2024 ボルタ・ア・カタルーニャ第3ステージ クイーンステージでまたも爆発か?

第2ステージでは、タデイ・ポガチャルは3回アタックをかけている。序盤の2回のアタックは見れていないのが残念。

 

さて、第3ステージは超級山岳が2か所あるクイーンステージ。もう、どこでタデイ・ポガチャルがアタックをかけるかに注目が集まる。

第2ステージのように、雨で放送が入らなくなることがないとよいのだけど。

 

第3ステージ サン・ジョアン・デ・レス・アバデセス～ポルト・アイネ  176.7km

 

獲得標高3,958mの本格的山岳ステージ。決戦となるポルト アイネスキー場への最後の登りは、カタルーニャで、すでに4回登場。

2021年にはエスデバン・チャベス、2016年にはトーマス・デヘントが勝利している。2012年は悪天候のため直前にキャンセルされている。

 

1. 1級山岳　トセス峠 　4km・9%
2. スプリントポイント　Montferrer i Castellbò
3. 超級山岳　カント峠 　25.5km・4.2%
4. スプリントポイント　Rialp
5. 超級山岳　ポルト アイネ　18.4km・6.7%

 

スタート前

タデイ・ポガチャルのコメント

我々は勝つためにここにいる。私たちはここでトップに立つために一生懸命努力してきたが、昨日ステージ優勝という結果でそれに報いることができた。

今日は全く違う日だ。多くのライダーは攻撃を選択するだろう。したがって、コントロールするのがより困難になる。私たちは力を合わせて全力を尽くし、できるだけ新鮮な気持ちで最後の登りを始める。

 

第3ステージスタート時の4賞ジャージ着用者は

• 総合　タデイ・ポガチャル　UAE Team Emirates
• ポイント賞　ニック・シュルツ　Israel – Premier Tech
• 山岳賞　ミケル・ランダ　Soudal – Quick Step
• 新人賞　レニー・マルティネス　Groupama – FDJ

 

ニュートラルスタート。

 

リーダージャージの見分けが遠目だとわからない。

 

オフィシャルスタート。

 

8人の逃げ

8人が登りから逃げている。

1. アロルド・テハダ　Astana Qazaqstan Team
2. フアン・ロペス　Lidl – Trek　
3. ヒュー・カーシー　EF Education-EasyPost　
4. マウリ・ファンセヴェナント　Soudal – Quick Step　
5. イバン・ソーサ　Movistar Team　
6. 二コラ・プラドム　Decathlon AG2R La Mondiale Team　
7. イーサン・ヘイター　 INEOS Grenadiers
8. ステューブン・ウィリアムズ　Israel – Premier Tech
9. アンドレアス・クローン　Lotto Dstny
10. アンドレアス・レックネスン　Uno-X Mobility

 

1級山岳　トセス峠 　4km・9%

ポイント獲得順位は

1. アロルド・テハダ　Astana Qazaqstan Team　10ポイント
2. フアン・ロペス　Lidl – Trek　8ポイント
3. ヒュー・カーシー　EF Education-EasyPost　6ポイント
4. マウリ・ファンセヴェナント　Soudal – Quick Step　4ポイント
5. イバン・ソーサ　Movistar Team　2ポイント
6. 二コラ・プラドム　Decathlon AG2R La Mondiale Team　1ポイント

 

スプリントポイント　Montferrer i Castellbò

ポイント獲得順位は

1. ヒュー・カーシー　EF Education-EasyPost　3ポイント・3秒
2. イーサン・ヘイター　 INEOS Grenadiers　2ポイント・2秒
3. マウリ・ファンセヴェナント　Soudal – Quick Step　1ポイント・1秒

 

残り65kmで逃げていた先頭集団は消滅。

 

超級山岳　カント峠 　25.5km・4.2%

集団はTeam Visma | Lease a Bikeが引いている。セップ・クスで狙うということか。

 

ミケル・ランダは、今日もよい走りができるだろうか。

 

Astana Qazaqstan Teamのアロルド・テハダが1位通過。

 

