2024 オー・グラン・カミノ第1ステージ　ツール覇者ヨナス・ヴィンゲゴーのTTの結果は?

1933年に初開催され、2002年に一旦終了していたスペインのステージレース。

一昨年から復活して、レース名は年ごとに代わっている。

• 2022 グラン・カミノGran Camiño(2.1)
• 2023 オー・グラン・カミノ O Gran Camiño(2.1)
• 2023 オー・グラン・カミノ　ヒストリアルルート　O Gran Camiño – The Historical Route(2.1)

今年の注目は2022・2023ツール・ド・フランスを制したヨナス・ヴィンゲゴーが昨年に続いて登場することだ。

 

過去の優勝者

• 2023 ヨナス・ヴィンゲゴー
• 2022 アレハンドロ・バルベルデ

 

第1ステージ   ア・コルーニャ～ア・コルーニャ　14.8km

 

途中に1.5kmの丘のような登りがある。山岳ポイントが設定されているので、中間計測のトップタイムを出すと山岳賞だ。最後はヘラクラスの塔と呼ばれる灯台に上るコース。

現在、世界最古の灯台として、数百年にわたり多くの人々を照らしてきたこの灯台は、ユネスコの世界遺産に登録されている。下は石だ。

 

1. 4級山岳　La Coruna 　1.5km・4.7%　中間計測ポイント

 

注目のライダーは

• Team Visma | Lease a Bike　ヨナス・ヴィンゲゴー、シアン・エイテブルックス、ベン・トゥレット、ウィルコ・ケルデルマン
• Movistar Team　ルーベン・ゲレイロ、イバン・ソーサ、ウィリアム・バルタ
• INEOS Grenadiers　エガン・ベルナル、ミハウ・クフィアトコフスキ、ジョシュア・ターリング、イーサン・ヘイター、オマール・フライレ
• EF Education – EasyPost　リチャル・カラパス、ヒュー・カーシー、ニールソン・ポーレス、リゴベルト・ウラン
• Arkéa – B&B Hotels
• Groupama – FDJ　ダヴィ・ゴデュ、レニー・マルティネス

 

 

ジョナタン・カストロビエホ　 INEOS Grenadiers

スペインTT王者のジョナタン・カストロビエホ。

 

ジョナタン・カストロビエホのタイムは22分8秒とふるわず。後ろからきたTeam Visma | Lease a Bikeのヨハネス・シュトーネ＝ミテットが、20分12秒で暫定2位となる。

 

イーサン・ヘイター　 INEOS Grenadiers

カメラはイーサン・ヘイターを追う。第1計測5分42秒で暫定1位。第2計測も暫定1位。ゴールタイムは、19分42秒で暫定1位に。

 

ウィルコ・ケルデルマン　Team Visma | Lease a Bike

第1計測5分35秒。第2計測8分24秒と暫定タイムを更新。

 

ウィルコ・ケルデルマンは、イーサン・ヘイターを19秒も上回った。

 

19分24秒と断トツのタイムをたたき出している。

 

ミハウ・クフィアトコフスキ　 INEOS Grenadiers

第1計測を5分30秒とウィルコ・ケルデルマンを抜いて暫定トップに。

 

さらに第2計測も8分18秒で暫定トップ。

 

ゴールは19分35秒で暫定3位。

 

アンドレア・ピッコロ　EF Education-EasyPost

第1計測5分31秒で暫定2位。第2計測8分22秒で暫定2位。ゴールは19分30秒で暫定2位。

 

シアン・エイテブルックス　Team Visma | Lease a Bike

BORA – hansgroheからの移籍でもめたシアン・エイテブルックスが移籍後の初レースとなる。

 

第1計測6分32秒と遅いタイム。

 

途中で後続のライダーに抜かれている。どうしたのだろうか。ゴールタイムは22分を越えた。

 

リチャル・カラパス　EF Education-EasyPost

リチャル・カラパスのタイムはどうか。

 

第1計測5分53秒。ゴールは20分49秒。

 

エガン・ベルナル　 INEOS Grenadiers

スタートを待つエガン・ベルナル。

 

リチャル・カラパスに続いてゴール。20分5秒。暫定8位。

 

カルロス・カナル　Movistar Team

第1計測5分28秒と暫定トップ。

 

Euskaltel – Euskadiから今年Movistar Teamに移籍している。22歳。

 

19分31秒で暫定3位。

 

ザビエル・ミケル・アズバレン　Q36.5 Pro Cycling Team

19分20秒で暫定トップに。Euskaltel – Euskadiから2024年に移籍している。24歳のスペイン人。

 

レニー・マルティネス　Groupama – FDJ

初開催の、クラシック　ヴァールで優勝したレニー・マルティネス。

 

小柄なクライマーは、第1計測5分41秒。ゴールは19分44秒。

 

ジョシュア・ターリング　 INEOS Grenadiers

英国TT王者のジョシュア・ターリング。ジャージは2023欧州TTチャンピオンジャージだ。この時には、ワウト・ファンアールト、シュテファン・ビッセガーを破っている。

 

さあ、トップタイムをたたき出すか。

 

第1計測5分20秒で暫定1位。

 

第2計測8分9秒。暫定1位通過。

 

18分21秒と暫定トップタイムを40秒も更新。これは抜けないのでは。

 

リゴベルト・ウラン　EF Education-EasyPost

今年で引退のリゴベルト・ウランがスタート。

 

ゴールは19分47秒。

 

カルロス・ロドリゲス　 INEOS Grenadiers

ロドリゲスはTTを進化させているだろうか。

 

第1・第2計測ともに上位の記録ではなかった。

 

ゴールタイムは、20分3秒。

 

ウィリアム・バルタ　Movistar Team

2020ブエルタ第13ステージの激坂タイムトライヤルでプリモッシュ・ログリッチに1秒差で負けている。TTは得意だ。

 

第1計測5分27秒と暫定2位。第2計測も8分5秒で暫定2位。

 

ゴールは19分17秒と暫定4位。

 

ヨナス・ヴィンゲゴー　Team Visma | Lease a Bike

ヨナス・ヴィンゲゴーの今年の初レースのスタートだ。

 

タイムはカウントされないけど、当然気になるところ。

 

第1計測は6分2秒と遅い。これは完全に突風による落車を避けるためだろう。無理はしないつもりだ。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、完全に安全第一で走り切った。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーが走り終わり、ジョシュア・ターリングの優勝が決定。昨シーズンからのタイムトライヤルでは4連勝となっている。コンデションが良ければ、タイム差がついて総合で有利だったのに、これは残念。

 

リザルト

ジョシュア・ターリングのコメント

とてもうれしい。とてもハードでトリッキーなTTでした。特に最後の4kmは偵察時よりもずっと難しかった。

行きは向かい風だったのでかなりハードに走らなければならなかったが、帰りも風が強かったので簡単なポイントはなかった。下りでも大きな向かい風があった。

ジャージをチームに残したいと思う。本当にみんなが燃えているよ。カルロス・ロドリゲス、エガン・ベルナル、イーサン・ヘイターとともに、誰もが飛んでいる。我々の状態は良好で、良いチャンスがある。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