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2023 ツール・ド・フランス第6ステージ まさかの総合大シャッフル!  第3週の戦いなのか?

海外情報
Photo credit: jo.balla on Visualhunt.com
この記事は約28分で読めます。

第5ステージは計画になかったというジェイ・ヒンドリーがマイヨジョーヌを獲得。

マリー・ブラン峠では、ヨナス・ヴィンゲゴーのアタックにタデイ・ポガチャルがついていけないという事態に。

100%ではないと言っていたタディ・ポガチャルだったけれども、やはり世界一のハイレベルの戦いは完璧なコンデションでないと戦えないということか。

第6ステージでも総合勢の戦いで、順位の変動が見られるだろうか?

 

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第6ステージ  タルブ~コトレ・カンバスク 144.9km

コースマップ photo letour.fr

 

スタートのタルブから再びピレネー山脈に入る。2つの山岳ポイントを経て、2年振りの登場となるトゥールマレー峠に向かう。

超級山岳トゥールマレー峠

超級山岳トゥールマレー峠 photo letour.fr

 

登坂距離は17.1kmとなっているが、実際にはその前から登っているので30km以上登ることになる。後半は、10%を越える勾配もあり、最高到達地点は2,115mにもなる。

トップで通過したライダーには、ジャック・ゴデ賞が贈られる。

ジャック・ゴデ賞とは

1936年から1987年までツール・ド・フランスのレース運営者を務めたジャック・ゴデの銅像が、トゥールマレー峠にある。この峠を首位で通過した選手には「ジャック・ゴデ記念賞」として5000ユーロのボーナス賞金が与えられる。

 

1級山岳コトレ・カンバスク

1級山岳オートレカンバスク photo letour.fr

 

最後に待ち構えるのはコトレ・カンバスクの登り。標高1,355mでトゥーマレーよりも低いが、最後の 16kmは依然として平均5.4%の勾配がある。

ここに残っている総合ライダーは誰だろうか。

 

コースプロフィール photo letour.fr

 

  1. 3級山岳 カプバーン峠 5.6km・4.8%
  2. スプリントポイント Sarrancolin
  3. 1級山岳 アパン峠 12km・6.5%
  4. 超級山岳 トゥールマレー峠 17.1km・7.3%
  5. 1級山岳 コトレ・カンバスク 16km・5.4%

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

第6ステージスタート時の4賞着用ライダーは

  • 総合 ジェイ・ヒンドリー BORA-hansgrohe
  • ポイント賞 ジャスパー・フィリップセン Alpecin-Deceuninck
  • 山岳賞 フェリックス・ガル AG2R Citroën Team
  • 新人賞 タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates

 

Uno-X Pro Cycling Teamのアレクサンダー・クリストフがパンク。

 

ジュリアン・アラフィリップは今日も逃げてくるのか。前のほうにいる。

 

昨日落車したLidl-Trekのクイン・シモンズは左肘に包帯をしている。

 

オフィシャルスタートからワウト・ファンアールトがアタック!

 

ジュリアン・アラフィリップが後ろについている。

 

ジュリアン・アラフィリップが登りでペースを上げる。

 

これは逃げを決めにかかっている。

 

集団は10秒離れた。

 

集団は逃がさない感じか。人数が増える。

 

ジュリアン・アラフィリップが全開で引くけど7秒しかない。マチュー・ファンデルプールもおいついて13人。

 

マチュー・ファンデルプールとワウト・ファンアールトが先頭を引く。

 

マチューの引きで集団が12秒離れた。

 

5人が追走に出る。

  1.  ルーベン・ゲレイロ (Movistar Team)
  2.  アントニー・ベレス (Cofidis)
  3.  ニールソン・ポーレス (EF Education-EasyPost)
  4.  カスパー・アスグリーン (Soudal – Quick Step)
  5.  オリバー・ナーセン (AG2R Citroën Team)

 

集団は、追うのを諦めた。すでに1分18秒差。

 

マチュー・ファンデルプール、ワウト・ファンアールト、ジュリアン・アラフィリップとクラシックライダーが揃うと、流石に集団も追いきれない。これは面白くなった。

 

残り124kmで追走が13秒と迫る。これは追いつくぞ。

 

