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2024 ツール・ド・フランス第14ステージ あ~ヨナス・ヴィンゲゴー

海外情報
Photo credit: Paulo Etxeberria on Visualhunt
この記事は約30分で読めます。

スプリンターステージ2連戦をへて、ついにピレネー山脈の山岳ステージに。

ただ、前日も爆速ステージで選手はみんな疲れがたまっているのでは。ここでは、総合勢が最後のゴールで雌雄を決することになる。

ヨナス・ヴィンゲゴーのアタックはあるのか?

 

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第14ステージ  ポー~サン・ラリー・スーラン プラ・ダデ 151.9km

コースマップ photo letour

 

前日のゴール地点、ポーからスタート。70kmほど平坦を走ってトゥールマレー峠に。

 

超級山岳トゥールマレー峠

超級山岳トゥールマレー峠 photo letour.fr

 

登坂距離は17.1kmとなっているが、実際にはその前から登っているので30km以上登ることになる。後半は、10%を越える勾配もあり、最高到達地点は2,115mにもなる。

トップで通過したライダーには、ジャック・ゴデ賞が贈られる。

 

ジャック・ゴデ賞とは

1936年から1987年までツール・ド・フランスの2代目レース運営者を務めたジャック・ゴデの銅像が、トゥールマレー峠にある。この峠を首位で通過した選手には「ジャック・ゴデ記念賞」として5000ユーロのボーナス賞金が与えられる。

 

超級山岳 サン・ラリー・スーラン プラ・ダデ

超級山岳 サン・ラリー・スーラン プラ・ダデ photo letour

 

決戦はプラ・ダデ。ゴール手前で、少し勾配が緩むので、追いつくチャンスもあるかも。さて、誰がゴールラインをトップで駆け抜けるだろう。

 

コースプロフィール photo letour

 

  1. スプリントポイント Esquièze-Sère
  2. 超級山岳 トゥールマレー峠 (18.9 km・7.4%)
  3. 2級山岳 ウルケット・ダンシザン (8.3 km・5%)
  4. 超級山岳 サン・ラリー・スーラン プラ・ダデ(10.6km・8%)

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

タデイ・ポガチャルのコメント

フアン・アユソーは、残念だけど、それ以外はみんないい感じだ。山ではアダム・イエーツとジョアン・アルメイダがいるし、ドメスティックは十分すぎるほど揃っている。

マルク・ソレルとパヴェル・シバコフは何でもできるし、ニルス・ポリッツとティム・ウェレンスもこのツールで成長している。

第13ステージはエキサイティングな展開となった。スタートからレースが繰り広げられ、ポーのフィニッシュまで止まらなかった。これについては?

フィナーレは混乱すると思っていたが、こんなことになるとは思わなかった。他のチームは守勢に回らざるを得なかった。アダムが前方にいたのは良かった。

ピレネー 今週末、ツール・ド・フランスはピレネーへと向かう。土曜日と日曜日には激しい上りが待っていますが。

登りが楽しみだ。ツールの前は、どの上り坂を走ればいいのかよく分からなかったけど、今は分かっているから嬉しい。僕にぴったりの登りなんだ。

 

レムコ・エヴェネプールのコメント

ここ数日、脚に疲労が溜まっている。それが必ずしも悪いわけではない。爆発力は誰にとっても少し落ちるだろう。とても素晴らしい2つのステージだ。単純なことだ。

それがあれば、いい結果がついてくる。そうでなければ、いい脚を期待するしかない。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント

何ができるか見てみよう。いずれにせよ、私に適した地形だ。気分が良ければ、今日タデイ・ポガチャルを攻撃するよ。

 

ヨナス・アブラハムセンの山岳賞ジャージも今日までかな。今日は45ポイントの山岳ポイントが取れる。

 

第14ステージ開始時の4賞ジャージ着用者は

  • 総合 タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates
  • ポイント賞 ビニヤム・ギルマイ Intermarché – Wanty
  • 山岳賞 ヨナス・アブラハムセン Uno-X Mobility
  • 新人賞 レムコ・エヴェネプール Soudal – Quick Step

 

