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2025 ジロ・デ・イタリア第18ステージ フアン・アユソーは片目でスタートしてリタイヤ 衝撃の顔

海外情報
UnsplashJamie Streetが撮影した写真
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落車により不調に陥っていたUAE Team Emirates – XRGのフアン・アユソー。

第18ステージのニュートラルの時からチームカーと相談している姿があり、最初の登りから遅れていった。

さすがに片目では前も良く見えないだろう。あまりにも可哀そうなフアン・アユソーのリタイヤだった。

 

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泣き面に

 

第17ステージのモンティローロでフアン・アユソーは、ヘルメットの中に入った蜂に目の上を刺されてしまった。

チームはフアン・アユソーに第18ステージをスタートしないように勧めた。しかし、フアン・アユソーはチームのアシストをするために、自身が進んでレース続行を決めたのだ。

インタビューでサングラスをはずしたフアン・アユソーの顔は衝撃的だ。全く右目が開いていない。

 

フアン・アユソーのレース前コメント

ここ数日は大変だった。 昨日、蜂がヘルメットに飛び込んできた。右目が全く見えません。この動画が拡散されてしまうのは分かっているので、キャプションを付けてほしくないが、仕方ない。

チームドクターからは出走しない方が良いと言われたが、全力を尽くしてチームのために貢献したいと思っている。昨日は体調が悪く、全く力を発揮できなかった。今後数日で回復できればと思っている。

今日は何とか乗り切りたいと思っているが、必ず成功するとは約束できない。最初の数キロを走って、集団で走っても安全かどうか確認する。それから判断する。

ソーシャルメディアはあまり見ない。何をしても、いつも間違っているように思えるからだ。だから、自分の行動を自分で見つめて、自分で判断することを学んだ。

昨日のモルティローロでは、真っ先にチームを助けたのに、グルッペットで最初に脱落してしまった。本当に苦しんだ。今は何かがうまくいっていないが、チームを助けるためにここにいる。

だからこそ、私はまだここにいるんだ。あの蜂の怪我など、全てが私に不利に働いているが、自分自身に集中し、全力を尽くし続けている。

ジロのスタート前にステージを見て、モルティローロ越えのステージがあるのを見た時、まさか自分があそこまで走れるとは思っていなかった。先頭を走って優勝を狙っている姿を想像するんだ。でも昨日はただただ悲惨だった。

とにかく走り続けて、できるだけ早く終わらせたかった。だから、決して楽ではなかった。でも、それが私を強くしてくれたのかもしれない。だからこそ、走り続けたんだ。

 

チームのためにスタートはしたけれど、走れる状態ではなかった。何より片目では危険。

フアン・アユソーは、第7ステージでステージ優勝。総合2位に躍進。

 

だが、第9ステージのグラベル区間の落車で膝を縫うけがを負ってしまう。

 

それでも第15ステージまで総合3位で耐えていた。ここまで頑張ったのに、最後は蜂にさされてリタイヤとは、どこまでもついていないジロだった。

 

 

コメント

  1. べるげん より:

    うーむ、これは主催者側で出走NGにすべきだった気も。片目じゃ距離感つかめないですし、落車のきっかけになりかねないですからねぇ。

    • ちゃん より:

      たしかに、心意気はわかるけれども、高速で走るレースでは反対側が見えないとなると非常に危ないですよね。

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