Pinarelloは長年、フラッグシップモデルであるDogmaシリーズでトップレースを席巻してきたが、現実のライド環境における快適性と実用性を求める声に応えるべく、エンデュランスカテゴリーの強化を進めてきた。
ハイエンドクラスである「Dogma X」の成功をベースに、より幅広い層に向けて開発されたのが今回の第2世代となる新型Xシリーズだ。
過酷なロングライドにおける身体への負担を軽減し、あらゆるサイクリストに最高レベルのライド体験を提供することが本モデル投入の最大の前提となっている。
Pinarello Xシリーズ
今回のモデルチェンジにおける最大のトピックは、実用面と快適性の大幅なアップデートにある。
Dogma Xが最大35mm幅のタイヤクリアランスであるのに対し、新しいXシリーズは最大40mm幅までのクリアランスへと拡張された。これにより、荒れたアスファルトやライトなグラベル区間への対応力が向上。
さらに、Dogma Xにはない独自機能として、ダウンチューブには新たにフレーム内蔵ストレージが搭載された。
このポートには専用のコンパクトなツールバッグが付属し、マルチツールやタイヤレバー、予備チューブなどをスマートに収納することが可能となっている。
Pinarello’s updated X-Series gets 40mm tire clearance, downtube storage, X-Stays 2.0, and builds from Shimano 105 to Dura-Ace.https://t.co/349RmI8fPR
— Bikerumor (@bikerumor) September 3, 2026
外観で最も目を引くのが、X-Stays 2.0だ。4点支持のダブルアーム式トップステーの三角形。
X-Stays 2.0は、縦方向に10mmのしなりを生み出して乗り心地を向上させる新しいアダプティブシートポストとなっている。
また、ケーブルの完全内装を実現する新しい楕円形のステアリングチューブにより、ねじれ剛性とハンドリングの安定性も高められた。
ラインナップはカーボン素材のグレードによって分けられている。
軽さと剛性を持つT900カーボンを採用した上位モデルから、よりしなやかで快適性に優れるT700カーボン、そして最も快適性を重視したT600カーボン採用のモデルまで、幅広いサイクリストのニーズと予算に応える展開となっている。
PinarelloのロードバイクとしてのDNAと洗練された外観を保持しつつ、長時間のサドルワークでも身体への負担を最小限に抑える、実戦的かつ洗練されたエンデュランスバイクとなっている。


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