DNSは

  • トム・ピドコック  INEOS Grenadiers コロナ
  • ギヨーム・ボワヴァン Israel – Premier Tech 病気

チームと別行動していたトム・ピドコックがコロナ。ツール・ド・フランスでのステージ優勝はかなわず。オリンピックにむけて、フィットネス向上も怪しい。

トム・ピドコックは、マウンテンバイク(7月29日)でタイトルを防衛し、その後パリでのロードレース(8月3日)にも出場する予定。ゲラント・トーマスも違うチームカーで別行動していたから時間の問題かも。

プラトン内にコロナが静かに広がっている。

 

ニュートラルスタート。

 

マチュー・ファンデルプールは前で走っている。逃げることはないよね。

 

前日のステージでマキシム・ファンジルスに押されて落車したアモリ・カピオは出走。

アモリ・カピオのコメント

それほどひどくはないし、骨折もしていない。来週まで様子を見る。痛むのは主に腰。スタートは難しいけど、ペダルは漕げる。最初の1キロがどうなるか見てみよう。今日はとにかく不安だ。

私の見解は、私は自分の仕事をしていて、700メートル地点でたるんだ。私は肩越しにナダールに向かって手を振った。もうあのギャップから誰かが入ってくるとは思っていない。

マキシムもまっすぐ走ることはできたが、肘と頭を入れる必要はなかった。彼を責めるべきか?ギャップが50センチだと言うのなら、肘と頭突きをした彼を責めるよ。

Lotto Dstnyと同じホテルにいたのに、スタッフは誰も私を見ようとしない。彼らにはとても失望している。

 

オフィシャルスタート。ヴィクトール・カンペナールツとマチュー・ファンデルプールが飛び出す。

 

あ~、アモリ・カピオはオフィシャルスタートから遅れてしまう。これは完走は厳しい。

 

Cofidisのブライアン・コカールがアタック。登れるスプリンターだ。

 

あ~、アモリ・カピオは走れない。涙のリタイヤとなった。2023年は膝の手術のために、8月まで走れない日々が続いていた。2024年になってマスカット・クラシック3位に続いて、今シーズンの初勝利を、ツアー・オブ・オマーン第4ステージで上げていた。

 

ブライアン・コカールは捕まり、アタック合戦に。

 

Team dsm-firmenich PostNLのフランク・ファン・デン・ブルックがアタック。

 

Cofidisのシモン・ゲシュケが追いつく。最後のツールだ。

 

二人は捕まる。

 

マーク・カヴェンディシュも前で攻撃に加わる。

 

マーク・カヴェンディシュが先頭だ。

 

残り132.6km。まだまだ逃げは出来ない。

 

Soudal – Quick Stepの ルイス・フェルファークが最後尾。仕事は山岳からだ。

 

6秒ほど9人が抜け出した。決まるか。

  1.  フランク・ファン・デン・ブルック (Team dsm-firmenich PostNL)
  2. トビアスハラン・ヨハンネンセン (Uno-X Mobility)
  3. ヴィクトール・カンペナールツ (Lotto Dstny)
  4. ダヴィ・ゴデュ(Groupama – FDJ)
  5. ブレント・ファンムール (Lotto Dstny)
  6. ビニヤム・ギルマイ (Intermarché – Wanty)
  7. ジャスパー・フィリップセン (Alpecin – Deceuninck)
  8. ルーク・ダーブリッジ (Team Jayco AlUla)
  9. ニコ・デンツ (Red Bull – BORA – hansgrohe)

 

あらっ、もう捕まった。

 

ブライアン・コカール、ヴィクトール・カンペナールツなど攻撃を繰り返す。

 

ブライアン・コカールとヴィクトール・カンペナールツが抜け出した。

 

また、振りだしに。残り120.7km。

 

少しずつ登っているので決まりやすくなるか。

 

Lotto Dstnyのブレント・ファンムールがきたが、これも捕まる。

 

TotalEnergiesのマチュー・ブルゴドーと、Groupama – FDJのシュテファン・キュングが抜け出す。

 

また、捕まる。

 

Lotto Dstnyのアルノー・デリーがアタック。

 

