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イツリア・バスクカントリー第3ステージ 山頂ゴールの凄まじい争いを制したライダーは?

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Photo credit: Paulo Etxeberria on Visualhunt
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第2ステージでは、タデイ・ポガチャルのアタックに、総合上位選手4人による抜け出しもみられた。

最終的には、捕まってしまったが今後のステージを占う上で、誰が調子が良いのかわかったステージでもあった。

昨日2級山岳で逃げていたのは

  1. プリモッシュ・ログリッチ(Team Jumbo-Visma) 総合1位
  2. ブランドン・マクナリティ(UAE-Team Emirates) 総合3位
  3. マキシミリアン・シャフマン(BORA – hansgrohe) 総合6位
  4. セルジオ・イギータ(EF Education – Nippo) 総合17位

調子の良さそうな彼らが、またも登りゴールのこのステージで活躍するのか?

更に、第2ステージで優勝したアレクサンデル・アランブル (Astana – Premier Tech)の走りにも注目しておきたい。

 

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第3ステージ アムリオ〜エルムアルデ 167.6㎞

第3ステージ photo itzulia.eus

 

スタートから登っていくコースで、逃げが間違いなく出来そうなコース。だが、ラスト20キロから始まる3つの登りで総合勢が動いてくるだろう。

2つ目の登りに最大勾配14%の勾配もある。距離は短いが総合勢がバラバラになるには十分だ。

最後の山頂フニッシュも3.1kmと距離は短いが平均勾配10.2%だ。しかも最大勾配は20%というから劇坂だ。

ただ、ゴール付近の勾配は少し緩くなるので遅れないようにしないといけない。

 

逃げは7人

photo Tiz-cyclingストリーミング 以下同様

 

逃げているメンバーは7人。クイックステップのミッケルフレーリク・ホノレも入っている。

  1. Mikkel Frølich Honoré(Deceuninck – Quick Step)
  2. Theo Delacroix(Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  3.  Felix Gall(Team DSM)
  4. Larry Warbasse (AG2R Citroën Team)
  5. Oier Lazkano (Caja Rural – Seguros RGA) 
  6. Daniel Navarro(Burgos-BH)
  7. Gotzon Martín (Euskaltel – Euskadi)

 

集団はEF Education – Nippoが引いている。残り69kmで5分38秒のタイム差。

 

残り29kmとなって、タイム差は1分57秒と少なくなってきた。どこまで逃げれるだろう。

 

逃げのメンバーは残り14.8kmで捕まってしまう。まだ、前に二人逃げているがタイム差はほとんどない。

 

こちらは先頭を走るOier Lazkano (Caja Rural – Seguros RGA) 。クイックステップのミッケルフレーリク・ホノレは捕まった。

 

最後から2番目の登りに集団が入る。2.5kmで平均勾配6.7%。最大勾配は14%ある。

 

 

最後まで逃げていたOier Lazkano (Caja Rural – Seguros RGA)も捕まってしまう。

 

頂上まで、1.5kmだが全く集団がばらける気配はない。

 

おっと、トレックのエースナンバーをつけているバウケ・モレマが遅れてしまう。あまり調子が良くないようだ。

 

最後の登りだ。最大勾配20%の部分がある厳しい登りだ。距離は3.1kmと短いが破壊力抜群だ。

 

ラスト4.5kmで5人が抜け出す。

 

おっと、ここでウィルコ・ケルデルマン(BORA – hansgrohe)とマイケル・ウッズ(Israel Start-Up Nation)の総合上位勢が落車してしまう。これは痛い。

 

セルジオ・イギータが先頭を引く。後ろはリチャル・カラパスだ。

 

タデイ・ポガチャルがセルジオ・イギータを捉えて先頭を引いている時に、リチャル・カラパスがアタック。

 

リチャル・カラパスが単独で逃げていたが、タデイ・ポガチャルがアタックをかけてカラパスを抜き去る。それに反応したのはプリモッシュ・ログリッチ。

二人が一時抜け出す。

 

だが、後続からアダム・イェーツにミケル・ランダ、マウリ・ファンセヴェナント(Deceuninck – Quick Step)、アレハンドロ・バルベルデも追いつく。

 

タデイ・ポガチャルが先頭を引くが、後方からダヴィ・ゴデュ(Groupama – FDJ)も追いついてきた。

 

 

ダヴィ・ゴデュはラスト900mでアタック。

 

  

だが、誰も逃がしてくれない。今度はプリモッシュ・ログリッチがスパートをかける。これに反応出来たのはタデイ・ポガチャルだけだ。

 

