ジロ・デ・イタリア第3ステージでは、逃げのメンバーが最後までゴールした。
これは、ゲラント・トーマスとサイモン・イェーツが遅れて、集団をまとめるチームがいなかったことも関係している。
2位となったのは、Vini Zabù-KTMのベテランライダー、ジョヴァンニ・ヴィスコンティ。
問題は、ゴール手前でジョヴァンニ・ヴィスコンティとジョタンクレベル・カイセドと二人になっていた時のこと。
ゴール手前の出来事
— Cycling out of context (@OutOfCycling) October 5, 2020
映像は、ゴール手前9.8kmでのシーン。私も見てたのですが解説が英語なので何で怒っているのかわからなかった。
最初は、ジョヴァンニ・ヴィスコンティがボトルを要らないと断ったから怒っていたのかと思っていたのですけど(^^;
原因は、10km以内では補給してはいけないルールがある為。Vini Zabù-KTMのサポートカーは、ちぎれた逃げのメンバーと、サポートカーが邪魔をして中々前にあがれなかった。
レース陪審員が追い抜きを許してくれなかったからだ。
ようやく追いついたのだけど、ゴール手前10kmを切ってしまっていた。渡したかったのに渡せないため、怒りのためにボトルを道路にぶちまけてしまった。
ツール・ド・フランスでは第5ステージでジュリアン・アラフィリップがゴール手前17kmでボトルを貰い、罰金とタイムペナルティ20秒となった事件もあった。
今回の場合には、山岳だったのでラスト10kmからの補給は禁止だった訳だ。
ジョヴァンニ・ヴィスコンティが優勝すれば、少しは怒りがおさまったかもしれないけど、カウンターアタックを受けて引き離されてしまいましたからね。
Vini Zabù-KTMのスポーツディレクターは、補給は渡せないないし、罰金も支払わされるという2重の苦しみを味わうことに。勝てなかったから3重か?
人間怒っちゃあ、いけませんね!
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