マチュー・ファンデルプールにブライアン・コカールもきた。

 

これは抜け出せるか。

 

8秒ほどリード。Lotto Dstnyはセドリック・ブーレンスとアルノー・デリーの二人。

 

スプリントポイントまではかなりある。

 

14秒まで開く。クライマーがいないので容認されるか。

 

集団はEF Education-EasyPostのベン・ヒーリーが先頭で引いている。ベン・ヒーリーとマチューの逃げは見てみたいな。

 

 ルイス・フェルファークは、調子が悪いようだ。

 

60km/hで逃げているのだけど、タイム差は8秒に。

 

後ろから追走が4人。

 

追走は7秒に。これが先頭に追いつく。

  1. オイエル・ラスカノ (Movistar Team)
  2. ケヴィン・ヴォークリン (Arkéa – B&B Hotels)
  3. ラウル・ガルシア・ピエルナ (Arkéa – B&B Hotels)
  4. マグナス・コルトニールセン Uno-X Mobility

 

さらに、ベン・ヒーリーも追いつきそう。

 

先頭は8人。ただ、追走が集団をつれてきそう。

 

追走は15人。ビニヤム・ギルマイと、ジャスパー・フィリップセンも入っている。

 

先頭は集団とは1分12秒開く。

  1. マチュー・ファンデルプール Alpecin-Deceuninck
  2. アルノー・デリー Lotto Dstny
  3. セドリック・ブーレンス Lotto Dstny
  4. ブライアン・コカール Cofidis
  5. オイエル・ラスカノ (Movistar Team)
  6.  ケヴィン・ヴォークリン (Arkéa – B&B Hotels)
  7. ラウル・ガルシア・ピエルナ (Arkéa – B&B Hotels)
  8. マグナス・コルトニールセン Uno-X Mobility

 

集団は容認か。タデイ・ポガチャルがトイレ休憩している。

 

追走にいるビニヤム・ギルマイは32秒差。スプリントポイントまでに追いつきたい。

 

追走にはEF Education-EasyPostから3人。

  • ショーン・クイーン
  • ルイ・コスタ
  • ベン・ヒーリー

 

集団は3分2秒差。UAE Team Emiratesのニルス・ポリッツが引く。

 

追走が10秒差に。

 

スプリントポイントまで3km。これは、追いつかない。

 

アルノー・デリーはトップ通過できるか。

 

スプリントポイント Esquièze-Sère

トップは、ブライアン・コカールだった。アルノー・デリーは2位。

 

追走トップはビニヤム・ギルマイがジャスパー・フィリップセンをおさえた。

 

ビニヤム・ギルマイ7ポイント、ジャスパー・フィリップセン6ポイント。

 

ビニヤム・ギルマイと、ジャスパー・フィリップセンは会話。

 

アルノー・デリーは、目的がなくなったので離脱。

 

セドリック・ブーレンスも離脱。

 

集団は4分8秒差で通過。

 

先頭は5人に。

  1. マチュー・ファンデルプール Alpecin-Deceuninck
  2. オイエル・ラスカノ (Movistar Team)
  3. ケヴィン・ヴォークリン (Arkéa – B&B Hotels)
  4. ラウル・ガルシア・ピエルナ Arkéa – B&B Hotels
  5. マグナス・コルトニールセン Uno-X Mobility

 

超級山岳 トゥールマレー峠 (18.9 km・7.4%)

さあ、トゥールマレーへ。

 

追走が追いつく。先頭は19人に。

 

情報ではゲラント・トーマスはコロナ陽性。ただ、無症状なんでしょうね。まあ、現在は風邪と同じ扱いになりつつあるのか。

 

ワウト・ファンアールトは、集団からドロップ。

 

ビニヤム・ギルマイは、集団に抜かれていった。

 

Arkéa – B&B Hotelsのケヴィン・ヴォークリンは先頭から切れてしまう。第2ステージの優勝者だ。

 

先頭からTotalEnergiesのファビアン・グルリエも切れた。

 

ルイ・コスタも先頭からドロップ。

 

先頭はショーン・クイーンの引きで13人に。

 