20人の逃げ

追走4人が追いついた。20人の強力な逃げとなった。

  1. ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma
  2. マッテオ・トレンティン UAE Team Emirates
  3. ミハウ・クフィアトコフスキ INEOS Grenadiers
  4. ジェームス・ショー EF Education-EasyPost
  5. ジュリアン・アラフィリップ Soudal – Quick Step
  6. ニキアス・アルント Bahrain Victorious
  7. ブノワ・コヌフロワ AG2R Citroën Team
  8. マチュー・ファンデルプール Alpecin-Deceuninck
  9. ブライアン・コカール Cofidis
  10. ゴルカ・イサギレ Movistar Team
  11. クリスツ・ニーランズ Israel – Premier Tech
  12. クリストファー・ユールイェンセン Team Jayco AlUla
  13. マティス・ルーヴェル Team Arkéa Samsic
  14. トビアスハラン・ヨハンネセン Uno-X Pro Cycling Teamの
  15. ヨナス・グレゴー Uno-X Pro Cycling Team
  16.  ルーベン・ゲレイロ (Movistar Team)
  17.  アントニー・ベレス (Cofidis)
  18.  ニールソン・ポーレス (EF Education-EasyPost) 
  19. カスパー・アスグリーン (Soudal – Quick Step)
  20.  オリバー・ナーセン (AG2R Citroën Team)

 

3級山岳 カプバーン峠 5.6km・4.8%

シュテファン・キュングが追走にでた。2分以上あるけど追いつくのか。

 

集団はBORA-hansgroheが引く。

 

INEOS Grenadiersからはミハウ・クフィアトコフスキが乗っている。

 

さあ、タディ・ポガチャルは動いてくるか。

 

カスパー・アスグリーンがジュリアン・アラフィリップのために先頭を引く。

 

ここはニールソン・ポーレスがトップ通過。

  1.  ニールソン・ポーレス (EF Education-EasyPost) 3ポイント
  2. ジェームス・ショー EF Education-EasyPost1ポイント

 

残り113.6kmで3分8秒に。最もタイムが良いのはジュリアン・アラフィリップの7分10秒遅れなので、集団も慌てていない。

 

AG2R Citroën Teamのオレリアン・パレパントルはボトル運びで背中がパンパン。

 

ジュリアン・アラフィリップは補給中。

 

先頭はスプリントポイントに向かう。

 

スプリントポイント Sarrancolin

まあ、ここはブライアン・コカールがトップ通過。これが目的で逃げに入っている。

  1. ブライアン・コカール Cofidis 20ポイント
  2. ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma 17ポイント
  3. マチュー・ファンデルプール Alpecin-Deceuninck 15ポイント
  4. ヨナス・グレゴー Movistar Team 13ポイント
  5. アントニー・ベレス Cofidis 11ポイント
  6. オリバー・ナーセン AG2R Citroën Team 10ポイント
  7. マッテオ・トレンティン UAE Team Emirates 9ポイント
  8. ニールソン・ポーレス EF Education-EasyPost 8ポイント
  9. ニキアス・アルント Bahrain Victorious 7ポイント
  10. ミハウ・クフィアトコフスキ INEOS Grenadiers 6ポイント
  11. マティス・ルーヴェル Team Arkéa Samsic 5ポイント
  12. ジェームス・ショー EF Education-EasyPost 4ポイント
  13. ゴルカ・イサギレ Movistar Team 3ポイント
  14. クリストファー・ユールイェンセン Team Jayco AlUla 2ポイント
  15. クリスツ・ニーランズ Israel – Premier Tech 1ポイント

 

1級山岳 アパン峠 12km・6.5%

ヨーロッパチャンピオンジャージのファビオ・ヤコブセンが集団最後尾。ここから堪えないといけない。

 

マチュー・ファンデルプールは、今日は勝利を狙えるステージとは思えないのだけど。

 

残り82.7kmでタイム差は3分24秒。頂上まで6km。

 

マーク・カヴェンディシュは、チームメイトに守られて登っている。

 

ワウト・ファンアールトが頂上手前で引いている。

 

ここはニールソン・ポーレスがトップ通過。

 

アシストとして前を走っていたマルコ・ハーラーが切れていく。

 

集団はJumbo-Vismaが引きだした。ワウト・ファンアールトが逃げに入っているのに何故?

