シマノは、タイヤやディスクブレーキパッドなど、自転車の定期的に交換される部品を交換する必要があるときにユーザーに通知できるアプリの特許を申請した。
公開されたシマノの特許(US 11526699 B2)は、自転車の部品の摩耗の程度についてユーザーにアドバイスを与える検出装置、検出方法、生成方法、およびコンピューター読み取り可能な記憶媒体の概要を示している。
摩耗しているパーツを、アプリが交換時期を教えてくれるのは有難いことだ。どんなアプリなのだろうか?
シマノの特許内容
アプリのイメージとしたら、上記のAnylineが開発したタイヤトレッドスキャナーのような感じとなるはずだ。
シマノのアプリも、スマートフォンで読み取って知らせてくれるようになるのでは。
22ページの特許文書の中で、シマノはユーザーが自転車の摩耗部分に関連する情報をより簡単に入手できるようにする手段を提供する必要があると述べている。
ユーザーの判断とタイヤの摩耗インジケーターを通知し、それを超えるソリューションとしてアプリが提案されている。
発明の目的は、ユーザーが自転車の摩耗の程度に関する情報を容易に取得できるようにする検出装置、検出方法、生成方法、およびコンピューター読み取り可能な記憶媒体を提供することだと特許は述べている。
具体的に検出しようとしている摩耗箇所は
- ブレーキパッド
- ディスクブレーキローター
- タイヤの摩耗
- チェーンの摩耗
- ワイヤーの延長
自動車と比べると、パーツ自体が小さいので、どこまで正確に測定できるのか少し疑問に思う。ただ、ワイヤーなど普段気にしないパーツの交換時期など具体的にわかると助かる。
なんでもない時に、ブレーキワイヤーが切れたら帰れなくなるし。
これまでは、乗った距離や、オフシーズンになったから変えようなどと、適当に変えていたものが何ミリ伸びたから交換しなさいとか具体的に言われたら納得するというものだ。
いつ頃、出来るのかはわからないけど、出来たら是非使ってアプリとなりそうだ。
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