Team Arkéa Samsicは、Drone Hopper – Androni Giocattoliに在籍していた、アンドリー・ポノマル(Andrii Ponomar)を獲得した。
Drone Hopper – Androni Giocattoliは、資金不足により来シーズンより、プロチームからコンチネルタルレベルに下がる。
コロンビアの、GW Bicicletas – Shimanoと合併し、2023年からGW Shimano-Sidermecとなることが発表されている。
アンドリー・ポノマルは、Drone Hopper – Androni Giocattoliのプロチームからワールドチームへの移籍となる。
1年契約
ウクライナ出身のアンドリー・ポノマルは、17歳でウクライナ選手権ロードとTTの2冠を制覇。
2019欧州ジュニア選手権ロードでも優勝。これは、2018年のレムコ・エヴェネプールに続くもので、この年代のトップクラスのライダーである証拠ともなる。
2020年には、Grand Prix Rüebliland (2.1)で第1ステージ優勝に総合優勝も飾っている。2021年2月からAndroni Giocattoli – Sidermecに所属。
3月には、チームに所属して、いきなりワールドツアーレースであるミラノ~サンレモに出場。83位で完走。2021ジロ・デ・イタリアにも19歳の若さで出場。67位で完走している。
2021年には、ウクライナ選手権ロードチャンピオン。2022年もジロ・デ・イタリアに連続して出場。
アンドリー・ポノマルは、Drone Hopper – Androni Giocattoliチームの中心メンバーの一人だった。20歳という若さでグランドツアーを2回も走っており、将来性のあるライダーなのは間違いない。
Team Arkéa Samsicは、ナイロ・キンタナ、ダニエル・キンタナ、ウィネル・アナコナ、コナー・スゥィフトなど、チームの主力メンバーが去っている。
特に、総合エースだったナイロ・キンタナが抜けた穴は埋められていない。果たして、来シーズン以降のUCIポイントの獲得は出来るのだろうか?
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