 

集団は3分20秒差で通過。

 

マチュー・ファンデルプールが下りで猛烈に引きだす。

 

先頭が絞られた。13人ほどに。

  1. ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma
  2. マッテオ・トレンティン UAE Team Emirates
  3. ミハウ・クフィアトコフスキ INEOS Grenadiers
  4. ジェームス・ショー EF Education-EasyPost
  5. ジュリアン・アラフィリップ Soudal – Quick Step
  6. ニキアス・アルント Bahrain Victorious
  7. マチュー・ファンデルプール Alpecin-Deceuninck
  8. ゴルカ・イサギレ Movistar Team
  9. クリスツ・ニーランズ Israel – Premier Tech
  10. トビアスハラン・ヨハンネセン Uno-X Pro Cycling Team
  11.  ルーベン・ゲレイロ (Movistar Team)
  12.  アントニー・ベレス (Cofidis)
  13.  ニールソン・ポーレス (EF Education-EasyPost) 

 

下りで4人が追いつきそうだ。

 

超級山岳 トゥールマレー峠 17.1km・7.3%

先頭はトゥールマレーに。タイム差は4分28秒に広がっている。

 

集団は、ちぎれたマルコ・ハーラーが戻ってきて先頭を引いている。登れるスプリンターなのか。

 

おっと、ジュリアン・アラフィリップがアタックだ。

 

一気に引き離した。

 

ジュリアン・アラフィリップは、ジェームス・ショーと会話して前に。

 

あららっ、ジュリアン・アラフィリップは逃げられない。

 

ワウト・ファンアールトが引いて抜いていく。

 

ワウト・ファンアールトが先頭を引く。今日こそ勝利を狙うのか?

 

マチュー・ファンデルプールが切れてしまった。

 

ジュリアン・アラフィリップは最後尾に。

 

あ~、クリストファー・ユールイェンセンが切れていく。

 

マッズ・ピーダスンが集団から切れていく。

 

EF Education-EasyPostのリゴベルト・ウランも切れている。リチャル・カラパスはいないし、総合順位はもう狙えない。

 

集団は、クリストフ・ラポルトが引いている。Jumbo-Vismaが先頭を引くということはヨナス・ヴィンゲゴーの攻撃があるのかもしれない。

 

逃げていたカスパー・アスグリーンが集団に吸収されていく。

 

逃げに入っていたマッテオ・トレンティンも集団に戻る。

 

Cofidisのアントニー・ベレスも集団に吸収。

 

ワウト・ファンアールトが先頭で引いて、集団もJumbo-Vismaが引く。これは一体どういう作戦なんだ?

 

先頭からTeam Arkéa Samsicのマティス・ルーヴェルも切れていく。先頭は10人に。

 

ジュリアン・アラフィリップは、最後尾で耐えている。トゥールマレー頂上まで5.6km。

 

マチュー・ファンデルプールも集団に吸収されていく。

 

マチュー・ファンデルプールは、集団からも遅れていく。

 

まあ、後ろにグルペットグループがいる。

 

Israel – Premier Techのマイケル・ウッズが切れていく。総合11位から転落となりそうだ。

 

あ~、ジュリアン・アラフィリップが先頭から切れてしまった。

 

ワウト・ファンアールトが、ずっと先頭を引いている。タイム差は3分26秒に。

 

オリバー・ナーセンが集団に捕まる。Jumbo-Vismaがペースアップして後ろをちぎっている。

 

先頭からニールソン・ポーレスが切れた。

 

なんと、追走は5人に。先頭はウィルコ・ケルデルマン。

 

AG2R Citroën Teamのベン・オコナーも切れた。

 

ウィルコ・ケルデルマンの引きで、ジェイ・ヒンドリーが切れそうだ。

 

あ~マイヨジョーヌが切れた~。

 

ウィルコ・ケルデルマンが集団を完全にちぎった。

 

ジェイ・ヒンドリーは一気に遅れていく。あ~、わずか一日でマイヨジョーヌを手放すことになってしまう。

 

ジュリオ・チッコーネも切れた!  総合3位から脱落となってしまう。

 

ウィルコ・ケルデルマンが引き終わって、セップ・クスが先頭に。

 

昨日と同じだ。

 

先頭は5人。

 

あっと、ヨナス・ヴィンゲゴーがアタック!

