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更にハングリーとなって帰ってくると誓うアイザック・デルトロ

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UnsplashBraden Collumが撮影した写真
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2025 ジロ・デ・イタリアが開幕する前に、このような総合順位になると誰が予想できただろか。

事実は小説よりも奇なりと言うけれど、21歳のメキシコ人であるアイザック・デルトロがUAE Team Emirates – XRGのエースとして最後まで戦うとは。

4強の一人プリモッシュ・ログリッチが落車により去り、誰が総合優勝するかわからないジロに。

こうして、アシストして経験を積むために出場したアイザック・デルトロがマリアローザを11日間着続けたのだ。

 

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更にハングリーに

 

アイザック・デルトロは、マリアローザを11日間着用。これは1940年のファウスト・コッピ以来、9日間以上マリアローザを着用した最年少ライダーとなっている。

メキシコ人がジロ・デ・イタリアで新人賞を獲得したのも史上初。アシストとして出場したのにこの快挙は特筆すべきものだ。

 

ジロ・デ・イタリアで2位に終わったが、もっと上を目指していたかもしれない。 第20ステージのフィネストレで勝てなかったについては不公平だと思ってますか?

不公平? おそらくね。 しかし、それがこのスポーツの残酷な本質なのだ。誰もが理屈を持っていて、何が起こったかについて意見する正当な理由を持っている。

しかし、あの位置にいるときは、素早く決断を下さなければならない。

21歳で、今のチームにいる以上、自分がやってきたことすべてに誇りを持たないといけないと思う。 僕はキャリアを通じてずっとレースに出続けてきた。

もちろん、最後にマリア・ローザを失ったのは悲しいけれど、すべてに誇りを持たなければならない。 この3週間よりも強く、スマートに戻ってくるためにハングリーになる。

チームとみんなはいつも僕のためにいてくれた。 自分にはできることがあると証明できたと思う。 ファンは、僕の国だけでなく、イタリアやラテンアメリカ中から集まってくれている。 信じられないよ。

 

このような事態を想定してましたか?

チームはこの瞬間のために準備してくれていたから、それほど驚かなかった。 もちろん、僕たちは皆、グランツールで勝ちたいと思っているし、ここまで近づいたことで、日々多くのことを学ぶことができた。

このジロ・デ・イタリアは、自分が十分に努力すれば大きなことを成し遂げられるという証明として、自分自身に言い聞かせるつもりだ。

もちろん、毎日ハードになるだろうけど、それを楽しみながら、常にそこにいるようにしたい。 とにかく楽しんで、できる限り努力し続けたい。

 

アイザック・デルトロはプロ2年目で非常に大きな経験をした。毎日のインタビューにドーピング検査。とても時間がかかりストレスとなる。

だが、これがアイザック・デルトロの未来なのだ。次のグランツールでは、エース待遇となるのかはわからない。チームにはタデイ・ポガチャルという巨人がいる。チームはじっくりと彼を育てるはずだ。

 

 

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