ロンド・ファン・フラーンデレンの女子エリートで不思議な光景が。
ゴールは4人のスプリントを世界ロード王者のロッテ・コペッキーが制した。
だが、その後、集団の先頭でまた世界王者のアルカンシェルジャージを着た選手がゴールしたのだ。
誰もが目を疑う瞬間だった。これが話題となっていたけれど、謎は簡単に解けている。
モーリシャス王者のキンバリー・ピーナー
‘Tweede wereldkampioene’ zorgt voor verwarring in Ronde van Vlaanderen https://t.co/sB6DLgyMQd
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— WielerFlits.nl (@WielerFlits) April 8, 2025
5位でゴールしたAG Insurance – Soudal Teamのキンバリー・ピーナーは、2024 モーリシャスロード王者。
そのためモーリシャスのナショナルチャンピオンジャージを着用してロードレースを走っている。
上記の画像のように世界王者のアルカンシェルと良くにている。よく見ると虹のストライプの順番が違うのとモーリシャスジャージには黒がない。
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キンバリー・ピーナーがジャージについてコメントしている。
「UCIは私のウェアを承認している。 だから、ちょっと世界チャンピオンに見えるのは仕方がない。 一色足りないけど(笑)。 私たちの旗には黒い縁取りがないし、順番も違うのよ。
ヨーロッパで自分の国旗と国を代表することは、私にとって重要なこと。私たちはとても小さな国です。
今でも、『モーリシャスってどこにあるの? 』と聞かれることがある。 地図を見ても、かなり拡大しなければならない。 私はそれを変えたい。
母国からの支援は大きい。 彼らに誇りを持たせ、ワールドツアー、世界の舞台でその国旗を示すことは、私にとって本当に価値のあることなんだ。」
キンバリー・ピーナーは、3度のモーリシャスロード王者、今年は好調でUAEツアー総合3位、ストラーデビアンケでも5位となっている。
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