 

ここから行くのか?

 

セップ・クスは見えなくなった。

 

次々に逃げていたメンバーを抜いていく。もう、ヨナス・ヴィンゲゴーがバーチャルリーダーだ。

 

総合勢はボロボロだ。

 

タディ・ポガチャルがバーチャルで総合2位に。

 

残り350m。ワウト・ファンアールトは、ヨナス・ヴィンゲゴーが来たらアシストだ。

 

頂上手前で、トビアスハラン・ヨハンネンセンとルーベン・ゲレイロが激しく争うが、ゲレイロは肘を出してブロック!

 

これには、トビアスハラン・ヨハンネンセンもなんだよ~と抗議。

 

トゥールマレーは、Uno-X Pro Cycling Teamのトビアスハラン・ヨハンネンセンがトップ通過。

【追記】

ルーベン・ゲレイロは、不正なスプリントを行ったことにより、罰金500スイスフラン、山岳賞で5ポイントマイナスとなってしまった。

 

マイヨジョーヌグループは、2分35秒遅れで通過。すでに2分近くヨナス・ヴィンゲゴーから離されている。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、先頭まで36秒。後ろは、ニールソン・ポーレス。

 

頂上からゆっくり下っていたワウト・ファンアールトにヨナス・ヴィンゲゴーが追いつく。

 

先頭は4人。ただ、下りのスペシャリストのワウト・ファンアールトが追っているので追いつかれるだろう。しかし、計算していたかのようなタイミングでワウトがアシストとなった。

  1. ミハウ・クフィアトコフスキ INEOS Grenadiers
  2. ジェームス・ショー EF Education-EasyPost
  3. トビアスハラン・ヨハンネセン Uno-X Pro Cycling Team
  4.  ルーベン・ゲレイロ (Movistar Team)

 

モトバイクのメーターは95km/h。先頭まで12秒。もう追いつく。

 

ジェイ・ヒンドリーは2分8秒遅れ。これ以上遅れる訳にはいかない。

 

追走は7秒差で前が見えてきた。なんというスピード!

 

残り27.2kmで先頭に追いついた。

 

すぐにワウト・ファンアールトが先頭に。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーが先頭に。少しワウトを休ませる。

 

集団はBORA-hansgroheのエマヌエル・ブッフマンが引く。後ろはINEOS Grenadiersが固めている。

 

ワウト・ファンアールト、ヨナス・ヴィンゲゴー、タディ・ポガチャルの並びがどこまで続くのか。ワウトが外れた時が、2度目のゴング開始だ。

 

ミハウ・クフィアトコフスキは補給中。

 

ワウト・ファンアールトは、下りでは速すぎる。後ろのヨナス・ヴィンゲゴーが離れるほど。

 

エマヌエル・ブッフマンが、逃げていたヨナス・グレゴーを吸収。

 

残り17.9km。タイム差は2分30秒と広がる。

 

1級山岳 コトレ・カンバスク 16km・5.4%

ワウト・ファンアールト先頭で、最後の1級山岳に。0kmからアタックして逃げているのに、凄いパワーだ。

 

タイム差は2分52秒と広がる。INEOS Grenadiersも追走に手を貸さないのだろうか。

 

残り13.1km。勾配がそれほどきつくないので、40km/hの凄いペースであがっている。

 

勾配がきつくなり25km/hに。タディ・ポガチャルは、昨日よりも調子が上がっているようだ。

 

残り9.8km。2分38秒差に。

 

エガン・ベルナルがボトルをトム・ピドコックに渡す。

 

ベルナルが追走の先頭に。

 

しかし、ワウト・ファンアールトは超人的な働きをしている。

 

山岳賞トップを奪い返したニールソン・ポーレスが切れそう。

 

残り6.7km。タイム差は2分29秒に。ゴール前までワウトが引いたら凄いことだ。

 

残り5.2km。今度こそ、ニールソン・ポーレスが切れた。だが、すでに山岳賞を奪い返したので目標達成だ。

 

6%勾配を凄いスピードを維持して登り続ける。

 

ワウトの引きに、二人切れる。

 

ルーベン・ゲレイロとジェームス・ショーが切れた。

 

あっと、ワウトが引き終わったタイミングでヨナス・ヴィンゲゴーがアタック!