最後は、タデイ・ポガチャルがプリモッシュ・ログリッチをあきらめさせた。ステージ優勝はタデイ・ポガチャルだ。

プリモッシュ・ログリッチにしてみれば、2位でゴールすればボーナスタイムもあるので問題はない。

3位には、アレハンドロ・バルベルデが入っている。

やはり、最後は二人の争いとなったか~と言った感じだ。しかし、あまりもに激しく目まぐるしい展開なので、追いきれない。

もう一度、ラスト3km当たりから見てみたい感じだ。ツール・ド・フランスの戦いもこんな感じになりそうだ。

 

こちらはラスト3kmからのフル動画
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リザルト

第3ステージリザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 50 50 4:04:50
2  ROGLIČ Primož Team Jumbo-Visma 20 30 ,,
3  VALVERDE Alejandro Movistar Team 8 18 0:05
4  YATES Adam INEOS Grenadiers   13 ,,
5  LANDA Mikel Bahrain – Victorious   10 ,,
6  GAUDU David Groupama – FDJ   7 0:08
7  KNOX James Deceuninck – Quick Step   4 0:16
8  VINGEGAARD Jonas Team Jumbo-Visma   3 ,,
9  VANSEVENANT Mauri Deceuninck – Quick Step   2 ,,
10  MCNULTY Brandon UAE-Team Emirates   1 0:18

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1  ROGLIČ Primož Team Jumbo-Visma 8 8:07:48
2 4 ▲2  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates   0:20
3 3  MCNULTY Brandon UAE-Team Emirates   0:30
4 5 ▲1  YATES Adam INEOS Grenadiers   0:39
5 13 ▲8  VALVERDE Alejandro Movistar Team   0:50
6 7 ▲1  VINGEGAARD Jonas Team Jumbo-Visma   0:54
7 15 ▲8  LANDA Mikel Bahrain – Victorious   1:00
8 10 ▲2  BILBAO Pello Bahrain – Victorious   1:08
9 6 ▼3  SCHACHMANN Maximilian BORA – hansgrohe   1:09
10 14 ▲4  VANSEVENANT Mauri Deceuninck – Quick Step   ,,

タデイ・ポガチャルが総合2位に浮上。タイム差は20秒。ボーナスタイムだけでは逆転は難しい。

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  ROGLIČ Primož Team Jumbo-Visma 55
2 3 ▲1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 53
3 2 ▼1  ARANBURU Alex Astana – Premier Tech 32
4 12 ▲8  YATES Adam INEOS Grenadiers 27
5 4 ▼1  MCNULTY Brandon UAE-Team Emirates 26
6 7 ▲1  VINGEGAARD Jonas Team Jumbo-Visma 24
7 10 ▲3  GAUDU David Groupama – FDJ 24
8 18 ▲10  VALVERDE Alejandro Movistar Team 22
9 15 ▲6  LANDA Mikel Bahrain – Victorious 20
10 5 ▼5  FRAILE Omar Astana – Premier Tech 20

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 5 ▲4  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 13
2 2  HERMANS Quinten Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 12
3 3  ROGLIČ Primož Team Jumbo-Visma 12
4 1 ▼3  SCHACHMANN Maximilian BORA – hansgrohe 6
5   ▼5  LAZKANO Oier Caja Rural – Seguros RGA 6
6 7 ▲1  YATES Adam INEOS Grenadiers 6
7   ▼7  VALVERDE Alejandro Movistar Team 6
8   ▼8  VERONA Carlos Movistar Team 4
9 4 ▼5  IRISARRI Jon Caja Rural – Seguros RGA 4
10 6 ▼4  MCNULTY Brandon UAE-Team Emirates 2

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 2 ▲1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 8:08:08
2 1 ▼1  MCNULTY Brandon UAE-Team Emirates 0:10
3 3  VINGEGAARD Jonas Team Jumbo-Visma 0:34
4 4  VANSEVENANT Mauri Deceuninck – Quick Step 0:49
5 5  HIGUITA Sergio EF Education – Nippo 0:59
6 7 ▲1  GAUDU David Groupama – FDJ 1:09
7 6 ▼1  VAN WILDER Ilan Team DSM 1:15
8 15 ▲7  MÄDER Gino Bahrain – Victorious 3:21
9 12 ▲3  DONOVAN Mark Team DSM 3:34
10 14 ▲4  DUNBAR Eddie INEOS Grenadiers 5:09

※ハイライト動画はのちほど追加予定

 

 

 

 

 

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