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エガン・ベルナルは高速での恐怖心を克服 事故前と比べてどうなのか?

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Photo credit: Brendan A Ryan on VisualHunt
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エガン・ベルナルは、1月22日のブエルタ・ア・サンファンから2023年シーズンをスタートする。

1年前には、トレーニング中に高速でバスに衝突し、半身不随の可能性のある大けがをおってしまった。そのことを考えるとレース復帰は果たしたが、2022年はリハビリの年だったと言える。

サンファンのスタート地点に立つエガン・ベルナルの調子はどうなんだろうか。

 

恐怖心を克服

 

エガン・ベルナルがトレーニング中に大クラッシュをしてから、ほぼ1年が経った。

レース復帰はしたが、2022CROレースをキャンセルして帰国。膝のピンを抜く手術をしている。

 

その後は、ベルナルのプロトン随一ともいえる乗り込みを父親のバイクサポートを受けながら行っている。

 

だが、またも手術をオフにしている。

 

エガン・ベルナルはサンフアンの複数のメディアに対し、以下のようにコメント。

肉体的によりも精神的に困難だった。その過程で非常に困難な瞬間があった。その瞬間、サイクリングを続ける価値があるかどうか疑問に思う。しかし、前に進むことが最善の決断だった。

私はサイクリストになるために生まれてきたんだ。

今は怖くないけど、トレーニングを再開した時、不安になる瞬間があった。激しく自転車に乗って時速60kmを超えたときはいつでも、クラッシュのことを思い出す。

だが、今はもうない。私はそれを克服したと思う。忍耐強くあり、家族に感謝することを学んだ。

サンファンのレースはどうなりますか?

ブエルタ・ア・サンファンにはそれほど多くの山はないが、暑さでタフなレースになるだろう。楽しむことが一番大事。

 

あなたのコンデションは?

数年前の自分のフォームと比較するのは難しい。でも、今の気持ちはあの頃と同じだ。私は同じトレーニングをしており、うまくいっている。

言い換えれば、来年の私の予後はかなり良い。

 

ツール・ド・フランスの出場は可能ですか?

ツールに対する私の野心は、気分次第だが、現時点では気分が良く、可能な限り最善の方法でそこにいたいと思っている。レースが進み、その日が近づくにつれてわかると思う。

 

INEOS Grenadiersのメンバー

 

  • 61 エガン・ベルナル
  • 62 フィリッポ・ガンナ
  • 63 ダニエル・マルティネス
  • 64 ヨナタン・ナルバエス
  • 65 ブランドン・リベラ
  • 66 エリア・ヴィヴィアーニ

 

エリア・ヴィヴィアーニもいるけど、誰がリードアウトするのかな。1km手前からはフィリッポ・ガンナが引けるけど、最後の発射台を誰が務めるだろうか。

エガン・ベルナルのトレーニング中間のブランドン・リベラは長く契約更新の話がなかったけれど、無事に2023年シーズンもチームに在籍となっている。

サンファンでいきなりエガン・ベルナルに期待するのは酷かもしれない。レムコ・エヴェネプール、コンチネルタルチームから出場するミゲルアンヘル・ロペスもいる。

 

チームには、ダニエル・マルティネスもいるのでコンデションによっては、ベルナルはアシストとなるかもしれない。まあ、レースが始まればわかりますね。

 

 

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