第7ステージのクイーンステージで、レムコ・エヴェネプールは、チームメイトの懸命な引きから、アタックを繰り出したが、ゴールまで独走で走り切ることはできなかった。
逆に、総合で遅れているBORA – hansgroheのアレクサンドル・ウラソフのアタックを許してしまう。レムコが追えば、みんながついてくるし、プリモッシュ・ログリッチも後ろにいる。
BORA – hansgroheにとって、最後にエース格の二人がいたのは好都合だった。レムコ・エヴェネプールは、ゴールでは2位となり、ボーナスタイムもあり総合ではブランドン・マクナリティまで、36秒と迫った。
27秒もタイム短縮したが、まだトップまでは遠い。レムコ・エヴェネプールは、最終ステージのゴール後にリーダージャージを着用しているライダーを予想している。
レムコの予想
🔥 La bataille n’est pas terminée. À demain !
🔥 It’s not over yet. See you tomorrow!#ParisNice pic.twitter.com/tC9O609ZI2
— Paris-Nice (@ParisNice) March 9, 2024
レース後のインタビューに続いて、レムコはHet Nieuwsbladの取材に応じている。
アレクサンドル・ウラソフが逃げ切ったのは、どこか論理的だった。彼はすでに総合でかなり遅れをとっていた。もちろん、私自身がステージ優勝したかったけどね。
でも、今日も自分は大丈夫だと証明できた。チームもそうだった。ウラソフは絶望を乗り越えて逃げ切ることができた。
上りは全員を引き離すほどタフではなかった。2度のアタックは時速35〜40キロで行われた。だから、ヨルゲンソンやログリッチのような強力なクラス分けライダーを引き離すのは難しかったんだ。
最終ステージでは、ヨルゲンソンを引き離すことを考えてますか?
自分にとって、彼は総合優勝候補の筆頭だ。彼はこれまで弱点をほとんど見せていない。彼を振り落とすのは容易ではない。特に、彼らは常に自分たちを追い込もうとしている。しかし、それは彼らの権利だ。
彼は昨年ここで4位だったし、私よりも最終ステージをよく知っている。しかし、すべてはまだ可能であり、脚が語ると思う。最後の登りは確かにあと30分で追い出すのに十分な厳しいものだ。3時間半の戦闘になるだろう。
レムコ・エヴェネプールは、Movistar Teamから今年Team Visma | Lease a Bikeに移籍したマッテオ・ヨルゲルソンが総合優勝の筆頭だと考えている。
マッテオ・ヨルゲルソンには、ウィルコ・ケルデルマンとクーン・ボウマンのアシストがある。
現在、総合トップのブランドン・マクナリティとマッテオ・ヨルゲルソンのタイム差は、4秒。わずかな差だ。マッテオ・ヨルゲルソンが逆転できる可能性はとても高いと言える。
その前に、レムコ・エヴェネプールは総合優勝に関係なく、ジュニアのようなレースを展開するかもしれない。本能のままに攻撃する姿を期待したい。
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