 

ワウト・ファンアールトは、フラフラで倒れそうになってファンに助けられている。ここまで出し切った。

 

タディ・ポガチャルは、しっかりとついている。

 

ミハウ・クフィアトコフスキが追いついてきた。

 

トビアスハラン・ヨハンネンセンは切れたが、ミハウ・クフィアトコフスキが張り付く。

 

あ~、ミハウ・クフィアトコフスキも切れてしまった。

 

残り3.7km。このままヨナス・ヴィンゲゴーが引き続けないといけない。

 

しかし、これはツールの第3週ではないのだけど、ここまで凄い勝負をするとは。

 

あっと、タディ・ポガチャルがアタックだ!

 

残り2.7kmでヨナス・ヴィンゲゴーを追い抜いた!

ヨナス・ヴィンゲゴーが一瞬遅れた。

 

タディ・ポガチャルは凄いスピードだ。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーが離された!

 

タディ・ポガチャルがヨナス・ヴィンゲゴーを6秒引き離す。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、どれだけタイム差をおさえられるか。

 

後方ではカルロス・ロドリゲスがアタックをかけている。

 

ジェイ・ヒンドリーと二人となった。

 

  

残り1.8km。タイム差は7秒。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、8秒離された。

 

残り1.5km。12秒引き離した。

 

残り1.3km。さらに13秒と開く。

 

残り581m。ステージ優勝は間違いない。あとはタイムだ。

 

タディ・ポガチャルがトップでゴールラインを越えた!

 

タディ・ポガチャルは万歳をするのかと思ったら。

 

ゴールを越えてから深々とお辞儀。これは新しいパターンだ。

 

もう出し切った感じの表情だ。あきらかに昨日のステージよりも調子を上げている。これで、総合2位に上がった。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、24秒遅れでゴール。それでも、マイヨジョーヌは手にいれた。

 

総合勢では、ジェイ・ヒンドリーが2分39秒遅れのステージ7位でゴール。INEOS Grenadiersのカルロス・ロドリゲスは、一気に総合5位まで上がってきた。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、第5ステージからマイヨジョーヌを獲得した。

これには、0kmからアタックをかけて飛びだしたスーパーライダー、ワウト・ファンアールトのアシストが大きい。前でワウトが逃げていたのは、ヨナスを引くための作戦だったけれど、ここまでワウトが引ける余力を残しているとは凄すぎる。昨日のステージの疲れはないのか?

これで、第5ステージでヨナス・ヴィンゲゴーが総合1位、タディ・ポガチャルが25秒差の総合2位となった。タディ・ポガチャルが更に調子を上げてくると、25秒のタイム差では全く安心できるタイム差ではない。

タディ・ポガチャルが沈んでツールは終わったかと思われたが、再びツールはオープンとなった。

 

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リザルト

タディ・ポガチャルのコメント

今日の目標は勝って時間を取り戻すことだった。昨日のヨナスのデモの後、もちろん少し心配していた。

彼らがトゥールマレーであんなに暴れたとき、こう思った、くそー、昨日とまったく同じことになるだろう。そうすれば荷物をまとめることもできただろう。

幸い今日は脚が良かったので、楽に追走できた。それから攻撃する適切な瞬間を待った。うまくいったのでとても安心した。

これでツールで10回目のステージ優勝です。行きます、マーク・カヴェンディシュ(笑)。

ステージ優勝をガールフレンド(ウルシガ・ジガード)に捧げたいと思う。昨日のジロでの転倒後、彼女はすでに帰宅していて、私にこれをやる力を与えてくれた。

昨日のハンマー打撃の後に解雇されるべきではないことをステージで証明しましたね。

最終戦まで大きな戦いになるだろう。

 