ブライアン・コカールが集団に捕まる。

 

ヨナス・アブラハムセンが集団から切れた。

 

ヴィクトール・カンペナールツも先頭から切れている。

 

ゲラント・トーマスは、切れてしまった。

 

先頭は11人。 INEOS Grenadiersからミハウ・クフィアトコフスキが乗っている。昨年のようにステージ優勝となるか。

 

逃げていた、Red Bull-BORA-hansgroheのマルコ・ハーラーも集団に。

 

集団はニルス・ポリッツが引いて3分51秒差。

 

ここでは何も起こりそうもない。

 

ショーン・クイーンがずっと引いている。

 

ダヴィ・ゴデュがアタック。

 

Movistar Teamのオイエル・ラスカノが張り付く。これは山岳ポイント狙いだ。

 

オイエル・ラスカノがアタック。

 

オイエル・ラスカノがジャック・ゴテ賞を獲得。

 

マチュー・ファンデルプールらも通過。下りで追いつくだろう。

  1. オイエル・ラスカノ Movistar Team 20ポイント
  2. ダヴィ・ゴデュ Groupama – FDJ 15ポイント
  3. ブルーノ・アルミライル Decathlon AG2R La Mondiale Team 12ポイント
  4. ベン・ヒーリー EF Education-EasyPost 10ポイント
  5. ルイス・メインチェス Intermarché – Wanty 8ポイント
  6. ミハウ・クフィアトコフスキ  INEOS Grenadiers 6ポイント
  7. アレクセイ・ルツェンコ Astana Qazaqstan Team 4ポイント
  8. マチュー・ファンデルプール Alpecin-Deceuninck 2ポイント

 

Soudal – Quick Stepの ルイス・フェルファークは、集団から完全に切れた。レムコの山岳アシストが一人いなくなる。この後、リタイヤ。

 

4分差で集団も通過。

 

オイエル・ラスカノは14秒差で下っている。

 

先頭は下りで10人に戻る。

 

マチュー・ファンデルプールは補給。

 

Astana Qazaqstan Teamのアレクセイ・ルツェンコもボトル補給。昨日道路外で落車してケガしたはずなんだけど。

 

すでに登りだしている。

 

残り38kmで3分14秒差。逃げ切りは難しいのか。

 

2級山岳 ウルケット・ダンシザン (8.3 km・5%)

2級山岳に。

 

オイエル・ラスカノとダヴィ・ゴデュがペースを上げる。ステージ優勝するにはタイム差が足りない。

 

マチュー・ファンデルプールが先頭から切れる。

 

EF Education-EasyPostのアメリカ王者、ショーン・クイーンも切れた。

 

EF Education-EasyPostのマグナス・コルトニールセンも切れた。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamのブルーノ・アルミライルが切れそう。

 

ニルス・ポリッツが仕事終了。マルク・ソレルに集団先頭が変わった。

 

一旦先頭がまとまる。

 

先頭からダヴィ・ゴデュがアタック。

 

Red Bull-BORA-hansgroheのジェイ・ヒンドリーが集団から切れている。

 

ミハウ・クフィアトコフスキとオイエル・ラスカノの先頭の3人に追いつけるか。

 

Movistar Teamのエンリク・マスも遅れている。

 

逃げていたアレクセイ・ルツェンコが集団に捕まる。

 

先頭は5人に。

  1. オイエル・ラスカノ Movistar Team
  2. ダヴィ・ゴデュ Groupama – FDJ 
  3. ベン・ヒーリー EF Education-EasyPost 
  4. ルイス・メインチェス Intermarché – Wanty 
  5. ミハウ・クフィアトコフスキ  INEOS Grenadiers 

 

2分11秒差に。これはステージ優勝は難しい。

 

逃げていたショーン・クイーンが集団に。

 

ここは、ダヴィ・ゴデュがトップ通過。

  1. ダヴィ・ゴデュ Groupama – FDJ 5ポイント
  2. オイエル・ラスカノ Movistar Team 3ポイント
  3. ベン・ヒーリー EF Education-EasyPost 2ポイント
  4. ミハウ・クフィアトコフスキ  INEOS Grenadiers 1ポイント