残り23.3km。集団はUAE Team Emiratesがコントロール。

 

スプリントポイント　Rialp

どこにスプリントポイントのラインがあるのかよくわからず。

 

残り18.8km。まだ、大集団だ。

 

超級山岳　ポルト アイネ　18.4km・6.7%

最後の山岳に突入。

 

Euskaltel – Euskadiのビクトル・デラパルテがアタック。

 

ビクトル・デラパルテは、昨年までTotalEnergiesで走っていた。37歳のベテランでキャリア4勝。

 

ビクトル・デラパルテは、残り15.5kmで捕まる。

 

Cofidisのエースナンバー、ギョーム・マルタンが切れていく。

 

集団はSoudal – Quick Stepのウィリアム・ジュニア・ルサーフがミケル・ランダを引いている。

 

第1ステージで驚きの勝利をあげたIsrael – Premier Techのニック・シュルツが切れていく。

 

 INEOS Grenadiersのゲラント・トーマスも切れていく。今年はジロ出場なのに大丈夫なのだろうか。

 

残り9.6km。まだ人数は多い。26人。EF Education-EasyPostのエスデバン・チャベスが最後尾で粘っている。

 

残り8.7km。ウィリアム・ジュニア・ルサーフ、ミケル・ランダ、タデイ・ポガチャル、ジョアン・アルメイダ、アレクサンドル・ウラソフと並んでいる。

 

残り7.7km。ウィリアム・ジュニア・ルサーフがダンシングを始めた。そろそろ限界か。

 

おっと、ミケル・ランダがアタック。すぐにタデイ・ポガチャルが反応。

 

すぐにタデイ・ポガチャルがミケル・ランダを抜く。

 

   

ミケル・ランダは、ついていけるか。

 

集団は誰も反応しない。

 

少しずつ離れていく。

 

残り7km。タデイ・ポガチャルのショーが開幕だ。

 

Team Visma | Lease a Bikeのセップ・クスが集団からアタック。

 

セップ・クスがミケル・ランダに追い付いた。

 

二人は豆粒だ。

 

これは2023ブエルタ・ア・エスパーニャで見た組み合わせだ。セップ・クスは、ブエルタで助けてもらったので、ランダは、もうビール代を払わなくてよいと言っていたけど、引かなくてよいのかな。

 

残り3.8km。タデイ・ポガチャルは、ミケル・ランダを34秒引き離す。

 

Team Jayco AlUlaのクリス・ハーパーが追走に合流。

 

追走3人から集団もそれほど離れていない。

 

追走からセップ・クスが切れてしまった。

 

ミケル・ランダは、クリス・ハーパーも引き離す。

 

ミケル・ランダ好調だ。単独の2位に。

 

残り2.1km。沿道には雪が積もったままだ。

 

タデイ・ポガチャルとミケル・ランダのタイム差は44秒。

 

集団は12人。セップ・クスも戻っている。

 

46秒とタイム差を広げてゴールに向かう。

 

Movistar Teamのエンリク・マスが集団から抜け出している。

 

タデイ・ポガチャルがゴールに。

 

残り200mで、もうガッツポーズをしていた。

 

タデイ・ポガチャルが2日連続のショーを展開。リードを確実なものとした。

 

それにしても、笑顔でゴールというのが凄い。タデイ・ポガチャルは、今シーズン3勝目。総合優勝にも、ぐっと近づいた。

 

リザルト

タデイ・ポガチャルのコメント

とてもタフな最後の登りで、しかも高地だった。寒かったし、湿度もあまりなかった。とてもタフだった。でもチームとしてはいいステージだった。チームメイトが頑張ってくれたので、勝てて嬉しい。

火曜日の山岳ステージと同様、山頂から7kmほど手前で決定的なアタックを仕掛けましたね。

最初にアタックを仕掛けたのはミケル・ランダだった。早すぎたかもしれない。でもいいリズムをつかんで、ラスト2キロまではプッシュできた。

 

リザルト第3ステージ　リザルト

 総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