レムコ・エヴェネプールが、2021ジロ・デ・イタリアに続いて2度目のグランドツアーに出場だ。
そして、ジュリアン・アラフィリップも出場が決定。Quick-Step Alpha Vinyl Teamは台風の目となるかもしれない。
レムコ・エヴェネプールをアシストするメンバーを見てみよう。
Quick-Step Alpha Vinyl Teamのブエルタメンバー
Julian &
Rémi &
Dries &
Remco &
Fausto &
Pieter &
Ilan &
LouisThe Wolfpack is ready for @lavuelta pic.twitter.com/lljfvG2nns
— Quick-Step Alpha Vinyl Team (@qst_alphavinyl) August 15, 2022
131. ジュリアン・アラフィリップ
132. レミ・カヴァニャ
133. ドリース・デヴァイナンス
134. レムコ・エヴェネプール
135. ファウスト・マスナダ
136. ピーター・セリー
137. イラン・ファンワイルダー
138. ルイス・フェルファーク
ファウスト・マスナダとルイス・フェルマークが山岳アシストとしてレムコをアシストする。平地はピーター・セリーが牽引。
レミ・カヴァニャは、いつものようにゴール前では果敢に勝利を狙うアタックをかけてくれるだろう。
レムコ・エヴェネプール
Incredible feeling to win Clásica San Sebastián for the second time!!
Huge thanks to the entire team for the amazing work today, proud to finish it off!! #TheWolfpack
Now full focus on the preparations for La Vuelta! pic.twitter.com/XKDxuLk30f
— Remco Evenepoel (@EvenepoelRemco) July 30, 2022
2021ジロの時とは大きく状況が違う。2020イル・ロンバルディアのケガからの復帰で準備レースなしで、挑んだジロでは総合2位を6ステージキープ。これには本人もビックリ。
だが、第17ステージでガードレールを越えてしまいリタイヤしてしまう。
ケガからの復帰で、体重も落としていたが、逆に爆発的なパワーがなくなった時期もあった。
2021年は元のレムコに戻る年だった。とは言いながらも8勝を上げているのは驚異的。だが、それでもワールドツアーでの勝利はなかった。
しかし、今年は全く違う。高地トレーニングで自然に絞られた身体は山岳に適応し、独走力に磨きがかかっている。
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでは、初のモニュメント獲得。走りだしたら止まらないレムコが戻ってきたと言って良い。
圧巻は、直前のクラシカ・サンセバスチャンだ。2019年にも優勝してるが、この時よりも独走の距離が9kmから45kmに伸びている。
こんな走り方をされて勝ってしまわれると、誰も太刀打ちできない。
独走力と爆発力、そして登坂での力も着実につけているレムコは、ブエルタの優勝候補として名乗りを上げて十分だろう。
あとは、暑さと安定した走りを続けられるかだけだ。
ジュリアン・アラフィリップ
Merci à tous pour vos encouragements
En route pour @lavuelta!
@GettySport pic.twitter.com/2jl6WaUzBn
— Julian Alaphilippe Officiel (@alafpolak1) August 11, 2022
アルカンシェルとして走る2年目。リエージュ〜バストーニュ〜リエージュの落車は酷かった。
フランス選手権ロードで復帰して、優勝したフロリアン・セネシャルを助けてアシスト。集団の追走を邪魔する動きを見せていた。
これならばツール・ド・フランスも出場できるかとおもわれたが、万全ではなく欠場。
続く、ツール・ド・ワロニー第1ステージから優勝。
順調に回復していると思えたのだけど、コロナのためにリタイヤとなってしまう。ツール・ド・ランでもイマイチの走りだった。
そんなジュリアンは、ブエルタを走る。ここでは、ステージハンターとして走ることになる。当然、チームをアシストする走りは随所に見せてくれるだろう。
問題は、コロナで崩したコンデションを上げられるかだけだ。
イラン・ファンワイルダー
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レムコ2世と呼ばれているイラン・ファンワイルダーは、グランドツアー初出場。
イラン・ファンワイルダーもジュリアン・アラフィリップと同じく、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュで落車している。
顎の骨が完全に砕けるという大けがを負ってしまった。
6月レースに復帰しているがツール・ド・スイスでは第8ステージの個人タイムトライヤルのカーブで落車。リタイヤするという結果に。
直前のブエルタ・ア・ブルゴスでは本来の登りの力を見せて総合5位となっている。ブエルタでは、レムコを助ける山岳アシストとして上位で顔を見れそうだ。
イラン・ファンワイルダーも、将来の山岳アシストの切り札としてレムコを助けるようにならないといけない。まずは足掛かりとなるブエルタ出場だ。
コメント
レムコ?レコム?名前違いが混在しているようです。
教えていただき大変ありがとうございます!
また、気付いたら教えて下さい<(_ _)>