 

残り24.8km。1分18秒差。

 

Astanaのアロルド・テハダは、ずっとサポートカーを待っている。

 

しかし、ヨナス・ヴィンゲゴーは本当に超人だ。これだけの調整期間で仕上げてきたのだから凄い。

 

残り13.4km。51km/hですっ飛ばしている。

 

超級山岳 サン・ラリー・スーラン プラ・ダデ(10.6km・8%)

さあ、最後の登りだ。どこまで逃げれるか。

 

あ~、先頭からミハウ・クフィアトコフスキが切れた。

 

さらにオイエル・ラスカノとルイス・メインチェスが切れる。

 

先頭はダヴィ・ゴデュとベン・ヒーリーに。

 

ベン・ヒーリーがアタック!

 

ダヴィ・ゴデュがついていけない。

 

ベン・ヒーリーはどこまで逃げれるか。

 

オイエル・ラスカノが3番手に。

 

集団はパヴェル・シヴァコフが引いている。

 

パヴェル・シヴァコフが引き終わって、今度はジョアン・アルメイダ。

 

Team Visma | Lease a Bikeのウイルコ・ケルデルマンは切れた。

 

逃げていたオイエル・ラスカノが抜かれていく。

 

あっと、UAE Team Emiratesのアダム・イェーツがアタック!

 

アダム・イェーツが一気に引き離す。

 

アダム・イェーツが快調に飛ばす。

 

残り6.6km。集団まで53秒差。

 

ルイス・メインチェスも捕まる。

 

アダム・イェーツは37秒差。これは前待ちするのか。

 

残り5.7km。どこまでベン・ヒーリーは持つか。

 

UAE Team Emiratesは、このままアダム・イェーツにステージ優勝を狙わせるということ?

 

集団はTeam Visma | Lease a Bikeのマッテオ・ヨルゲルソンが引く。

 

ベン・ヒーリーが見えてくる。

 

タデイ・ポガチャルがアタック!

 

ヨナス・ヴィンゲゴーはフイをつかれたか。

 

タデイ・ポガチャルがヨナス・ヴィンゲゴーを引き離す。

 

レムコはヨナス・ヴィンゲゴーについている。

 

 

タデイ・ポガチャルがアダム・イェーツに追い付く。

 

ベン・ヒーリーが抜かれていく。

 

ベン・ヒーリーはつけない。

 

レムコとヨナスが追う。

 

残り4kmでタデイ・ポガチャルがアダム・イェーツから発射。

 

タデイ・ポガチャルは、アダム・イェーツを踏み台にアタックだ。

 

8秒差をつけた。

 

あ~、レムコ・エヴェネプールがヨナス・ヴィンゲゴーから遅れていく。

 

残り2.5km。

 

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは単独で追う。9秒差だ。

 

15秒に開く。

 

残り2kmで19秒差に。これは開く。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーが、登りで差をつけられるとは~。

 

勾配の緩いパートでタデイ・ポガチャルがさらに踏み込む。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは24秒引き離された。

 

さらにタデイ・ポガチャルは、タイム差を開き続ける。

 

残り300m。タデイ・ポガチャルは、飛ぶように走る。

 

さあ、ゴール前だ。ヨナス・ヴィンゲゴーの姿は見えない。

 

タデイ・ポガチャルは、ハルクポーズ。

 

 

タデイ・ポガチャルは、アダム・イェーツを前にだしてヨナス・ヴィンゲゴーとの差をさらに広げることに成功。ドリームチームだからこそ出来る作戦だ。ただ、これは意図した作戦ではないことがインタビューでわかる。

 

残り4kmから単独で、ヨナス・ヴィンゲゴーと差を広げていった。攻める必要はないと言っていたけれど、チームはタデイ・ポガチャルのために集団を引き続けた。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、39秒遅れてゴール。やはり、ベストなヨナスではなかった。

 

レムコ・エヴェネプールは、1分10秒遅れでゴール。総合でヨナス・ヴィンゲゴーに抜かれてしまった。ヨナス・ヴィンゲゴーとの差は25秒に。

 

