers

リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでもアタックをかけていたエガン・ベルナルがスタート。

 

エガン・ベルナルは3分9秒。トップから13秒遅れ。

 

ティボー・ネイス　Lidl – Trek

ティボー・ネイスは、今シーズンの初レース。

 

ティボー・ネイスは3分。暫定10位。

 

イラン・ファンワイルダー　Soudal – Quick Step

イラン・ファンワイルダーがスタート。

 

ゴールは2分59秒で暫定8位。

 

トーマス・デヘント　Lotto Dstny

トーマス・デヘントは、3分6秒。

 

テイメン・アレンスマン　 INEOS Grenadiers

テイメン・アレンスマンがスタート。

 

テイメン・アレンスマンは、3分9秒。

 

ジェイ・ヒンドレー　BORA-hansgrohe

ジェイ・ヒンドリーがスタート。

 

ジェイ・ヒンドリーは3分4秒。

 

ジュリアン・アラフリップ　Soudal – Quick Step

骨折したまま走っていたジュリアン・アラフリップがスタート。

 

ゴールは2分57秒で暫定2位に。

 

今年は契約最終年。Cofidis、TotalEnergiesなどが狙っている。

 

リゴベルト・ウラン　EF Education-EasyPost

 

リゴベルト・ウランのスタート。新型ヘルメットだ。

 

リゴベルト・ウランは、3分5秒。

 

イーサン・ヘイター　 INEOS Grenadiers

TTスペシャリスト、イーサン・ヘイターがスタート。

 

あっと、イーサン・ヘイターはカーブで少しグリップを失い、フェンスにぶつかりそうになる。これはタイムロス。

 

これは不本意。3分10秒。

 

マティア・カッタネオ　Soudal – Quick Step

TTの得意なマティア・カッタネオがスタート。

 

マティア・カッタネオは、3分7秒。

 

アダム・イェーツ　UAE Team Emirates

前年優勝のアダム・イェーツがスタート。

 

アダム・イェーツは、3分3秒。

 

コービー・ホーセンス　Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux

2023ブエルタで落車して、膝を痛めていたコービー・ホーセンス。今シーズンの初レースだ。

 

ゴールタイムは、3分7秒。

 

カスパー・アスグリーン　Soudal – Quick Step

カスパー・アスグリーンはどうだろうか。トップタイムは、Tudor Pro Cycling Teamのマイケル・ザイラルド。誰も抜けない。

 

カスパー・アスグリーンは、3分7秒。

 

イヴォ・オリベイラ　UAE Team Emirates

イヴォ・オリベイラは、TTバイクを使って2分58秒で暫定4位

 

レミ・カヴァニャ　Movistar Team

フランスTT王者のレミ・カヴァニャがスタート。

 

レミ・カヴァニャはふるわず、3分7秒。

 

キャメロン・スコット　Bahrain Victorious

キャメロン・スコットが2分56秒。0.9秒差で暫定2位。

 

サイモン・イェーツ　Team Jayco AlUla

サイモン・イェーツがスタート。

 

サイモン・イェーツは、3分4秒。

 

ヨセフ・チェルニー　Soudal – Quick Step

昨年のプロローグで優勝したヨセフ・チェルニーがスタート。

 

ヨセフ・チェルニーは3分。

 

ブランドン・マクナリティ　UAE Team Emirates

最終走者のブランドン・マクナリティがスタート。抜けなければ、マイケル・ザイランドの優勝となる。

 

ブランドン・マクナリティは、3分6秒。

 

これにより、プロローグ優勝はTudor Pro Cycling Teamのマイケル・ザイランドとなった。これがプロでの初めての勝利だ。

マイケル・ザイランドは、Tudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレインのリードアウト役。今回はアルベルト・ダイネーゼのアシストとなる。

マイケル・ザイランドは、プロローグ優勝にリーダージャージも獲得だ。

 

リザルト

マイケル・ザイランドのコメント(レース途中のコメント)

本当にテクニカルなタイムトライアルだった。何度かコースを下見していたから、スタート時の準備は万全だった。13のコーナーがあるプロローグでは、それも重要なことだ。うまくいったし、あとは自分のタイムがどれほどのものかを待つだけだ。

アドレナリンが出れば、いつも厳しいレースになる。自分のタイムには満足しているし、最終結果にも興味がある。

好成績を収める秘訣は？

コーナーを熟知し、スピードに乗ってコーナーを抜けること。3分間の全力疾走に備えなければならないんだ。

 

ゴール後のコメント

信じられないよ。本当に信じられないよ。早めにスタートしたのに、2時間も待たされた。ストレスで人生最悪の時間だった。

自分自身のため、そしてTudor Pro Cycling Teamのために、この結果を強く望んでいた。僕たちはとてもよく働いているし、このようなことができると証明できてうれしい。彼らにこの勝利を返すことができてうれしい。

 

2位はBahrain Victoriousのキャメロン・スコット

このプロローグをとても楽しみにしていた。タイムトライアルは自分にとても合っている。可能な限りクリーンな走りを心がけたが、ここで2位になれるとは思っていなかった。

オーストラリアではクリテリウムレースで育ってきたので、短時間で爆発的な努力をすることに慣れている。努力が短ければ短いほど、本領を発揮できるんだ。

この2位は、満足できるものでしたか？

これからの数日間、僕の仕事はジロ・デ・イタリアの準備をしているダミアーノ・カルーゾをアシストすること。また、マテヴジュ・ゴヴェカルと一緒に、スプリントステージのための選手もいるんだ。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

新人賞