第6ステージリザルト

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 210
10″
3:54:27
2
 VINGEGAARD Jonas
Jumbo-Visma 150
6″
0:24
3
 JOHANNESSEN Tobias Halland 
Uno-X Pro Cycling Team 110
4″
1:22
4
 GUERREIRO Ruben 
Movistar Team 90   2:06
5
 SHAW James 
EF Education-EasyPost 70   2:15
6
 HINDLEY Jai
BORA – hansgrohe 55   2:39
7
 RODRÍGUEZ Carlos
INEOS Grenadiers 45   ,,
8
 YATES Simon
Team Jayco AlUla 40   ,,
9
 YATES Adam
UAE Team Emirates 35   3:11
10
 BARDET Romain
Team dsm – firmenich 30   3:12
11
 POWLESS Neilson 
EF Education-EasyPost 25   ,,
12
 PIDCOCK Thomas
INEOS Grenadiers 20   ,,
13
 GAUDU David
Groupama – FDJ 15   ,,
14
 KUSS Sepp
Jumbo-Visma 10   3:18
15
 GALL Felix
AG2R Citroën Team 5   3:22
16
 MEINTJES Louis
Intermarché – Circus – Wanty     3:25
17
 KWIATKOWSKI Michał 
INEOS Grenadiers     3:34
18
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team     3:41
19
 CRAS Steff
TotalEnergies     ,,
20
 PINOT Thibaut
Groupama – FDJ     ,,
21
 MARTIN Guillaume
Cofidis     ,,
22
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious     ,,
23
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious     ,,
24
 CHAMPOUSSIN Clément
Team Arkéa Samsic     4:26
25
 VAN AERT Wout 
Jumbo-Visma     5:39
26
 KELDERMAN Wilco
Jumbo-Visma     5:50
27
 CASTROVIEJO Jonathan
INEOS Grenadiers     ,,
28
 MAJKA Rafał
UAE Team Emirates     ,,
29
 DE LA CRUZ David
Astana Qazaqstan Team     ,,
30
 GROßSCHARTNER Felix
UAE Team Emirates     ,,

総合

総合3位だったLidl-Trekのジュリオ・チッコーネは19位と圏外に消えてしまった。総合勢は一日で大シャフルだ。

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 2 ▲1
 VINGEGAARD Jonas
Jumbo-Visma 25
11″
26:10:44
2 6 ▲4
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates  
26″
0:25
3 1 ▼2
 HINDLEY Jai
BORA – hansgrohe  
18″
1:34
4 7 ▲3
 YATES Simon
Team Jayco AlUla  
8″
3:14
5 9 ▲4
 RODRÍGUEZ Carlos
INEOS Grenadiers     3:30
6 5 ▼1
 YATES Adam
UAE Team Emirates  
10″
3:40
7 10 ▲3
 GAUDU David
Groupama – FDJ     4:03
8 12 ▲4
 BARDET Romain
Team dsm – firmenich     4:43
9 13 ▲4
 PIDCOCK Thomas
INEOS Grenadiers     ,,
10 16 ▲6
 KUSS Sepp
Jumbo-Visma     5:28
11 14 ▲3
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious     5:49
12 17 ▲5
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team     6:10
13 18 ▲5
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious     ,,
14 19 ▲5
 CRAS Steff
TotalEnergies     ,,
15 4 ▼11
 BUCHMANN Emanuel
BORA – hansgrohe     6:32
16 22 ▲6
 MEINTJES Louis
Intermarché – Circus – Wanty     6:52
17 21 ▲4
 MARTIN Guillaume
Cofidis     7:08
18 23 ▲5
 PINOT Thibaut
Groupama – FDJ     7:16
19 15 ▼4
 KELDERMAN Wilco
Jumbo-Visma     7:58
20 29 ▲9
 GALL Felix
AG2R Citroën Team  
9″
8:19
21 8 ▼13
 SKJELMOSE Mattias
Lidl – Trek     8:47
22 3 ▼19
 CICCONE Giulio
Lidl – Trek  
8″
10:44
23 31 ▲8
 CASTROVIEJO Jonathan
INEOS Grenadiers     11:56
24 20 ▼4
 BERNAL Egan
INEOS Grenadiers     12:43
25 33 ▲8
 VAN AERT Wout
Jumbo-Visma  
6″
13:00
26 35 ▲9
 HARPER Chris
Team Jayco AlUla     14:45
27 30 ▲3
 ALAPHILIPPE Julian
Soudal – Quick Step     14:51
28 24 ▼4
 MADOUAS Valentin
Groupama – FDJ     15:16
29 36 ▲7
 MAJKA Rafał
UAE Team Emirates     19:42
30 41 ▲11
 GUERREIRO Ruben
Movistar Team     20:03