タデイ・ポガチャルは、ゴールするチームメイトをねぎらっていく。

 

リザルト

タデイ・ポガチャルのコメント

計画的ではなかった。もっと本能的なものだった。ステージを狙いたかった。でも計画では、スプリントを激しくして、最後に何秒か取ってステージ優勝するつもりだった。でも、この方がずっといい。

フィニッシュまで約4kmの地点でアタックを仕掛け、すでに前を走っていたチームメイトのアダム・イェーツに飛び移り、2度目のアタックを仕掛けましたね。

突然、こんな状況になったんだ。アダムがアタックしたから、Team Visma | Lease a Bikeはそのギャップをコントロールしなければならなくなった。

もし私がアダムに乗ることができれば、彼は私のためにもうひとつ重要なヘディングをすることができる。そうやってうまくいったんだ。この勝利はチームメイトのためのものだ。

これで、空腹は満たされましたか?

今日のことはとてもいいニュースだ。とてもうれしい。この勢いとエネルギー、いい脚を維持したい。特にGCでのリードとポジションはね。

すでに13勝目となりましたね。

ツールのステージで勝つなんて、子供の頃は考えたこともなかった。テレビでカヴ(マーク・カヴェンディッシュ)がステージ優勝しているのを見たとき、彼は別の惑星から来たんだと思った。

彼はお手本のような存在で、自分にもそれがあるとは思っていなかった。でも、彼は僕が記録を追いかけることを恐れるべきではないし、ほとんどインスピレーションだったんだ。

 

第14ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 210
10″
4:01:51
2
 VINGEGAARD Jonas
Team Visma | Lease a Bike 150
6″
0:39
3
 EVENEPOEL Remco
Soudal Quick-Step 110
4″
1:10
4
 RODRÍGUEZ Carlos
INEOS Grenadiers 90   1:19
5
 CICCONE Giulio
Lidl – Trek 70   1:23
6
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious 55   ,,
7
 YATES Adam
UAE Team Emirates 45   ,,
8
 GALL Felix
Decathlon AG2R La Mondiale Team 40   1:26
9
 JORGENSON Matteo
Team Visma | Lease a Bike 35   1:29
10
 GEE Derek
Israel – Premier Tech 30   ,,
11
 LANDA Mikel
Soudal Quick-Step 25   ,,
12
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 20   1:31
13
 YATES Simon
Team Jayco AlUla 15   1:33
14
 CARAPAZ Richard
EF Education – EasyPost 10   2:28
15
 MEINTJES Louis 
Intermarché – Wanty 5   3:10
16
 HEALY Ben 
EF Education – EasyPost     3:27
17
 MARTIN Guillaume
Cofidis     4:01
18
 MÜHLBERGER Gregor
Movistar Team     4:09
19
 HARPER Chris
Team Jayco AlUla     ,,
20
 BERNAL Egan
INEOS Grenadiers     ,,
21
 CRAS Steff
TotalEnergies     4:36
22
 ROMO Javier
Movistar Team     5:02
23
 JOHANNESSEN Tobias Halland
Uno-X Mobility     5:20
24
 JEGAT Jordan
TotalEnergies     8:01
25
 KELDERMAN Wilco
Team Visma | Lease a Bike     8:40
26
 POELS Wout
Bahrain – Victorious     9:36
27
 EIKING Odd Christian
Uno-X Mobility     10:13
28
 RODRÍGUEZ Cristián
Arkéa – B&B Hotels     ,,
29
 FUGLSANG Jakob
Israel – Premier Tech     10:45
30
 VAN WILDER Ilan
Soudal Quick-Step     10:53

