2022世界選手権に向けて各国の代表選手が次々と発表されている。
スロベニア代表には、ブエルタを回避して世界選手権に照準を合わせているタデイ・ポガチャルの名前が出ている。
だが、プリモッシュ・ログリッチとパリ~ニースを制したマテイ・モホリッチの名前がない。世界選手権を制覇するには、優秀なアシストが欠かせないがメンバー的にどうなのか。
スロベニア代表
男子ロードのメンバーは
- タデイ・ポガチャル(UAE-TeamEmirates)
- デビッド・パー(Adria Mobil)
- Jaka Primožič(Hrinkow Advarics Cycleang)
- ヤン・トラトニク(Bahrain-Victorious)
- ドメン・ノヴァク(Bahrain-Victorious)
- ヤン・ポランツ(UAE-TeamEmirates)
Bahrain Victoriousのヤン・トラトニク、ドメン・ノヴァク、UAE Team Emiratesのヤン・トラトニクは順当だろう。
デビッド・パーは、2017年から2年間Bahrain Merida Pro Cycling Teamで走っていた。だが、二人がコンチネンタルのメンバーでは心もとない。
プリモッシュ・ログリッチは、ブエルタをあのような形でリタイヤしたので当然走れないのは仕方ない。
だが、マテイ・モホリッチはどうなるだろう。マテイ・モホリッチはツール・ド・フランス以降にコロナに感染してしまった。
すでにレース復帰しているが、
- クラシカ・サンセバスチャン DNF
- グランプリ・サイクリスト・ド・ケベック 54位
- グランプリ・サイクリスト・ド・モントリオール DNF
まだ本調子とは全く言えず、アシストとしても走れないと判断されたようだ。
タデイ・ポガチャルは、グランプリ・サイクリスト・ド・モントリオールでワウト・ファンアールトをスプリントで破っている。
これは非常に大きい成果で、少人数の逃げとなった場合にはタデイ・ポガチャルにも十分にチャンスがあるということだ。
だが、それに至るまでのレースでのアシストが弱いと最後まで残るのは難しい。果たして、タデイ・ポガチャルは、世界選手権でどんな走りを見せてくれるだろう。
まあ、唯一のアシストとなりそうなのは、婚約者のウルシガ・ジガードがエリート女子と女子個人タイムトライヤル代表に選ばれたことだ。
婚約者が一緒ならば力も出るというものかもしれない。
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