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Deceuninck 150
2 2
 COQUARD Bryan
Cofidis 104
3 5 ▲2
 VAN AERT Wout
Jumbo-Visma 92
4 3 ▼1
 LAFAY Victor
Cofidis 80
5 4 ▼1
 PEDERSEN Mads
Lidl – Trek 76
6 6
 EWAN Caleb
Lotto Dstny 73
7 8 ▲1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 70
8 7 ▼1
 CAVENDISH Mark
Astana Qazaqstan Team 62
9 10 ▲1
 HINDLEY Jai
BORA – hansgrohe 51
10 12 ▲2
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost 45

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 4 ▲3
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost 36
2 1 ▼1
 GALL Felix
AG2R Citroën Team 28
3  
 GUERREIRO Ruben
Movistar Team 27
4  
 JOHANNESSEN Tobias Halland
Uno-X Pro Cycling Team 26
5 8 ▲3
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 19
6 3 ▼3
 HINDLEY Jai
BORA – hansgrohe 19
7 2 ▼5
 CICCONE Giulio
Lidl – Trek 19
8 9 ▲1
 VINGEGAARD Jonas
Jumbo-Visma 18
9 21 ▲12
 VAN AERT Wout
Jumbo-Visma 15
10 5 ▼5
 MARTÍNEZ Daniel Felipe
INEOS Grenadiers 15

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 26:11:09
2 3 ▲1
 RODRÍGUEZ Carlos
INEOS Grenadiers 3:05
3 4 ▲1
 PIDCOCK Thomas
INEOS Grenadiers 4:18
4 5 ▲1
 GALL Felix
AG2R Citroën Team 7:54
5 2 ▼3
 SKJELMOSE Mattias
Lidl – Trek 8:22
6 8 ▲2
 JOHANNESSEN Tobias Halland
Uno-X Pro Cycling Team 21:16
7 13 ▲6
 CHAMPOUSSIN Clément
Team Arkéa Samsic 39:09
8 6 ▼2
 DINHAM Matthew
Team dsm – firmenich 40:18
9 7 ▼2
 BURGAUDEAU Mathieu
TotalEnergies 42:44
10 12 ▲2
 LOUVEL Matis
Team Arkéa Samsic 44:45
こちらはハイライト動画

 

コメント

  1. 毎日読者K より:

    ワウトがすごすぎましたね~

    クスもジロ山岳からツール山岳まで素晴らしすぎます。

    ちょっとユンボが攻めすぎてませんか。

    4賞ジャージ着用者の紹介のところ、ポガチャルのチーム名がユンボになってますよ。

    • ちゃん より:

      ワウトは足でメディアを黙らせたと言った感じですかね。昨年もグリーンジャージでスタートから爆発してましたけど、昨日はちょっと神がかってました。

      Jumbo-Vismaは、どう考えても第3週までにタイム差を稼いでおきたいのでしょう。次は第9ステージのピュイドームが楽しみ。ジャージ紹介は第2ステージくらいから間違ってました。訂正しときました。敵チームに移籍してはいけませんね。

  2. 毎日読者K より:

    超級山岳先頭通過あらそいで、

    ルーベン・ゲレイロ (Movistar Team)がかなり斜行して
    トビアスハラン・ヨハンネセン Uno-X Pro Cycling Team

    を邪魔していました。
    私にはわざとっぽく見えました。

    落車していてはつまらないので、世界最高峰の舞台でフェアに戦ってもらいたいです。

    このシーンは、ルーベンゲレイロにおとがめ無しだったんですかね。
    なんらかのペナルティがあっても良かったように思います。ちゃんさんの感想を聞きたいです。

    • ちゃん より:

      ルーベン・ゲレイロは、2020ジロ・デ・イタリア山岳王。Movistar Teamは第1ステージでエンリク・マスがリタイヤしており、狙ってたんでしょうね。

      ただ、やっぱり罰金と山岳ポイントを5ポイント引かれてます。本文記事に追記しておきました。

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