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 25
42″
56:42:39
2 3 ▲1
 VINGEGAARD Jonas
Team Visma | Lease a Bike  
26″
1:57
3 2 ▼1
 EVENEPOEL Remco
Soudal Quick-Step  
18″
2:22
4 4
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates     6:01
5 5
 RODRÍGUEZ Carlos
INEOS Grenadiers     6:09
6 6
 LANDA Mikel
Soudal Quick-Step     7:17
7 7
 YATES Adam
UAE Team Emirates     8:32
8 8
 CICCONE Giulio
Lidl – Trek     9:09
9 9
 GEE Derek
Israel – Premier Tech  
4″
9:33
10 10
 JORGENSON Matteo
Team Visma | Lease a Bike     10:35
11 11
 GALL Felix
Decathlon AG2R La Mondiale Team  
-20″
10:54
12 12
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious     11:14
13 13
 BERNAL Egan
INEOS Grenadiers     14:37
14 14
 HEALY Ben
EF Education – EasyPost     15:45
15 15
 CRAS Steff
TotalEnergies     17:02
16 16
 ROMO Javier
Movistar Team     20:53
17 21 ▲4
 YATES Simon
Team Jayco AlUla     24:17
18 19 ▲1
 MARTIN Guillaume
Cofidis     24:47
19 20 ▲1
 DE PLUS Laurens
INEOS Grenadiers     31:52
20 18 ▼2
 HAIG Jack
Bahrain – Victorious     35:14
21 17 ▼4
 HINDLEY Jai
Red Bull – BORA – hansgrohe     36:57
22 24 ▲2
 KELDERMAN Wilco
Team Visma | Lease a Bike     41:49
23 29 ▲6
 MEINTJES Louis
Intermarché – Wanty     42:44
24 22 ▼2
 EIKING Odd Christian
Uno-X Mobility     43:01
25 25
 VAN WILDER Ilan
Soudal Quick-Step     44:19
26 26
 BERNARD Julien
Lidl – Trek     46:15
27 31 ▲4
 CARAPAZ Richard
EF Education – EasyPost     50:35
28 28
 VERONA Carlos
Lidl – Trek     52:02
29 23 ▼6
 MAS Enric
Movistar Team     54:21
30 30
 MADOUAS Valentin
Groupama – FDJ  
-40″
56:17

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 GIRMAY Biniam
Intermarché – Wanty 353
2 2
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin – Deceuninck 277
3 5 ▲2
 COQUARD Bryan
Cofidis 147
4 6 ▲2
 DE LIE Arnaud
Lotto Dstny 142
5 3 ▼2
 TURGIS Anthony
TotalEnergies 141
6 4 ▼2
 ABRAHAMSEN Jonas
Uno-X Mobility 133
7 10 ▲3
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 116
8 7 ▼1
 VAN AERT Wout
Team Visma | Lease a Bike 114
9 8 ▼1
 ACKERMANN Pascal
Israel – Premier Tech 102
10 9 ▼1
 GAVIRIA Fernando
Movistar Team 100

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 56
2 3 ▲1
 VINGEGAARD Jonas
Team Visma | Lease a Bike 43
3 2 ▼1
 ABRAHAMSEN Jonas
Uno-X Mobility 36
4 4
 EVENEPOEL Remco
Soudal Quick-Step 30
5 14 ▲9
 LAZKANO Oier
Movistar Team 27
6 6
 RODRÍGUEZ Carlos
INEOS Grenadiers 22
7  
 GAUDU David
Groupama – FDJ 20
8 10 ▲2
 HEALY Ben
EF Education – EasyPost 17
9 5 ▼4
 MADOUAS Valentin
Groupama – FDJ 16
10  
 ARMIRAIL Bruno
Decathlon AG2R La Mondiale Team 12

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 EVENEPOEL Remco
Soudal Quick-Step 56:45:01
2 2
 RODRÍGUEZ Carlos
INEOS Grenadiers 3:47
3 3
 JORGENSON Matteo
Team Visma | Lease a Bike 8:13
4 4
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious 8:52
5 5
 HEALY Ben
EF Education – EasyPost 13:23
6 6
 ROMO Javier
Movistar Team 18:31
7 7
 VAN WILDER Ilan
Soudal Quick-Step 41:57
8 13 ▲5
 JOHANNESSEN Tobias Halland
Uno-X Mobility 1:17:59
9 10 ▲1
 GRÉGOIRE Romain
Groupama – FDJ 1:20:42
10 14 ▲4
 JEGAT Jordan
TotalEnergies 1:22:18
こちらはハイライト動画

 

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