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Wilierからグラベルレースの未来を切り開くRave SLR ID2

機材情報
Photo credit: Glory Cycles on VisualHunt.com
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Wilierから、スピード、多用途性、オフロード性能に重点を置き、グラベル・レーシングの新次元を示すと主張するRave SLR ID2が登場。

綿密に設計されたイタリアのRave SLR ID2は、確かに従来の常識を覆すものだ。

 

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Rave SLR ID2

 

伝説的なイタリアの自転車メーカー、Wilier Triestinaが、最高レベルの競争を望む人たちのために作られたグラベル・レースバイクRave SLR ID2を正式に発表した。

Rave SLR ID2は、前モデルと比較して、タイヤクリアランスを52mmまで拡大し、空気抵抗を8.9%低減、1xドライブトレイン専用セットアップを採用するなど、いくつかの重要なアップデートが施されている。

Wilierによれば、最新モデルは2021年発売の先代モデルからインスピレーションを得ており、ハイエンドのSLRカーボンフレーム構造はそのままとなっている

レースフレームセットはFilanteSLRおよびFilanteSLRと同じ構造を使用しており、軽量で反応性の高く、カーボンファイバーと液晶ポリマーを混合している。

純粋なグラベル・レーシング・パフォーマンスに焦点を当て、さらに速くなるように再構築されているという。

 

 
 
 
 
 
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Rave SLR ID2の最も注目すべきアップデートのひとつは、タイヤクリアランスの拡大で、タイヤとフレームの間に6mmのスペースを確保したまま、最大52mm幅まで対応できるようになった。 これは前モデルの42mmから大幅に拡大されている。

最近の研究では、幅の広いタイヤはコンタクトパッチを増やし、振動の自然減衰に影響するため、エネルギーロスを減らすことが分かっている。

低い空気圧と大きな断面積の複合効果によって、タイヤはよりよく “転がる “ようになり、全体的なパフォーマンスが向上し、その結果スピードが向上する。

数ヶ月にわたる風洞実験とシミュレーションの結果、新しいチューブ形状を考案し、前モデルよりも空気抵抗を8.9%削減した。

時速35kmの場合、これは5.3Wのパワーセーブに相当し、レース平均350ワットで70kmのライドをした場合、50秒以上の短縮になる。

このバイクの傑出したエアロダイナミクス機能には、ボトルを風から守るために広がったNACAプロファイルのダウンチューブ、大型タイヤに最適化されたワイドなステーを持つフォークデザイン、完全に統合されたケーブリングなどがある。

Barハンドルバーはモノコックカーボン製で、Filante Barと比べて形状が再設計され、重量は380gとなっている。

なお、フロントシングル専用となっており、フロントディレーラーはない。フレーム重量は990gとされており、SRAM Red XPLR 1×13 グループセットとMiche Graff Aero 48ホイールを搭載したフラッグシップビルドの総重量は8.10kgとされている。

詳しくは公式サイトを参考までに。

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