何故優勝の可能性のあるワウト・ファンアールトはミラノ～サンレモに出ないのか?

海外情報

2025.03.18

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2025年の最初のモニュメントであるミラノ～サンレモが迫っている。

昨年に続き、Team Visma | Lease a Bikeのスタートリストにはワウト・ファンアールトの名前がない。

不思議で仕方がないのは私だけか。

実績十二分なのに

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上記のInstagramの通り、ワウト・ファンアールトはティシュ・ベノート、ウイルコ・ケルデルマンと共に高地トレーニング中。

これはわかっていることだけど、各選手をブロック分けして順番に高地トレーニングに向かわせている。

だが、ワウト・ファンアールトも今の時期にすることはないのでは。過去のワウト・ファンアールトの実績をみると

初出場の2019年はスプリントでジュリアン・アラフリップが優勝。2020年には逃げ切りでワウト・ファンアールトが勝利。

2021年はわずかなリードでジャスパー・ストゥイヴェンが優勝。2022年はマテイ・モホリッチが独走勝利。2023年はマチュー・ファンデルプールが独走勝利。

2024年はジャスパー・フィリップセンがスプリントで勝利している。

レースがどんな展開になろうとワウト・ファンアールトは8位以下はない。8位でも125UCIポイントもある。1クラスのレースで優勝するほどのポイントが獲得できるのだ。

ワウト・ファンアールトの場合、この後のフランドルクラシックでの勝利が欲しいのはわかるけれど勿体ない気がする。

高地トレーニングの効果、コントール可能な刺激の入れ方などこの後のレースに必要なのはわかるけれども～。

現在わかっているメンバー構成は

エースはアッティラ・ヴァルテルか。このメンバーで過去にミラノ～サンレモでトップ10にはいったメンバーはいないのでは。

クリストフ・ラポルトも病気のためにミラノ～サンレモが今シーズンの初レースとなる。さすがにベストのコンデションではないだろう。

タデイ・ポガチャル、マチュー・ファンデルプールがいるレースですんなりと小集団のスプリントとなるとは思えない。

たとえそうなってもオラフ・コーイがポッジョからの下りで前に追い付くのは無理だろう。

モニュメントで確実に上位に入れるワウト・ファンアールトがいないのライバルにとっては好都合だろう。