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2022 ジロ・デ・イタリア第6ステージ 3度目のスプリンターステージを勝ち取ったのは?

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Photo credit: kitmasterbloke on Visualhunt
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昨日の第5ステージでは、マーク・カヴェンディシュとカレブ・ユアンが登りで落とされるという事態が発生。

二人が同じタイミングで遅れたのならば、二つのチームが合体して追うことも出来ただろう。だが、両者も2分のタイム差がありお互いのチームが協力できることはなかった。

Quick-Step Alpha Vinyl Teamは、この先のステージを考えて追走を止めている。燃やし尽くして追いついてもトレインも作れないし。

ゴールスプリントでは、フェルナンド・ガビリアがメカトラで怒り爆発。ビニヤム・ギルマイは2回もフェンス際に追いこまれてスプリント出来ず。

この第6ステージでは、昨日のように登りで二人を置き去りにする作戦は使えないだろう。ゴールまでの距離も長いので典型的なスプリンターステージとなるのでは。

登りで落とされた二人は、今度こそスプリント対決に参加できるはずだ。

 

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第6ステージ  パルミ~スカレア 192km

コースマップ photo giroditalia

 

第6ステージでは、初めてイタリア本土でレースが行われる。

ゴールのスカラを訪れたのは2000年が最後。パルミからのスタート直後、この日唯一の上りに。

ヴィボ・ヴァレンティアの空港までの上りは全長17.5km、平均勾配は2.7%。急な勾配もあるけど、昨日のようなことはないだろう。

逃げ集団がリードを奪い、それを拡大するための理想的な踏み台になるはず。

登りきったところから、ゴールまで約160km。この後、ティレニア海沿いの海岸道路を北上し、途中2回のスプリントが行われる。

最初のスプリントは40km地点、2回目のスプリントはゴールから45km。

 

コースプロフィール photo giroditalia

 

フィナーレでは、登りとは言えない小さな起伏のある平坦なルートを走ることになる。プロトンは海沿いの広い道路を進み、スカラでフィニッシュする。

最後の数キロはカーブもなく、スプリンターには最適なステージだ。

 

  1. 4級山岳ポイント ヴィボ・ヴァレンティア空港   4.1km・3.7%
  2. スプリントポイント Francavilla di Sicilla
  3. スプリントポイント  Guardia Piemontese Marina

 

スタート前

TIZ-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

ステージ優勝したアルノー・デマールは、昨日のゴール後からインタビューは超ご機嫌。今日は、カレブ・ユアンもマーク・カヴェンディシュもスプリントに参加するだろうから、ライバルは多い。

 

マーク・カヴェンディシュは、来年も走るけどQuick-Step Alpha Vinyl Teamではないみたい。ジロも走りたいけど、やっぱり記録のかかっているツールを走りたいのでしょうね。

 

第1ステージは落車。昨日は、登りで遅れて全くスプリントに参加出来ていないカレブ・ユアン。今日はチャンスを掴みたいと。

 

  

今シーズン限りで引退を発表したヴィンチェンツォ・ニバリにもインタビューが集まる。

 

Lotto Soudalのトーマス・デヘントとIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxのアイメ・デヘント

同じ、デヘントでベルギー人だけど、親戚でもなんでもない。名前が似ているだけだ。アイメ・デヘントは1勝。トーマス・デヘントは16勝している。

 

INEOS Grenadiersのリチャル・カラパスだけど、第5ステージからゴールド仕様のバイクに戻っている。平地はこちらで走るようですね。

 

快晴。23℃。今日の4賞ジャージは

  • 総合 フアン・ロペス Trek-Segafredo
  • ポイント賞 アルノー・デマール Groupama – FDJ
  • 山岳賞 レナード・ケムナ BORA-hansgrohe
  • 新人賞 マウリ・ファンセヴェナント Quick-Step Alpha Vinyl Team

 

 

オフィシャルスタートになっても、本気で逃げる選手はなし。

 

Lotto Soudalが先頭にならんでフタをする。

 

Jumbo-Vismaのパスカル・エーンクホーンとTrek-Segafredoのバウケ・モレマがアタックのフリをして笑ってすぐに集団に戻る。

 

先頭は、トーマス・デヘントとドリース・デポンドが並んでしゃべりながら走る。昨日もずっとハイスピードだったので今日はお休みの日だ。

 

カレブ・ユアンも集団先頭まできてトーマス・デヘントとしゃべりながら走行。その後ろはマーク・カヴェンディシュだ。

 

ゴールまで169kmでEOLO-Kometaのディエゴ・ローザがアタック!

