Merida新型グラベルバイクMissionが発売。
従来の「太いタイヤが正義」というグラベルバイクの潮流とは一線を画す、アグレッシブなレース志向のモデルとなっている。
これは、Meridaの既存ラインナップであるアドベンチャー志向の「Silex」と、エンデュランスロードの「Scultura Endurance GR」の中間を埋めることを目的として開発されている。
ロードバイクのように速く走れるグラベルバイクというコンセプトで設計され、欧州スタイルの高速グラベルレースや、舗装路と未舗装路が混在するマルチサーフェスでの走行に最適化されている。
UCIグラベル世界選手権でマテイ・モホリッチがこのバイクに乗り、銅メダルを獲得したことで、その実力は既に証明されている。
MERIDA Mission Gravel
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バイクパッキング志向ではないが、Missionはレーサーがレースで必要とする実用的な機能を備えている。
G.U.T. (Gear, Useful Things) システム:ダウンチューブに統合されたストレージコンパートメント。チューブや工具などの必需品を収納でき、重心を低く保ち、安定性に貢献。
UDH互換性:SRAMのUDH(ユニバーサルディレイラーハンガー)に対応しており、ドライブトレインの互換性が高く、将来的なMTBコンポーネントとの組み合わせも容易。
Disc Cooler(ディスククーラー):ブレーキキャリパー周辺の冷却を助け、長い下り坂でも安定したブレーキ性能を維持する。
MERIDA MISSIONには、4種類がラインナップ。
最上位モデルのMerida Mission 10Kは、SRAM Red Xplr AXSグループセット、パワーメーター付きクランクセット、Zipp 303 Xplr SWホイール、そしてMeridaの一体型コックピットを備え、ペダルなしで7.72kg。価格は8,400ユーロ(約148万円)。

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