自転車で走っていて、すぐ近くを車やトラックなどに抜かれて危険な思いをしたサイクリストは沢山いると思う。
車と平行して走らなければ良いのだけど、そんな場所ばかり走るのは難しい。
スウェーデンの交通研究所 VTI の Katja Kircherは、大型トレーラーに追い抜かれた時に、サイクリストがどのように感じるかをテストしている。
1mの間隔で通過
Last weekend we collected data on how 23 experienced road cyclists feel when being passed by a truck. We tested 50 and 80 km/h and 1 m, 1.5 m and 2 m clearance with a standard and an extra long truck. Many thanks to all volunteers and the team! pic.twitter.com/bufzhvKvm4
— Katja Kircher 🚴♀️ – @katjakircher@mastodon.nu (@KatjaKircher) April 27, 2023
実験といってもとても怖い。
ツイートの内容は、
「先週末、23人の経験豊富なロードサイクリストが、トラックに追い越されたときにどのように感じるか、データを収集しました。
時速50kmと80km、クリアランス1m、1.5m、2mで、標準トラックと超ロングトラックのテストを行いました。ボランティアの皆さん、チームの皆さん、ありがとうございました!」
この結果については、のちほど分かるらしいけれど怖いのは当たり前だろう。
今回は、テストだから安全に配慮されているだろうけれど、実際に80km/hで抜かれたら風圧で巻き込まれる場合もあるはず。
ライダーは3本ローラーの上で走っているけど、相当怖かったはず。自分ならば3本ローラーの上で走るならば参加したくない。
とても怖い実験だ。テスト結果が分かれば報告したい。
メキシコのバス会社では
Au Mexique, la ville de San Luis Potosí propose à ses chauffeurs de bus de se mettre dans la peau de cyclistes frôlés… par un bus pic.twitter.com/4BsyzmIBLo
— Creapills 💊 (@creapills) November 15, 2022
こちらのツイートでは、メキシコのバス会社のドライバーが実際にバスに抜かれた場合にどう感じるかテストしている。
これを自分で経験していたら、どれだけ怖いかはわかるはず。幅寄せもなくなるだうろし、無理な追い抜きなどもなくなるはず。
固定された自転車だからいいけど、普通自転車だったら落車してもおかしくない。
Expérience similaire avec des routiers brésiliens, ça semble efficace 😅 pic.twitter.com/pC8qtWToMp
— Aliocha_44@piaille.fr 🦓 (@Aliocha_44) November 15, 2022
こちらはブラジルでのテスト。テストとわかっていても、怖いので転げてますね。しかも、まだトラックのスピードは速くないように見える。
さらに、クラクションを鳴らされているので、もっと怖いはず。
運転免許を取る時に、このテストを全ての人がやったら、追い抜きの時に気を付けるようになるかもしれない。
サイクリストの立場は本当に弱い。鉄の塊にぶつけられると死んでしまう。また、凄いスピードで追い抜かれたりすると非常に怖い思いをすることになる。
多くの人が優しく運転してくれると良いのですけどね。
コメント
深夜の国道1号はトラック専用道路と化しています。走った事ある人は皆経験してると思うけど
特にトンネルはヤバいです。路側帯は運転手の居眠り防止?の為かギザギザ加工されてるのでロードバイクにとっては路側帯を踏むのはリスキーなので死にたくなければトラックに抜かれないように同じ速度で走らないと笑笑
あ~、これは怖いですね。特に通勤とかで乗らないといけない人は大変そう。トンネルとか普通でも怖いのにトラックがそばを走られたら恐ろしすぎですね。