 

4級山岳ポイント ヴィボ・ヴァレンティア空港   4.1km・3.7%

ディエゴ・ローザは残り160kmで4分のタイム差。どこまで逃げれるかな。ディエゴ・ローザは、今年Team Arkéa SamsicからEOLO-Kometaに移籍。

 

ディエゴ・ローザは、タイム差4分57秒で4級山岳を通過。

 

集団は山岳賞のレナード・ケムナが先頭通過。

  1. ディエゴ・ローザ EOLO-Kometa 3ポイント
  2. レナード・ケムナ BORA-hansgrohe 2ポイント
  3. トーマス・デヘント Lotto Soudal 1ポイント

 

スプリントポイント Francavilla di Sicilla

ディエゴ・ローザが1回目のスプリントポイント通過。

 

おっ、今日はDrone Hopper – Androni Giocattoliは3人で攻撃だ。

  1. 85. シモーネ・ラバネッリ Drone Hopper – Androni Giocattoli
  2. 86. エドゥアルド・セプルベダ Drone Hopper – Androni Giocattoli
  3. 87. フィリッポ・タリアーニ Drone Hopper – Androni Giocattoli

 

追走の3人がスプリントポイントを通過。

 

ポイント賞のアルノー・デマールが、ビニヤム・ギルマイに抜かれて6位通過。

  1. ディエゴ・ローザ EOLO-Kometa 12ポイント
  2. フィリッポ・タリアーニ Drone Hopper – Androni Giocattoli 8ボイント
  3. エドゥアルド・セプルベダ Drone Hopper – Androni Giocattoli 6ポイント
  4. シモーネ・ラバネッリ Drone Hopper – Androni Giocattoli 5ポイント
  5. ビニヤム・ギルマイ Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 4ポイント
  6. アルノー・デマール Groupama – FDJ 3ポイント
  7. ミケル・モルコフ Quick-Step Alpha Vinyl Team  2ポイント
  8. ジャコモ・ニッツォーロ Israel – Premier Tech 1ポイント

 

あらら、Drone Hopper – Androni Giocattoliの3人は追走をあきらめた。Lotto Soudalがゆるさなかった。ポイントが欲しかっただけみたいだ。

 

ロマン・バルデは、元チームメイトのミカル・シュレルとおしゃべり。

 

残り116kmでタイム差4分36秒。食べないと走れない。

 

Groupama – FDJの先頭交代要員は、クレマン・デイヴィー。2020年に開発チームからテスト生として走っており、2021年からワールドチームに昇格している。

 

マーク・カヴェンディシュは、リッチー・ポートとおしゃべり。

 

ゴールドバイクに戻したリチャル・カラパスは、EF Education-EasyPostのヨナタン・カイセドとおしゃべり。二人は同じコロンビア出身。

 

スプリントポイント  Guardia Piemontese Marina

ディエゴ・ローザがスプリントポイントを通過。

 

Drone Hopper – Androni Giocattoliがスプリントポイントを狙いにスーっと前に出る。

  1. ディエゴ・ローザ EOLO-Kometa 3秒
  2. フィリッポ・タリアーニ Drone Hopper – Androni Giocattoli 2秒
  3. レナード・ケムナ BORA-hansgrohe 1秒

 

残り35kmを切って、ディエゴ・ローザの後ろに集団が見えてきた。

 

残り28.9kmで7秒差。ディエゴ・ローザは、足を緩めている。

 

ディエゴ・ローザは吸収された。長い旅の終わりだ。

 

残り8.4km。各チームがスプリンターを守って位置取りを開始。

 

ラスト1kmを切って、Israel – Premier Tech、Groupama – FDJ、Quick-Step Alpha Vinyl Teamがトレインを組む。

 

Groupama – FDJのトレインが最前列だ。

 

Groupama – FDJは、まだアルノー・デマールの前に二人リードアウトがいる。

 

ジャコポ・グアルニエーリがアルノー・デマールをリードアウト。

 

危ない!   フェルナンド・ガビリアがケース・ボルと接触だ。二人はギリギリで落車しなかったがガビリアは悔しがる。

 

マーク・カヴェンディシュが先頭だ。後ろから、カレブ・ユアン、アルノー・デマール、ビニヤム・ギルマイが追い込む。

 

 

マーク・カヴェンディシュは、ゴール前で失速だ。向かい風がある。

 

カレブ・ユアンとアルノー・デマールがハンドルを投げた~!

 

どちらも手を上げない。写真判定だ。

 

なんと、ギリギリでアルノー・デマールがカレブ・ユアンを差し切った!

これで、アルノー・デマールが2連勝だ。カレブ・ユアンは、ゴール後にがっくりきていた。だが、これもサイクリングだ。

この連勝で、アルノー・デマールのポイント賞が見えてきたかも。スプリンターのためのステージは残り2つ。中間スプリントでも、アルノー・デマールはポイント獲得にまい進するはずだ。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第6ステージ リザルト

アルノー・デマールのコメント

正直なところ、すぐに自分がすでに勝ったと思った。しかし、それが非常に近かったので、よくわからなかったのも事実だ。

ゴール前15 kmのすべてのラウンドアバウトで、チームと素晴らしい位置にいた。完璧!

マーク・カヴェンディッシュは最後のスプリントで非常に力強く去ったが、私は何かが残っていることを知っていた。

結局、私は3人の中で最強であることがわかった。

位置取りについてはどうでしたか?

