SRAMは、Forceのアップデートを発表。
Forceは、フラッグシップモデルのRedのやや手頃な価格の2番目の層のワイヤレスロードグループセットとなる。
それに伴い、名前の変更もある。Forceの最新版は、以前のForce eTap AXS ではなく、Force AXS となる。SRAMは、「eTap」という名前は今後廃止されると述べている。
Force AXS
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新しいSRAM Force AXSを開発する際の目標は、価格を大幅に引き上げることなく、より高い品質のグループを作成することだった。
SRAM Force AXS HRD シフトブレーキシステム
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最大の技術的変更は、人間工学的に改善されたブレーキレバーにある。 たとえば、SRAM によると、ブレーキレバーとシフトレバーはやや細く短くなり、特に手の小さい人にとって握りやすくなっている。
シフトボタンも少し大きくなり、スプリントシフターやドロッパーポストなどのワイヤレスコントロールを最大6つまで接続可能。
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上部は以前よりも短くなり、ブレーキレバーはカーボンファイバー (SRAM Rivalはアルミ) になり、シフトパドルは滑りを防ぐためにテクスチャ加工されている。
SRAM Force クランクセット
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クランクセットの外観は大きく変わっている。最上位モデルのREDと同じようなデザインでシルバーの光沢がないだけだ。
クランクセットは、クランクアームスパイダーにボルトで固定された個別のチェーンリングの使用から、SRAM Red で使用されているようなワンピース ユニットへと移行している。
SRAMは、以前はRedレベルでのみ利用可能だった50/37T チェーンリングオプションも追加している。48/35Tおよび46/33Tオプションは引き続き利用可能。
SRAM Force AXS パワー メーター クランクセット
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SRAMは、Force AXSパワーメータークランクセットも提供する。
パワー メーターは、スピンドルではなくチェーンリングに統合されている。これは、Red eTap AXS 統合パワー メーターに似ているが、仕上げは黒色。
この設計により重量が抑えられ、左右のパワーバランスが得られると言われている。
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Force AXS が更新されたのは内部だけではない。グループセットには、SRAM自身がUnicorn Grayと呼んでいる色が与えられており、リア ディレイラーには真珠光沢のあるディテールが施されている。
重量
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新しい Force AXSグループセットのSRAM公式重量は次のとおり。
パーツ | 重さ |
---|---|
パワーメータークランクセット 48/35T (チェーンリングタイプ) | 752g |
パワーメータークランクセット 40T(スピンドルタイプ) | 647g |
シフトブレーキシステム(リア) | 413g |
シフトブレーキシステム(フロント) | 399g |
リアディレイラー (36T) | 303g |
XPLR リアディレイラー | 312g |
フロントディレイラー | 159g |
カセット(10-33T) | 272g |
XPLRカセット | 378g |
チェーン | 277g |
Rotor Paceline CL (ペア) | 32g |
SRAMによると、パワーメーターを含む 2x Force AXS グループセットの重量は、以前は2,990gだったが、現在は 2,896g。
パワーメーターを含む Force XPLR グループセットの重量は以前は、2,848gだったが2,747gになっている。
価格は、
- 2x パワーメーター付き: £2,228(約36万円)
- パワーメーター付き 2x WIDE ギア: £1,859(約30万円)
- 1x パワーメーター付き: £1,803(約29万円)
- 2x パワーメーターなし: £1,751(約28万円)
- 1x パワーメーターなし: £1,533(約25万円)
詳しくは、公式サイトを参考にしてください。
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