それは非常に短いスプリントだった、そして私はそれに慣れていない。通常、より長いスプリントが好きだが、今は最後の100mでカレブ・ユアンを抜かなければならなかった。

多くの人が私を過小評価しているが、今日、私はすでに86回目のプロとしての勝利を獲得した。

そして今、ジロでこれまでで最も多くの勝利を収めたフランス人でさえあり、素晴らしいです!

私は今、ベルナール・イノーとジャック・アンクティルよりも1つ多い7つを持っている。それは重要です、本当に美しいです!

 

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ 100
10″
5:02:33
2
 EWAN Caleb
Lotto Soudal 40
6″
,,
3
 CAVENDISH Mark
Quick-Step Alpha Vinyl Team 20
4″
,,
4
 GIRMAY Biniam
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 12   ,,
5
 NIZZOLO Giacomo
Israel – Premier Tech 4   ,,
6
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious     ,,
7
 VENDRAME Andrea
AG2R Citroën Team     ,,
8
 CONSONNI Simone
Cofidis     ,,
9
 ALBANESE Vincenzo
EOLO-Kometa     ,,
10
 THEUNS Edward
Trek – Segafredo     ,,
11
 MODOLO Sacha
Bardiani-CSF-Faizanè     ,,
12
 ZABEL Rick
Israel – Premier Tech     ,,
13
 GABBURO Davide
Bardiani-CSF-Faizanè     ,,
14
 AFFINI Edoardo
Jumbo-Visma     ,,
15
 TAGLIANI Filippo
Drone Hopper – Androni Giocattoli  
2″
,,
16
 NAESEN Lawrence
AG2R Citroën Team     ,,
17
 ROJAS José Joaquín
Movistar Team     ,,
18
 SÜTTERLIN Jasha
Bahrain – Victorious     ,,
19
 NARVÁEZ Jhonatan
INEOS Grenadiers     ,,
20
 TESFATSION Natnael
Drone Hopper – Androni Giocattoli     ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 1
 LÓPEZ Juan Pedro
Trek – Segafredo 20
6″
23:23:36
2 2
 KÄMNA Lennard
BORA – hansgrohe  
11″
0:38
3 3
 TAARAMÄE Rein
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux  
5″
0:58
4 4
 YATES Simon
Team BikeExchange – Jayco     1:42
5 5
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team  
2″
1:47
6 6
 KELDERMAN Wilco
BORA – hansgrohe     1:55
7 7
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates  
2″
1:58
8 8
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious  
4″
2:00
9 9
 PORTE Richie
INEOS Grenadiers     2:04
10 10
 BARDET Romain
Team DSM     2:06
11 11
 CARAPAZ Richard
INEOS Grenadiers     ,,
12 12
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious     2:15
13 13
 ARENSMAN Thymen
Team DSM     ,,
14 14
 HINDLEY Jai
BORA – hansgrohe     2:16
15 16 ▲1
 CARTHY Hugh
EF Education-EasyPost     2:20
16 17 ▲1
 VALVERDE Alejandro
Movistar Team     2:23
17 18 ▲1
 HAMILTON Lucas
Team BikeExchange – Jayco     2:27
18 15 ▼3
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious     2:32
19 19
 CICCONE Giulio
Trek – Segafredo     ,,
20 20
 POZZOVIVO Domenico
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux     2:37

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ 97
2 2
 GIRMAY Biniam
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 76
3 3
 GAVIRIA Fernando
UAE Team Emirates 67
4 4
 VAN DER POEL Mathieu
Alpecin-Fenix 62
5 5
 CAVENDISH Mark
Quick-Step Alpha Vinyl Team 53
6 7 ▲1
 TAGLIANI Filippo
Drone Hopper – Androni Giocattoli 44
7 6 ▼1
 NIZZOLO Giacomo
Israel – Premier Tech 40
8 8
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious 27
9 9
 KÄMNA Lennard
BORA – hansgrohe 22
10 10
 CORT Magnus
EF Education-EasyPost 21

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 KÄMNA Lennard
BORA – hansgrohe 43
2 2
 MAESTRI Mirco
EOLO-Kometa 18
3 3
 LÓPEZ Juan Pedro
Trek – Segafredo 18
4 4
 TAARAMÄE Rein
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 12
5 5
 MONIQUET Sylvain
Lotto Soudal 9
6 6
 BAIS Mattia
Drone Hopper – Androni Giocattoli 8
7 7
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team 6
8 8
 HÄNNINEN Jaakko
AG2R Citroën Team 6
9 9
 EENKHOORN Pascal
Jumbo-Visma 5
10 10
 ZABEL Rick
Israel – Premier Tech 5

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 LÓPEZ Juan Pedro
Trek – Segafredo 23:23:40
2 2
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team 1:47
3 3
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 1:54
4 4
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 2:15
5 5
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious 2:18
6 6
 SOSA Iván Ramiro
Movistar Team 3:05
7 7
 SIVAKOV Pavel
INEOS Grenadiers 3:14
8 8
 OLDANI Stefano
Alpecin-Fenix 3:35
9 9
 CARR Simon
EF Education-EasyPost 4:08
10 10
 FOSS Tobias
Jumbo-Visma 4:10

 

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